DD-WRTをインストールした Buffalo WHR-G301N で、WiMAX端末 URoad Aero の無線LANを拡張します。

WiMAXを使う
WHR-G301NをDD-WRT化する

・DD-WRTをインストールしたWHR-G301NのLAN端子と設定用PCをLANケーブルで接続します。
・設定用PCのIPアドレスを DHCP Client に設定します。

・設定用PCのWebブラウザから
　http://192.168.1.1
　をアクセスし、DD-WRTの管理画面を表示させます。

WHR-G301NのDD-WRTファイームウェアをアップグレードします。

(注)
DD-WRT v24-sp2 (03/25/13) std (SVN revision 21061)では仮想無線LANの機能が動作しませんでした。

・WHR-G301NのDD-WRTファイームウェアをダウンロードします。
http://www.dd-wrt.com/dd-wrtv2/downloads/others/eko/BrainSlayer-V24-preSP2/2013/12-24-2013-r23204/buffalo_whr_g300nv2/whr-g300nv2-firmware-MULTI.bin

・Webブラウザで 192.168.1.1 にアクセスします。
・管理 → ファームウェア更新 をクリックします。
・Firmware Management画面で、
　After flashing, reset to → Don't reset
　Please select a file to upgrade → whr-g300nv2-firmware-MULTI.bin
・更新の実行ボタンをクリックします。

アップグレードが終了すると、
　Upgrade Successful
が表示されます。

DD-WRTの設定パラメータを工場出荷時の状態に戻します。

・Webブラウザで 192.168.1.1 にアクセスします。
・管理 → 設定初期化 をクリックします。
・工場出荷時に設定パラメータを戻す はい にチェックを入れます。

・設定ボタンをクリックします。

管理画面の日本語化を行います。

・Administration → Management をクリックします。
・Language SelectionのLanguageをJapaneseにします。
・Apply Settings をクリックします。

(注)
DD-WRTの本バージョン v24-sp2 (12/24/13) std (SVN revision 23204) の日本語化は完全ではないようです。

基本設定を行います。

基本 → 基本 を選択します。

インターネット接続

・インターネット接続方法 で DHCP (IP自動取得) を選択します。

ネットワーク設定 - LAN側接続

本ルータ(WHR-G301N)のIPアドレスを設定します。

・IPアドレス　192.168.101.1
・サブネットマスク　255.255.255.0
・ゲートウェイ　0.0.0.0
・LAN側DNS　0.0.0.0

ネットワーク設定 - DHCP

DHCPサーバの設定を行います。

・LAN側DHCP　DHCPサーバー
・DHCPサーバー　有効
・割り当て開始アドレス　192.168.101.100
・最大DHCP割り当てアドレス　50
・リース時間　1440 （分）
・DNSサーバー 1 192.168.101.1

・IPアドレスの割り当てにDNSMasqを使用　チェック
・DNSの割り当てに DNSMasq を使用　チェック
・DHCP-Authoritative　チェック

時刻設定

NTPクライアントの設定を行います。

・NTP クライアント　有効
・タイムゾーン　UTC+09.00
・サマータイム設定 (DST)　なし
・サーバIP　ntp1.jst.mfeed.ad.jp

パラメータの保存と設定

・設定ボタンをクリックします。

ルータのIPアドレスを http://192.168.1.1 から http://192.168.101.1 に変更しました。

・設定用PCのWebブラウザから
　http://192.168.101.1
　をアクセスし、
　DD-WRTの管理画面を表示させます。

無線LANの基本設定を行います。

・無線LAN → 基本 を選択します。

物理インターフェース ath0

・Wireless Mode　Client
・Wireless Network Mode　Mixed
・Wireless Network Name (SSID)　<URoad AeroのSSID>

・Advanced Settings チェックを外したままにします。

・設定ボタンをクリックします。

無線LANのセキュリティ方式を設定します。

・無線LAN → 無線LANセキュリティ を選択します。

物理インターフェース ath0 のセキュイティを設定します。
・Security Mode　WPA Personal　
・WPA Algorithms　TKIP+AES　
・WPA Shared Key　<URoad Aeroのキー>

・設定ボタンをクリックします。

無線LAN仮想インターフェースの設定を行います。

・無線LAN → 基本 を選択します。
・Virtual Interfacesで、追加ボタンをクリックします。

仮想インターフェース ath0.1

・Wireless Mode　AP
・Wireless Network Name (SSID)　<Wi-FiのSSID> (dd-wrt_vap)

・Wireless SSID Broadcast 必要に応じて 有効/無効 を指定します。
・Advanced Settings チェックを外したままにします。

・設定ボタンをクリックします。

無線LAN仮想インターフェースのセキュリティ設定

無線LAN仮想インターフェースのセキュリティ方式を設定します。

・無線LAN → 無線LANセキュリティ を選択します。

仮想インターフェース ath0.1 のセキュリティを設定します。

・Security Mode　WPA2 Personal　
・WPA Algorithms　TKIP+AES　
・WPA Shared Key　<Wi-FiのSSID>

・設定ボタンをクリックします。

2014.02.03