2009年 11月15日 宮城県・渡波
全日本カレイでの渡波チャレンジもついに10回目。ここ数年は直前まで何処に入るのか迷っていたが、今年は早々に入釣場所を決め、その前提で準備も進めていた。幸いにして出発クジが4番だったこともあり無事にポイントを確保。しかしながら普段は静かな渡波港内は外洋からのウネリが入り荒れ模様。しかも下げ真っ最中の潮流はいつもにまして激しく、根掛かり連発で手が出せない状態。午前9時頃に訪れるはずの干底の潮どまりに期待しつつ時間をやり過ごす。地元キャスターと談笑しながら竿を見ていると糸の張り具合に変化が。時間的には少し早いがひょっとして潮が緩んだのかもと3本の竿を内側に集結させ、遠投を開始。やがて潮が完全に止まったのか、糸がだらんと垂れ下がり風になびくようになった。次に潮が動く瞬間が大きなチャンスになる。エサを新しいもの取り替えるため、風で糸ふけができた竿を手に取り巻き始める。オモリの重みを感じた時に、竿先に違和感が。念のため一発アワセを入れておく。そのまま巻き続けていると突然、締め込む感触が伝わってきた。そして・・・ついにその瞬間はやってきた。