◆BSEで禁止カナダ産子牛 米が輸入解禁へ 日本、米産肉と混入懸念
米農務省はBSE発生を理由に禁じてきたカナダ産子牛の輸入を来年早々にも解禁する意向を表明。解禁後には、カナダ生まれの牛の肉が米国生まれの牛の肉と一緒に日本に輸入される可能性が出てくる。日本政府は米国に混入防止策を求めると見られるが、米畜産農家に負担を強いることになるため、米政府の反発は必至で、交渉はもつれる公算が大。
◆BSE9頭目確認 21ヵ月齢の若いホルスタイン雄
厚労省専門家会議は、広島県で解体された雄の食用牛を感染初期のBSEと判定。国内9頭目で、これまでで最も若い。01年10月に肉骨粉が全面禁止された後に生まれた牛で従来型のBSEが確認されたのは初めてで、感染ルートの解明が今後の課題となる。
◆化学物質「安全性評価、企業の義務」EU規制 最終案 約3万種類が対象に
◆温暖化ガス 米排出量10.9%増 90年比 昨年2年ぶり増加
◆アフリカ 2025年5億人が水不足 食料援助への依存いっそう強まる 専門家が警告
◆減農薬・減肥料…負担軽く 環境派農家に補助金農水省方針
◆農家所得「5年前より減」半数 農水省が意識調査販売金額多いほど実感
◆加工食品の原産地表示 豆腐・緑茶にも拡大 農水省、2005年度にも義務づけ
新たに対象となるのは、豆腐などのほか、緑茶、緑茶飲料、野菜飲料、もち、こんにゃく、餡の9品目。乾燥品や塩漬け品など4分野も対象に含める。
◆農業株式会社に出資 カゴメ、千葉・広島の2社に
◆11%強世帯「飢え」に直面 食事を抜く子ども56万人 アメリカ ブッシュ政権下2年連続増加