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2010年9月4日記
夏の超肉食系
８月後半から猛暑となり，９月に入っても勢いは衰えていない。
昼に炎天下を歩いているときは，冷やし中華が食べたいと思ったりする。しかし，いざ店に入ると，冷房がギンギンに効いていて，冷たいものを食べたいという気持ちが失せてしまうことが多い。冷やし中華ならまだしも，たっぷりの冷たいスープに入った冷やしラーメンとか宮崎風の冷や汁ご飯などは，たぶんもてあましてしまうだろう。などと考えてしまって，自分でも意外だが，ここ２，３年，冷やし中華も冷やしラーメン（前は喜多方ラーメンの店によくあった）も食べていない。
かと思うと，靖国通りの「味噌や」のように，真夏でも熱いラーメンのみの店もあり，またそこに行列する人もけっこういる。少し前に，中年より若者の方が飲食店の行列に並ぶことを苦にしない，という調査結果が出ていたが，見た印象では神保町でもこれはあてはまっているようだ。
７月号に書いた「卸）神保町食肉センター」に，８月になってから，たまたま行列がなかったので入った。神保町交差点から白山通りを行った左側，２本目の角のところ（神保町2-16）で，６月初めの開店だった。１階にはカウンターとテーブル，２階もある。通りかかったときに見ているといつも外で待っている人がいて，どうやら肉食系も健在である。意外と女性も入っている。
ランチは焼肉食べ放題 850円の一本勝負で，肉の種類は「塩」「みそ」「たれ」「レバ」「ハツ」の５種。ただし，最初に「初期状態」として，Ａセット：「塩」と「みそ」，Ｂセット：「みそ」と「たれ」，Ｃセット：「レバ」と「ハツ」のどれかを選択し，あとは５種の中から自由に選んで追加するという仕組みだった。ご飯，スープのほかにオニオンスライスが付いている。私はＡセットを食べたあと，３種類の味を試してみないとということで「たれ」を１つ追加した。もう少し食べることはできたが，中高年としてはこれぐらいでもよい。「塩」「みそ」「たれ」はよくわからない肉のミックスだということはあるが，味は悪くないし，当然コストパフォーマンスは非常によい。
そのちょうど裏の道の「もちぶたや」の隣にある「福の木」（神保町2-20）は，前からある店だが，８月９日から昼食を始めた。
<特上旬鮮魚の>日替り海鮮丼 950円／<炭焼大山地鶏>半熟とろとろ親子丼 800円／<田舎風>和牛ステーキ丼 900円／日替り定食（この日は焼き魚と刺身） 800円，ほかにチキンカツカレーが「今日だけ600円」というメニューで，ご飯大盛り・お代わり無料，丼ものは豆腐サラダ，吸い物，香の物つき。
食べたのは和風ステーキ丼で，肉は厚さ7～12mmで丼の中央部をきちんと覆う大きさがあり，みそだれ（これが「田舎風」ということだろう）がかかっていた（みそだれはさらに別皿で添付）。丼にはほかにピーマン素揚げ２個，もやし，白髪ネギが載り，豆腐サラダは直径15cmの皿の立派なもので，非常に満足の内容だった。ありがたいことではあるが，こんなに張り切って大丈夫かしらん。
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すずらん通りのドトールの脇を入って左側の次の角，地味な「つねか」の建物がピンク色に変身し，７月上旬に「CRAS」というイタリア居酒屋として開店した（神保町1-25）。ヱビス生，ヱビススタウト・クリーミートップがある貴重な店である。
８月になって「近くランチを始めます。とりあえず14:00から営業」という看板が出ていたが，18日ごろ，予告通りランチが始まった。サラダ・ドリンクつき２種（デザートは150円プラス）で，
A トマト・バジル・モッツァレラチーズの冷製パスタ 1100円
B エビ・マッシュルーム・カレークリームソースのフェットチーネ 980円
となっていた。メニューは２週間ぐらいで変える予定だという。B を食べたら，味はいいのだが，なぜかやたら塩辛かった。メニューが変わったらまた試してみるか。
靖国通りの小川町地区北側，コナカの横の道を行った右側に，「さわのや」という和食店が７月21日に開店した。前は「霞舫」があった場所（駿河台3-7-47）である。カウンターの様子は変わっていない。
昼食は，わがまま丼（海鮮丼），刺身，焼魚，アジフライ，サバ味噌煮で，750～950円，オプションとして，しらすおろし，冷や奴，海苔など（100円）がある。食べたのはわがまま丼で，酢飯でないあたたかいご飯だったのに驚いた。マグロ，イカ，アマエビ，アジ，イナダ，タコが載り，小付，漬け物２種，味噌汁が付いていて，内容は悪くないのだが。
その手前の左側，ビルの２階のショット・バー「シャルル・ボイル (Shales Boyle)」（小川町3-2）で，ランチをやっているのに気づき，入ってみた。かなり古くからある店（神保町２丁目にも同名の店がある）だが，昼食を始めたのは最近だと思う。ランチタイムは11:30-14:30となっている。
メニューはいずれも 650円で，
A 夏野菜と豚肉のみそ炒め丼
B サーモンと大根おろし和風冷製パスタ
C ソースが選べるハンバーグ
の３種，サラダ・スープつき，大盛り100円，ドリンク150円（グラスビール・ワインは350円）。
B を食べてみた。パスタは極細で（カッペリーニか），見た目も味もほとんどそうめんだった。この内容で650円は立派。
上記「さわのや」の手前の中２階の飛騨料理の店「仲谷」が改装し，８月16日に「蔵助」としてオープンした。前を通ってみたが，メニューは朴葉みそ定食などで変わっていないようだった。
錦華通りに入ってすぐの左側，「自然（じねん）」が８月６日で閉店して改装工事をしていたが，９月１日に「鳥キング<神保町店>」としてオープンした。
先月閉店を報告したロッテリアのあとは，ラーメン店になるらしい。
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