神保町 昼食ニュース

2008年2月号

2008年2月3日記

神保町 朝食ニュース

 たまに,ちょっと気分を変えて早く家を出て,神保町で朝食を食べることがある。今月は朝食の店をいくつか――
 まずは「ドトール」各店では,ホットドッグ,ベーグル,ミラノサンドが2〜3種ずつある。ベーグルとミラノサンドはときどきメニューが入れ替わる。私には,ミラノサンドは朝食としては量が多すぎる(しかし,昼食には足りない)ので,ベーグルにすることが多い。
 ベーグルといえば,「Bagel & Bagel」(靖国通り北側;神保町1-8)も朝からやっている。向かいの靖国通り南側を眺めながらの朝食もなかなかよい。
 Folio(すずらん通り冨山房ビルの地下)が朝の営業をやめてしまったのが残念だが,その少し前にできた「上島珈琲館」(靖国通り南側;神保町1-7)の「モーニングA」(ベーコンエッグ・サラダ・トースト;\260)をこのところ愛用している。ほかにハムチーズトーストなどもある。その裏の少し西寄りの路地にある「珈琲館」にはスクランブル・エッグのモーニングセットがある。
 神保町三井ビル1階の2軒のカフェでも朝食が食べられる。このうち,西側の Liberal table では,朝はサンドイッチのレギュラーメニューのうちの3種があり,ハーフで \280 ほど。これでキャベツとマカロニの小サラダがついてくるのがうれしい。

 少し前に拙ページ「読者」の方から,「小川町のスキー用品店が多い通りに、25年く らい前まであったお店で,焼きそばや,山盛りの小倉アイスなどがあったレトロなお店をご存知ありませんか?」というメールをいただいた。私は「そういわれればあったような気もするけど」という程度の記憶しかなく,会社の「長老」やOBに聞いてみたがちゃんと覚えている人は見つからなかった。
 ただ,泉麻人のエッセイに出てきたような記憶があった。それでときどき本屋で「捜索」していたところ,このほど泉麻人『青春の東京地図』(ちくま文庫)にあるのを見つけた。店の名は「福々まんじゅう」だという。

◆ 開 店

 1月に初めて行った店は,タイ料理の「ファーサイ」1軒だった。靖国通りの北側(小川町3-6あたり),同じくタイ料理の「マプラー」があった場所である。マプラーは2003年夏に大盛カレーの「まんてん」の並びから移転してきた店だった。10月に開店したとのこと。
 食べたのはカオソイダブルメニューランチ(\950)で,チェンマイ風カレーラーメン,今日のご飯(この日は炒飯),サラダのセットである。内容多彩で,野菜もきちんとついているのがよい。カレーラーメンというのはその名の通りカレー味のスープのラーメンだが,上に揚げ焼きそばのようなものが乗っていた。ほかにトムヤンクンダブルメニューランチ(\950),および単品が5,6種ある。

◆その他の動き

 靖国通りの平和堂ビル(1階は紳士服のコナカ)の脇の道を上がっていった右側,豆乳担々麺の GSta-Men(駿河台3-7)が,12月ごろ,「五十番(神楽坂本店)」という名になった。店員は五十番のTシャツを着ているが,店内にはどんぶりなどに旧店名も残っている。豆乳担々麺は健在だが,ラーメンやマーボ豆腐定食も出すようになった。
 その手前の地下の「」は,1月から「都合により」昼食バイキングをやめてしまった。


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