神保町 昼食ニュース

2005年3月号

2005年3月6日記

小川町の二毛作

 神保町三井ビル正面入り口の回転ドアは,去年の六本木ヒルズの事件以来閉鎖されていたが,2月後半からなにやら工事をしていたと思ったら,3月4日に使用が再開された。回転速度は非常に遅く,もちろん警備員がいて,おそるおそるという感じである。

◆ 開 店

 すずらん通り東入口そばの「ちりめん亭」が改装し,「中華食堂 ちりめん亭」となって2月4日に開店した。食券を買って店員に渡し,番号札を受け取って席に着くというシステムである。メニューは,ラーメン,たんめん,チャーハンなどのほか,定食が2種。私が行った日の定食は野菜うまにと麻婆豆腐で,野菜うまに定食(\650)を食べてみた。鉄鍋ごと出され,当然あつあつで,充実感のある一品だった。野菜はたっぷりしていたように思ったが,後で早く腹が減った。

 前号に書いたとおり,小川町交差点の北東の隅のきしめんの店「尾張屋」が消え,「網十」という店になった(小川町1-8-1 クレストビル;ちゃんと「旧尾張屋ビル」という表示もしてある)。看板によると,朝7:00から夕方5:00は「うどん屋 網十」,夕方5:00から午前2:00は「一夜干し料理 ひもの屋網十」という二毛作である。
 「うどん屋 網十」は讃岐うどんの「セルフ」スタイルの店で,かけうどんは小¥190/中\290/大\390と屈指の安さである。神保町近辺でもうどんの店はずいぶん増えたが,この店はシステムも値段ももっとも讃岐風の店といえよう。釜玉の中にちくわ天,イカ天,きつねを入れて\600で,かなり満腹になった。

◆ 閉 店

 靖国通り北側,タキイの東隣の「播街粥麺専家」(神保町1号店)がいつのまにか閉店し,「貸店舗」の貼り紙がしてある。神保町パークタワー1階の店は健在。

◆ その他の動き

 先月書いた「リオ」の場所は,改装中の「ラドリオ」の仮店舗となった。

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