田舎から上京した売れない小説家の公夫は故郷から面倒を見に来た従姉妹の翔子に「もう諦めて田舎へ戻れ」と急かされつつもスランプから抜け出せず困り果てていた。
そんな時、紹介されたピアノ喫茶で奏でられている音楽にふと耳を澄ますと、不思議と傑作のアイデアが次から次へと沸いてきた!思わぬ成功を収めた公夫は、そんなイマジネーションをかき立てる演奏をするピアニスト、みよりに想いを寄せ始めるのだった…。
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しかし、そんな時公夫の前に悪魔が現れた!悪魔は語る。
「お前は契約したのだ。この私と。それを忘れてしまうとはとんだお間抜けさんだ!」
あまりにも現実に近くなってしまった夢。
公夫が契約を思い出したとき、それはもう取り返しのつかない夢を見すぎた後だった…。
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