『田子釣法』惨敗。


日  時:2006年1月7日(土) 天候:晴れ-雪-晴れ 小潮
場  所:西伊豆 仁科
釣行者:爆釣天使、とんかつトミタ、ずーか、せっち
全国的に記録的な大雪が降る中、初の仁科へ向かう。
餌屋「だるまや」マスター一押しの場所でもあり楽しみだ。
ここのところ40UPも多数出ており期待されるが結果やいかに。
◆急遽召集した割には人数がそろい、楽しくなりそうだ。
初の場所ということもあり、時間に余裕をもって出発。
出船まで時間があるので1時間ほど仮眠を取る。
◆AM6:10ころ、いよいよ出船。釣り客は15人ほどか。
我々は高島の「カキハラ」と呼ばれる磯に渡った。
潮通しの良さそうな良い磯である。

準備完了でーす

いよいよ出船

田子島が見えます

岩にはノリだらけ
◆今回は田子船長直伝の『田子釣法』を試すため、コマセは全員アミエビのみ。
偵察隊を釣らぬよう、各自十分にコマセを撒いてから竿を出す。
30〜40分ほどコマセを撒き続け、いよいよ実釣開始。
はたして期待通りメジナは浮いてくるのか?

釣るよー!
◆実釣開始直後、爆天にアタリが!
すわ、偵察隊か!? ・・・と思いきや、なんと良型のクロダイでびっくり!
計測すると40.3cmほどあり、とりあえず他魚部門の40UP達成!
幸先の良いスタートだ!

ヤリー!

初クロダイぢゃ!

おっ!40.3cm

すんごい歯だね
◆続いてせっちにもヒット! 大きく竿がしなり良型のようだ!
タモ入れも成功し計測の結果、33cmの良型でめでたく自己記録更新!
ここまでは絶好釣だ!

33cmっす!

仁科にはメジナが
居ました
◆しばらくして、またもやせっちにヒット!
・・・が残念ながら痛恨のハリ外れ。
また時を同じくして先端右で釣っていたずーかにも大きなアタリが!
しかしこちらも残念ながら根に潜られ痛恨のラインブレーク!
うーむ残念。


◆ここまでを振り返ってみると、メジナを1尾釣り上げ、2尾バラシ・・・ん!?
こ・・・これは「田子釣法」では御法度のパターンでは・・・。
まぁ考えてもしかたがない、メジナを浮かせるべくコマセを撒き続ける。

◆順調にコマセは減っていくが、メジナの気配はまったく無し。
それどころか満潮に向け潮が上がってきて、とうとう頭からしぶきを被るくらいに
なってしまった。
ちょうど昼飯を届けに船が来たので磯換えをすることに。


◆換わった先は「中ノ島」の裏側であるが・・・先ほどとは打って変わって、
まるで湖のように穏やかである。
いくらコマセを撒いてもメジナの気配はまったくなく、そんな我々に追い討ちを
掛けるように雪まで降ってきて気分は既にTHE END。
その後うねりが引いたため再度磯換え。朝の場所に戻るも時既に遅くメジナの
姿を見ぬまま終了。


◆本日の釣果は、クロダイ40cm×1尾、メジナ33cm×1尾でまあまあの釣果。
雪の降る中ではこんなもんだろう、めでたしめでたし。


・・・と言いたいところだが、なんと前回に引き続き、我々以外の釣り師達は
またしても大漁
であり、我々は渡船客中で最低の釣果であったのだ!
◆かるく目眩を覚えながら船長の話を聞くと・・・ここ数日で岩にノリが付き、メジナは
ノリを捕食しているとのこと。
確かに良型のメジナを釣り上げた釣り師達は皆そろってノリが配合されている
「のりメジナ」を使っていた模様。
我々は「田子釣法」を確かめるべくアミエビのみのコマセを使ったのが裏目にでて
しまったようだ。
うーむ残念。




「田子釣法」はいつでもどこでも通用するものでは無いということのようです。
最近釣果も上向いてきていたため天狗になっていましたが、まだまだ先は長いようですハイ。
一歩づつ前進して行きましょう。


良い磯だったんだけどネー


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