蟻の崇りか '09 夏合宿


日  時:平成21年7月17日(木)〜19日(日) 
天  候:雨〜曇り
場  所:南アルプス S俣河内
釣行者:トモ隊長、爆釣天使、タニくん

【7月17日】第一日目


◆毎年恒例の夏合宿の時期がやってきた。
今回はいつものメンバーに加え、初めてタニくんが参加することになった。
タニくんは沢登り初挑戦とのことなので、事前にクライミングジムでザイルワーク等の講習を実施。
普段は登山を楽しんでいるとのことなので体力は心配なさそうだ。
果たしてどんなドラマが待っているのか!?
◆AM2:00ころ目的のダムに到着、仮眠を取る。
AM3:00起床、軽く食事をし、準備を整えAM3:30出発。辺りはまだ真っ暗だ。
ほどなくして吊橋に到着。
真っ暗のなか吊橋を渡る

◆吊橋を渡りバックウォーターへ降りると、明るくなってきた。
朝靄の中、本日のテン場を目指してひたすら歩く。

◆途中で良いポイントを見つけると竿を出す隊長。
レギュラーサイズのアマゴが掛かってくる。
まだテン場までは遠いため、釣れた魚はすべてリリース。
釣れるかなぁ・・・ 25cmアマゴゲット!

いい感じのポイントだけど・・・ レギュラーサイズのアマゴ!

◆だが進むにつれて雨が強くなってきた。
今のところ増水している感じはないため、我々は目的のテン場を目指して先を急ぐ。
雨が強くなってきた・・・

◆テン場を目指して急いでいると、上流からひとりの地元釣師が降りてきた。
少し話をすると、「この天気ではもうすぐ増水し帰れなくなるので急いで降りてきた」とのこと。
我々には増水するようには感じられなかったが・・・なんと30分も経たないうちに沢は濁り、
あっという間に40cmほど水位が上昇した。さすが地元釣師、沢を知り尽くしている。
目的のテン場まであと1時間ほどのところまで来たが、残念ながらビバークすることに。
無念だが、またもや恒例の がびーん! である。(涙
安全を確保してビバークっす orz

 

◆がっかりしていても始まらない。
ビバークの準備を整え、さほど雨の影響を受けていない支流へ釣りに入る。
タニくんは釣りも初挑戦とのことで手解きするが・・・なんと尺近いイワナが入れ食いに!
大雨のためイワナの警戒心が薄れているようだ!
初ヒットが29cm泣き尺イワナとは! 隊長は32cm尺上イワナ!

◆支流を攻めたのは大正解。その後もイワナは釣れ続き、御覧の釣果に。
型の良いイワナをキープし、残りはリリース。
大満足の釣果だ!
ビクに入りきれませんがな! 右端のナイフが約15cm

◆大型のイワナを刺身にして頂くが、最高に美味い!
残りのイワナと胃袋を串にさして塩焼きにする。
特にイワナの胃袋は塩焼きで食べるとすこぶる美味!
機会があれば是非お試しあれ!
イワナの刺身! 塩焼き開始!


 





◆こうして夏合宿1日目は終了した。
明日は雨があがり沢の水位が下がれば上流を目指す予定だ。
果たして天候は我々に味方してくれるのか!?


    
【遡行記録】
02:00 ダム着
03:30 ダム出発
05:00 バックウォーター着
08:30 Oヨギ沢出合着(ビバーク地点)



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