魂斗羅関連書籍



ファミリーコンピュータコナミスペシャル
魂斗羅必勝法マニュアル

発行:コナミ出版
発行日:1988年3月5日 定価:320円 64p
ISBN4-87655-012-3 C2076


 FC版『魂斗羅』の攻略本。完全エリアマップ掲載、隠しコマンド全公開。それは良いのだが本家コナミ出版のくせに敵キャラクターの正式名称がまともに紹介されていない(例えば「激波砲バスクェス」が単に「バズーカ砲兵」になっていたりする)ので、資料的価値は低い。が、加藤礼次朗氏によるビル&ランス&エイリアン軍団の暑苦しいオリジナルイラストがたっぷり拝めるのでそのへんを堪能すべし。どちらかと言うと見た目が美しい本か。
ファミリーコンピュータ必勝完ペキ本
魂斗羅

発行:徳間書店
発行日:1988年4月10日 定価:350円 82p
雑誌67747-39


 FC版『魂斗羅』の攻略本。完全エリアマップ掲載、隠しコマンド全公開……は大体同じだが、こちらはコナミ出版のものと違い、敵キャラクターの正式名称をほぼ全て網羅しているので、資料的価値が非常に高い。ただイラストは表紙と扉のみで、そのぶん攻略が多少詳細になっている。ページ数も多く、こちらは純然たる「攻略本」といったところか。
コナミスペシャル コナミゲームブックシリーズ4
魂斗羅

発行:コナミ出版 著者:一本橋わたる、水木令子、上原尚子
発行日:1988年6月5日 定価:420円 280p
ISBN4-87655-019-0 C0176


 FC版『魂斗羅』をベースとしたゲームブック。主人公のビルとランスをはじめ、ゲームでおなじみのアイテム、そしてレッドファルコンの敵キャラクターが総登場する。だがストーリーはプロローグ以外、完全にオリジナルで(まあ元がアクションゲームだから当然)、記憶を失くしたビルが独りジャングルで目覚めるところから始まる。ランスは「謎の男」として、要所要所で絡んでくる。本作オリジナルの美少女ヒロイン、ウェンディも出るど。
スーパー魂斗羅 完全攻略テクニックブック
発行:徳間コミュニケーションズ
発行日:1990年3月10日 定価:480円(込) 64p
ISBN4-88658-209-5 C0276


 FC版『スーパー魂斗羅』の攻略本。完全エリアマップ掲載。隠しコマンドは、30人コマンドは載っているが、なぜかステージセレクトは載っていない。攻略は相変わらず手堅い作りだが、随所で「アーケード版との違い」や、「スプレッド・ガンを取るとゲームランクが上がる」といったややマニアックな情報を紹介している点は好感が持てる。あと、ビルとランスの詳しいプロフィールも何気にレアか(公式設定かどうかは不明)。だが敵キャラクターの名前に関しては、説明書に紹介されているもの以外はライターが勝手に命名しているようで、残念ながら資料的価値はあまり高くない。
KONAMI OFFICIAL GUIDE
真魂斗羅・魂斗羅ハードスピリッツ
コナミ公式パーフェクトガイド

発行:コナミ株式会社 発売:株式会社新紀元社
発行日:2002年12月13日 定価:1400円(別) 96p
ISBN4-7753-0118-7 C0076


 『真魂斗羅』(PS2)と『魂斗羅ハードスピリッツ』(GBA)の両方に対応した攻略本。『真魂斗羅』の30機コマンド、『魂斗羅ハードスピリッツ』の99機パスワード等、隠し要素も公開されている。
 攻略はクリアの助けにはなるが、より良い攻略法があるにもかかわらず掲載されていなかったりと、内容は薄い。特に『真魂斗羅』の場合、ひとつの場面でも何通りかの攻略法があるのが奥深いところなので、そこまで極めていないのは物足りない。
 資料としては、ほぼ全ての敵キャラクターの正式名称および裏設定が非常に興味深い。また『魂斗羅ハードスピリッツ』は『魂斗羅スピリッツ』『魂斗羅 ザ・ハードコア』の資料も兼ねるので貴重だ。
 だが、開発者のコメントや書き下ろしイラスト等、ファン向けの企画が皆無なのは残念。



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