第１回　１９９９年春新番組　俺評価　　（９９／５／１３）

　今年の春もアニメの新番組がドドドッと始まりました。今期はたくさん見るものがあり、チェックだけでも大変。
　番組開始から１ヶ月、そろそろ番組を絞って見ていてもいいころなんだけど、ぜんぜん絞れてません。
今回はＨＰ開設第１回という事で、アニメ番組評を書いて、私がどういう嗜好を持った人間なのか察していただこうと言う訳です。当然今後の新作ＣＧに何を描くか、なんとなく方向性が見える.......かもしれません。

　さて、ミニ物欲番長と評される私の評価基準はその番組のソフトを買うか、買わないか？録画して残すか？という事だったりします。そこで、以下の評価基準を設けました。
 

最高ランク：（５）　ＤＶＤ、ＬＤで買う。
　　　　　　　（４）Ｓ−ＶＨＳ標準　or Ｗ−ＶＨＳ　ＳＤ　で保存録画
　　　　　　　（３）Ｓ−ＶＨＳ　３倍　で保存録画
　　　　　　　（２）とりあえず見るだけ
最低ランク：（１）見るのはヤメ！

　あくまで俺評価なので、作品自体の出来不出来とは必ずしも一致しません。
 

＊アーク・ザ・ラッド （月曜　１９：００　WOWOWノンスク）

俺評価（２）とりあえず見るだけ

　これは第１話を見逃してしまい、ストーリーとかほとんど見てません。もう、マルチの声堀江由衣ちゃんの声を聞くのが目的。
　作品自体の出来は悪くはない..かなあ。＞まじめに見てないな。

俺評価（４）Ｓ−ＶＨＳ標準　or Ｗ−ＶＨＳ　ＳＤ　で保存録画

　大地＆桜井コンビが放つ、この春一番の期待作。実際にも非常に面白いです。
がしかし、私の期待が大きすぎたのか、思ったほどぶっ飛んでいないというのが正直な感想。放映前は「ＤＶＤ買うぜ買うぜ買っちゃうぜ〜〜」と思っていたのですが..。むしろハチャメチャさでは後述の「天使になるもんっ」に負けてるとゆーか。

俺評価（５）　ＤＶＤ、ＬＤで買う。

　買うぜ買うぜ買っちゃうぜ〜。何も言うことはありません。黙って全巻買います。とにかく静かな作品ですが、ゲームの雰囲気をうまく再現してます。第１話ではもくもくとクジを作成するクールな委員長に惚れましたし、芹香センパイのかすかにしか聞こえないセリフにもクルものがあります。ＰＳ版では違和感のあった志保もＴＶを見るとバッチリはまってます。神岸あかりの声もいまや川澄綾子さん以外は考えられないです。
　ＰＳ版やるまではマルチの声は小西寛子嬢しかない！と勝手に決め付けていたのですが、実際ＰＳ版で聴いたらもう堀江由衣嬢しかない！と思ってしまったりして、ＴＶでの登場が待ち遠しいです。

俺評価（４）Ｓ−ＶＨＳ標準　or Ｗ−ＶＨＳ　ＳＤ　で保存録画　　実は（５）にするか迷っている

　番組開始前はほとんどノーチェックで、一応第１話をチェックするだけのつもりが今も目が放せません。今期見ている新番組の中では、画面クオリティは１〜２番でしょう。「うる星〜」から始まる「女神様！」「月天」のような非ホモサピエンス押し掛け女房パターンという、ありがちな作品と思いきや、今のところ気に入ってます。時々出てくる変な踊りや岩田光央氏の暴走気味なブチキレ演技など、その異常なノリについていけないという人が多い様です。
　第１話で出てきた「仲直りのダンス」やクルクル動くノエルなんかを見るにつけ、ナンセンスアニメにも画像クオリティの高さがいかに大事か、を実感させてくれます。
　あのＯＰにも出てくるノエルのプルプルほっぺは一度触ってみたいぞ。Gifアニメーションでも作ってみようかな。

俺評価（３）Ｓ−ＶＨＳ　３倍　で保存録画

　「アウトロースター」と同じ宇宙の物語という事で大いに期待していたけど、蓋をあけて見たら期待はずれな感じ。とりあえず俺評価（３）としたが、今後の展開によっては（２）か（１）に転落する可能性が高い。
　何がダメってまず脚本がへぼすぎ。毎回、どこかで見たような話や何の工夫もない展開が続いている。
　次は作画に愛を感じない点。とりたてて悪い作画というわけではないのだけれど、「これは！」という部分がないんです。
　じゃあ何で見てるのかというと、キャラデザインが好きなのと、「アウトロー〜」が好きなので今後の展開に期待しているから。

   俺評価（４）Ｓ−ＶＨＳ標準　or Ｗ−ＶＨＳ　ＳＤ　で保存録画

　とりあえず俺評価（４）をつけているけど、俺評価（５）寸前。異世界（パラレルワールド）に迷い込んだ高校生の主人公が、エヴァみたいなロボットに乗って大活躍。女の子にもモテモテだ〜。という、「エルハザード」「天地無用！」でおなじみのＡＩＣパターン作品。何もそこまでエヴァに似せなくてもいいのに、というくらいどこかで見たような設定や構図がありますが、さすがＴＶシリーズ大運動会のスタッフ。ありがちな設定をうまく料理していいて、毎回楽しませてくれます。第４話の主人公の女装（実は非常に可愛かった(*^_^*)）なんかも笑かしてくれるし、キャラクター的にも真田先輩萌え萌え〜、という感じです。
　最後に、第５話を見て一言
　ディーどの〜。ラブリー眼帯をつけてくだされ〜。

俺評価（５）　ＤＶＤ、ＬＤで買う。

　怖い。こえーんだよアニキ！何が怖いって友世ちゃんさくらちゃんが。何はともあれ、あのガオガイガーのスタッフの作品であり、やっぱり面白いです。木村貴弘氏のキャラクターはどれもかわいいですし、言うことなしです。ヒノキもいいけど最近出てきた楓もポイント高いです。それにつけても「笑ウせえるすまん」のドーン、「ガオガイガー」のゾンダー、本作品のアルジャーノンと、米谷監督は「心のスキマ」ネタが続いてますね。
　俺評価（５）とはいえ、ＬＤのみのリリースだったら買いません。日本ビクターさんには早いところＤＶＤリリースに力を入れていただきたいです。ビスタサイズ放映という事でＤＶＤスクイーズ収録にひそかに期待してます。

俺評価（３）Ｓ−ＶＨＳ　３倍　で保存録画

　この２０年間、飽きもせずガンダムのおっかけをやってきた私ですが、正直言って全然期待していませんでした。あまり評判がよろしくないＶガンダムも、ＬＤで一気に見たらめちゃめちゃ面白かった、ということもあったのですが、ブレンパワードが私には全然ダメだった上にあのヒゲですからね。この調子だと相当きついのでは、と思ってましたが、第一話を見たら私は物語の虜です。富野アニメにありがちなエキセントリックな言動を繰り広げるキャラクターや、視聴者置いてけぼりの展開が表出しておらず、すんなり作品の中に入って行けました。あのヒゲに関しても顔はかっこいいとは思えないけど、慣れました。後姿はかっこいいのでプラモ買って後ろ向きに飾ってます。
　ではなぜ俺評価（３）なのかというと、やっぱり絵のクオリティが今一つだから。Ｖガンの時も監督はキャラクターに影を入れることを嫌ったとの事で、映像に華やかさが足りないんですよね。ただ、富野ガンダムＬＤは全部集めているので、これも買う可能性はなきにしもあらず。

俺評価（１）見るのはヤメ！

　石田敦子ファンですから、第一話は見ましたよ。がしかし、さすがはあの「ガンドレス」の監督の作品、脚本、演出、作画どれもダメでした。とてもつきあってられないので早速見るのやめましたが、その後見違えるように良くなった、という事はないですよね？

俺評価（１）見るのはヤメ！

　まあ、悪くはないです。ＤＣのゲームが面白かったのでとりあえず第１話見ました。これ、どういう視聴者をねらってるんでしょう？エーベックスが絡んでいるのも謎です。本当はアニメが始まってからゲームをリリースした方がよかったんじゃないかなー、なんて事も考えてしまいます。

＊それゆけ！宇宙戦艦ヤマモトヨーコ　（日曜　９：３０　テレビ東京）

俺評価（３）Ｓ−ＶＨＳ　３倍　で保存録画

　正直OVA版は楽しめなかったのですが、ＴＶ版は作画も良好で、意外と楽しめます。ただ、ＴＡ艦って１キロを優に超す大きな戦艦なんですが、画面上の動きはどう見ても１８ｍ程度の戦闘機にしかみえず、宇宙戦艦である必然性がぜ〜んぜん感じないですね。
　がしかし、なんといってもよくぞここまで集めたな、というぐらいに人気声優が出まくっているのはすごいですね。紅葉役の雪乃五月さんはＴＶ版からの登場ですが、私は最近非常に注目しています。「トライガン」のミリィ、「ガウル」の茶筒娘、「バブクラ」のシリアと、毎回違ったキャラクターを演じられており、その芸達者ぶりにはいつも驚かされます。