トルコのUMA「ジャノ」の映像の正体! |
UMA「ジャノ」って知ってます? 正確には「ジャノワール」という、トルコのワン湖(琵琶湖の5倍ほどの広さ)に棲む謎の生物です。 想像図では、怪獣の頭を持った巨大な魚という感じだが、地元の証言では「顔は馬に似ている」とも言われています。 さて、このジャノですが、とても鮮明な映像が存在します。 1997年5月24日、ウナル・コザック氏の撮影したものです。 私の見た映像は、「水面に顔の上部を出しているところ」、「水面に潜り込む頭と背中(もしくは腰か尾部?)」の2種ですがが、明かに「生き物」の映像であり、確かに現存する生物のようには見えません。 |
水面上に出た頭部は、波の大きさからすると30〜50cm以上はあります。
赤めいた皮膚は魚というより、無毛の哺乳類か焼いた豚の肌もしくは北京ダックを思わせる感じ。かなり細かい皮膚感、しわなども見えます。 目らしきものはやや前方に向いており、魚類というより、哺乳類系のもののよう。光った白い目が異様な印象を与えます。 水面下にある鼻あたりでぼこぼこと空気が出ている。水棲動物がこういう行動をとるのかどうか、よくわからない。 沈み込むカットでは、その後方に背中が見える。同一体とすれば、これが背中ではなく尾部の方だとしても、3メートルはゆうにありそうである。かなり大きい。想像図にある様な、ワニの背中のような突起はない。 作りものめいたところはどこにもありません。リアルで、明らかに大型の生物です。 確かに奇妙な生き物に見えるが、では、「これは未だ人に認知されていない生物だ」と早々に結論づけるのも問題です。 とりあえず自分の記憶と乏しい知識から考え付いたのが、「象」説です。 骨格や皮膚、目の感じからすると、「象」というのは有り得そうな気はします。ただ、水面に目から上の頭部だけを出すなんてことがあるのか、水中に完全に没することがあるのかどうかが分からず、一旦、仮説としておいておくことにしました。 ところが。 2002年8月、欧州一帯を台風が襲い、各地に水害をもたらしました。 そのニュースを見ていた時、プラハの動物園内で、2、3メートルほどの高さまであふれだした泥水の中を象が泳いでいる(歩いている?)姿が写し出されたのです。 それはまさに、「ジャノ」といわれている映像そのもの。ほぼ100%、間違いなく、あの映像は「象」と確信しました。 リアルなわけです、「象」なんだから。 異様な印象に拍車をかけた目も、おそらくビデオのダビングの劣下によって、光が強調されたためだけなのかも知れませんね。 ちなみに、トルコには野性の象はいないと思いますが、18世紀あたりのトルコ軍は象を使っていたんじゃないでしたっけ? ノラ象なんているのかな?(笑) |
さて、この映像を撮影したウナル・コザック氏は「象」と知っていたでしょうか? おそらく知っていたでしょうね。 |
(AUG 20, 2002) |