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『スイスペ!』
2002.AUG.14 テレビ朝日
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心霊&UFO特集です。
心霊とUFOを一緒に特集するってのは、案外ありそうで、結構ない。さて、この番組は、オカルトという多括りで一緒に特集しているのか、それともフェノメナ(現象)として特集したのか。
フェノメナだとすると、結構、ツウである(笑)。
さて、それはともかく、この番組、構成がうまい。再現映像もちゃんと怖そうにできている。最近のオカルト番組中では、この番組の再現映像が一番よく出来ていました
 
sq spc 東尋坊の電話ボックス
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東尋坊には、電話ボックスが設置されている。これは、自殺者に思いとどまるよう説得するためのもので、小銭と、相談所の電話番号が書かれている。
さて、今回の霊媒師は、この夏忙しい、西塔恵。美人系というかスナックのママ系の顔立ち。よく、びっくりした顔をして、笑います。
まあ、言っていることは、大したことはありません(笑)。
で、この番組の目玉は、赤外線カメラをしかけた電話ボックスに怪現象が写っていたというもの。暗視カメラではなく、赤外線カメラというのは、珍しい。
ひとつは、毛虫のような光体が脇の小高い坂のブッシュの間をうごめいているというもの。赤外線カメラは、熱感知なので生き物は明るく写る。まあ、実際の小生物と思って間違いあるまい。
さらに別のカメラが同時刻、電話ボックスのガラスに映っている反射のような光が揺らめくという現象を撮影している。
はて、ところで、ガラスの反射光が熱感知カメラに映るのだろうか? 映らない気がするんだけどなあ。してみると、揺れる以前に、ガラスに反射して映っているように見える熱源はなんなのだろう?
う〜ん、あんまり珍しいカメラを使われると、困ってしまう(笑)。
おや、何度かビデオを繰り返して見ているうちに気がついた。いまいち2つのカメラの位置関係がわからないのだが、もしかしたら、この2つの現象の正体は同じものではあるまいか?
ひとつはダイレクトに小動物を捉える位置にあり、もうひとつはボックス越しに見えているだけなのかもしれない。可能性としては充分考えられるが、これ以上の検証は無理ですね。
 
sq spc 23年間 霊に呪われ続ける女
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除霊ものである。霊媒師は、下ヨシ子。
似たり寄ったりなので、内容は割愛(笑)。
ちょっと変わっているのは、黒い影などの霊は、投稿者の自らの病んだ心が産み出したものとしている点か。でも、その心が、別の霊を呼び寄せて、、、と、正常な人間には、やっぱり理解し難い内容である。
しかし、霊媒師の役割、という点では、もしかすると、まともな仕事をしているかも知れない。
 
sq spc ロシア・キスティームの宇宙人のミイラ
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1996年ロシア・キスティーム。近くの森できのこを取っていた老女スベトラーナは、森で泣き声とも物音ともつかない奇妙な音を聞く。そして、赤ん坊よりも小さい、銀色に光る奇妙な生き物が木の根元に横たわっているを見つける。
独り暮らしの彼女は、その奇妙な生き物を家に持ち帰り、育てることにした。
その一週間ほど後、スベトラーナは入院。そして、その間に奇妙な生物は死亡し、数週間後に発見された時にはミイラ化していたという。
その後、このミイラは某研究団体により持ち去られ、今は行方不明になっている。
と、いうのが前説。
prof そのミイラが発見されそうだと、モスクワ航空大学のワジム・チェルノブロフ教授から連絡が入ったという。このおっさん、UFO研究家であり、3臆年前のボルト(笑)などといったオーパーツコレクターでもある。『これマジ?!』を始め、結構日本のテレビに出ている。要チェック人物である(笑)。彼によると、この宇宙人のミイラは、ある団体に渡ったそうで、TV局の手伝いがあれば入手できるかも知れないと言う。
さて、この番組には、1996年に宇宙人の検死を行ったというキスティーム中央病院のスタニスラフ・サモーシキン医師も登場。当時、謎のミイラは、人間でも動物でもないので、事件性がないとされ(笑)、カルテなどの記録はとらなかったという。
人間でも動物でもないなら、それこそ事件だろう(笑)。
あくまで私見と言う事で、彼はあれは地球上のものではないと確信しており、医師としては、作り物ではなかったと断言できるそうである。
次に登場するのが、スベトラーナの部屋で宇宙人のミイラを撮影した警察官ウラジミール・ベンディン。彼の話によると、同僚ノルディノフとともにスベトラーナの部屋のベットでミイラが横たわっているのを発見。枕元にはスベトラーナが水やチーズや豆などを与えていたという小さな皿が置いてあったという。
それにしても、捜査ビデオを一般に公開しても、いいものなのか?(笑)
alive さて、最後の重要な証言者は、スベトラーナ亡き後(ミイラ発見後まもなく、死去)、ミイラ宇宙人が生きている姿を見た唯一の証人、スベトラーナの義理の娘(嫁?養女?よく分からない)のプロスビリナ・タマラ。
彼女の証言を元に再現されたのが、右図の宇宙人である。
また、彼女によれば、スベトラーナは奇怪な死に方をしたという。それは、入院中のスベトラーナに電話がかかり、しばらく電話の相手と話した後、大通りに飛び出して車に轢かれたのだという。
さて、宇宙人のミイラを持ち去ったというのは、某研究団体に所属するガリーナ・セメンコーワという女性だそうである。
この研究団体への接触を図るが、取材は様々な妨害に会う。携帯電話は妨害電波により通じなくなり(アンテナのせいじゃない?)、ベンディンはこれ以上ミイラのことをしゃべるな言う脅迫電話を受けたという(あんた、警察官だろ?)。
ある団体の調査によると、そのミイラを持ち去った研究団体は、UFOなど様々な研究をする非常に大規模なアカデミーで、関わりを持たない方が良いという。(謎の研究団体を調査した団体も謎である(笑))
その調査報告書によれば、主催者は莫大な資金を持った謎の人物で、ミイラを団体の象徴としているらしい。
ところで、この人物の特徴が、1991年テレビ朝日のスペシャル番組で放送された、1985年にエストニアである民家で起こった、地中に埋められていたUFOの一部を持ち去ったという事件の首謀者と酷似しているという。その当時、彼は科学アカデミーの調査団体を名乗っていたそうである。(ここで流れる当時のVTRにはその人物が出演しているのだが、名前のテロップを消している。なぜ?)
ここで、謎の研究団体に取材がはばまれることになってしまうのだが、スタッフに光明が差す。なんと、ある人物が匿名を条件に、ミイラの一部をくれるという(笑)。奇特な人がいるものである。言ってくれれば、僕もあげるのに(笑)。
で、そのもらってきた一部というのが、ガラスに挟まれた、6x3センチほどの薄いスライス片である。主にピンク色で、1.5センチ径ほどの大きな細胞のような構造が見える。とても、あのミイラの一部とは思えない(笑)。
現在この細胞片は、東大医学部にて調べてもらっているのだそうだ。
結果が楽しみだなあ(笑)。
 
(※「宇宙人のミイラ」に関しての後続情報が、8月25日放送の『ワイド!スクランブル』にあります)
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