大会宣言

 

私たちは、本日、定期大会を開催し、各地で発生している、一つ一つの問題を会社全体の問題として考え、これからの活動方針を確認しました。

 

 近年の金融業界再編は、当社にも大きな影響を与えました。 MTHGはUFJホールディングスとの統合によりMUFGとなり、現在では世界最大の金融グループとなっています。 当社は、MUFGの一員として、銀行との提携による保証事業の拡大、リレイツ設立によるコールセンター受託事業を開始、 また、サービサー事業では、新たにDC債権回収を子会社化し、IR債権回収との統合予定があるなど、 今後もMUFGと関連する事業を拡大していく可能性があります。

 

 アコムグループ内では、事業拡大による組織の改編と、 それに伴う人事異動、規制法改正や個人情報保護法の施行により社内規定改正が行われています。 その結果として、煩雑な業務の増加による実務の停滞、度重なる異動による生産性の低下、残業問題や評価問題、 将来的な不安など、様々な問題が発生しています。 また、今後は、子会社への出向やSC集約に見られる大規模な人事異動が行われる可能性もあり、それに伴う新たな問題の発生も考えられます。

 

 アコムユニオンでは、現在、係長格・主幹の給与規定改正という大きな問題に取り組んでいます。 今回の改訂により「管理職の残業時間短縮」という組合の目的の一つを達成できました。 しかし、係長格・主幹の方々の賃金カットという新たな問題が発生したため、第16回団体交渉から会社と協議を継続しています。 経過報告としましては、12月の賞与は、差額の補填分を50%から100%にできる見込みです。 また、10月22日に給与規定再改正案を会社に提出しています。 納得の行く結果を出すために、これからも努力します。

 

 私たちは、より良い会社、より良い職場にしていくため、 私たちが抱えている問題の解決に向け、全力で取り組んでいきます。

 

 ひとりひとりの行動が大事です。みんなで頑張っていきましょう。

 

 以上、宣言します。

 

2005年10月29日

連合ユニオン東京 アコムユニオン

第3回定期大会