アコムユニオンニュース
第37号
平成19年2月27日
第32回団体交渉
【コンプライアンス】
アコムユニオンは「健全な発展」のため活動していきます!
組合は、企業倫理に反する行為に対して会社の認識が甘すぎる事、今回の結果について多くの従業員が不満を持っており、納得していないことを説明。 上級管理職の規定違反が懲戒に当たらないと判断した理由と再発防止策について回答を要求。
会社は、企業倫理に反する行為と断定できず、規定違反には当たらないことなどから、懲戒審査委員長が懲戒には当たらないと判断し、 担当役員による厳重注意としたことで終了している。再発防止策については再度検討すると回答。
今回の件で、コンプライアンスについて、従業員と経営ボードの認識に違いがあることが確認できた。 また以前の団体交渉で会社は「職責に比例して処分も重くなる」としていた。 しかし、「倫理的問題や規定違反が発生しても実害がなければ処分そのものをしない」という会社の姿勢に危機感を抱いた。
今後も今回の件について協議を継続します。

【グループ経営改革】
今回行われる組織変更では、コスト削減を目標とした経営改革にも関わらず部室が増加している。 それに伴い部門長のポストも増加している。 リストラにより700名を超える社員が退職し、管理される側の人数が減少している状態で管理者を増やす必要性について会社に説明を要求。
会社は、これまで子会社が行っていた業務を本体で行うことになることなどがあり部室が増えた。 細分化により専門性を高めることで効率化できる、また一時的に設置した部室もある。 役職を増やしたことは、労務管理など管理スパンを考慮したものと思う。 組織変更の目的や各部の役割等は説明できるようにすると回答。
【 コスト削減 ≒ ダウンザイジング ≒ リストラ 】
リストラを行い社員に負担を強いているが、一方では上位ポストを増やし人件費を圧迫している。

【情報提供業務】
組合は、営業の現場では、改善する手法の提示もない一方的な業務命令や、 社員に過度のプレッシャーを与える手法など、リスクが高い運用が行われており問題があることを説明した。
会社は、営業部門へ事実確認した結果、独自のリスト等、違反にあたるものは発見できなかったと回答。 しかし、運用等で問題があることについて、組合との協議の結果を営業部門へ問題提起するとした。 また、具体的に、どこで何が行われているか情報提供依頼があった。
変化に対応した営業体制が求められています。

【応援の件】
現在、東京公的応対センターへ出張扱いで応援にきている社員が4名いる。 5月末までの3ヶ月間で長期に及ぶが、土日の帰宅費用が2回分のみなど、その処遇に問題がある。
組合は、遠隔地からの長期出張の必要性と、必要であれば、該当社員への処遇改善、応援条件(期間等)の書面による明示を要求。
会社は、3ヶ月等長期に及ぶ場合は通常「短期赴任」扱いとするが今回のケースは例外とした上で、 遠隔地からの応援そのものをやめることを検討、帰宅に関しても対応を考えると回答。応援条件の書面による明示は了承した。
北海道や九州から東京へ3ヶ月の応援・・・コスト削減なの??

【アフレッシュクレジットの件】
クレジット営業部で、転籍や異動に関して不安を持っている社員がいるため、転籍はないなど、会社より該当社員への説明を依頼。
会社は説明することを了承。
【今後の予定】
H19.3.24
消費者金融組織化対策会議
H19.4.7
第12回定期執行委員会
H19.4.19
第33回団体交渉

【アコムユニオンメンバーのみなさまへ】
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また、希望退職等で退職予定の方は、退会の手続きが必要となりますので、必ず執行部または連合東京までご連絡ください。

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