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 祝 『エピソード2』予告編公開
 『エピソード2』のための、『ファントム・メナス』見直し講座
 

第2章 『エピソードU』を見るための
       必須確認事項

『エピソードU』を見るの前に、そして『エピソードU』をより楽しむために我々ができること。それは、『ファントム・メナス』を見直すということに他ならなすだろう。『ファントム・メナス』の中で、直接的に『エピソードU』のストーリー展開に関わってくると思われるセリフや描写をピックアップして、解説してみよう。

 

@ アナキンはタトゥイーンに戻る
  『エピソードU』で確実なのは、アナキンがタトゥイーンに戻ってくるということである。その根拠は、アナキンが3POをタトゥイーンに置き去りにしたからである。ルーカスは昔から言っているように、3POとR2はスター・ウォーズの全作品に登場する。したがって、『エピソードU』に3POが登場することは確実で、そのためにはアナキンがタトゥイーンに戻ってくる必要がある。そして、アナキンは「タトゥイーンに、ママを迎えに来るよ」と言っている。この言葉は、未来予知として理解すべきだろう。しかし、アナキンはシミを迎えに来るが、無事に会えるかどうかは、また別な問題となる。
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A アナキンとアミダラの再会
  アナキンとアミダラは再会する。アナキンとアミダラは結ばれ、アミダラはルークとレイアの双子を生む。『エピソードU』では、アナキンが二十歳、アミダラが二十四歳と、最も情熱的な年齢である。つまり、二人の愛の描写が、『エピソードU』の人物描写の中で、重要な意味を持ってくるだろう。アナキンはアミダラに、ジャッポーの木の彫刻をプレゼントしたが、それをアミダラは大切に持っているだろうか。二人の再会はどうなるだろうか。
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B アナキンとオビ=ワンの師弟関係は?
  アナキンは、オビ=ワンを師として、ジェダイ騎士の訓練を重ねていたはずだ。しかし、『新しき希望』でヴェイダーとオビ=ワンが対決したように、二人には大きな確執があった。命をかけて決着をつけなくてはいけないような確執が。その確執、あるいはその確執の始まりが、『エピソードU』では、描かれていくだろう。

 

C ジェダイ騎士としての厳しさ
  自由を得てジェダイの訓練を受けるためにタトゥイーンを出ることを聞いたアナキンは喜ぶ。そのアナキンに対して、クワイ=ガンはたしなめる。 「ジェダイになる訓練はつらい。もしなれてもつらい日々が続く。」 クワイ=ガンは、ジェダイになった後、つらい日々が続くことを予言している。 アナキンにおとずれるジェダイになった後のつらさとは何か。それは、『エピソードU』を見ればはっきりとわかるだろう。

 

D 全てを失ったワトーの行く末
  クワイ=ガンとの賭けに敗れたワトーは言う。「全てを失ってしまった。」このワトーのセリフは、非常に重要である。大金を賭けすぎたため、全財産を失ってしまったというのだ。アナキンの母シミは、ワトーの奴隷のまま、タトゥイーンに残された。しかし、ワトーは賭けに負けたため、財産を失っている。つまり、シミの所有権も失っていることになる。ワトーは(奴隷の)主人としては、ましであるとアナキンは言う。実際、「片付けたら帰っていいぞ」のセリフのように、アナキンに対してやさしさも見せていた。つまり、シミはワトーの庇護から離れることになる。ワトーは自分の店も失っただろうから、アナキンがワトーの店を訪れたとしても、そこにはシミもワトーもいないだろう。果たして、アナキンは、無事に母シミと再会できるのか?

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「全てを失ってしまった。」

 『ファントム・メナス』を見る限り、それは厳しいように思える。 『ファントム・メナス』のシミとアナキンの別れのシーン。非常に悲しいシーンであるが、『エピソードU』を見た後に、このシーンを見直せば、その悲しみはより大きなものになるのかもしれない。

 

E セブルバの怨念
  ポッドレースで、セブルバはアナキンに敗れる。セブルバのポッドは爆発するがセブルバは、九死に一生を得る。そして、悔しそうに「プードゥー(クソ)」と叫ぶ。ナンバーワン・ポッドレーサーの名誉が大きく傷つけられた。すなわち、このレースの敗北によって、セブルバはアナキンに恨みを抱いただろう。
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 「もしお前が奴隷でなければ、今すぐ叩きつぶしてやる」
セブルバのセリフの中で最も重要なのは、「もしお前が奴隷でなければ、今すぐ叩きつぶしてやる」である。奴隷を殺した場合、その持ち主に弁償金を払わなければならないため、セブルバはアナキンに手を出すことは出来なかった。しかし、自由になったアナキンに対しては別である。セブルバが、奴隷ではないアナキンと出会ったときに、どんな行動をとるのか。セブルバは恨みをはらすべく、とんでもない行動に出るかもしれない。すなわち、「もしお前が奴隷でなければ、今すぐ叩きつぶしてやる」が、現実のものとなるだろう。

 

F ジャバ・ザ・ハットと奴隷制度
  『ファントム・メナス』のジャバ・ザ・ハットは、ポッドレースの主催者であり、街の顔役として登場していた。しかし、『新しき希望』のジャバは、ハン・ソロに借金をとりたてる、街のチンピラに成り下がっている。『ジェダイの復讐』を見ても、彼は単なるちょっとしたギャング集団のボスという立場に過ぎない。
 つまり、『ファントム・メナス』で奴隷制をしきり、街の支配者として君臨していたジャバは、『エピソードU』以後、その特権と地位を失うのだ。
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『新しき希望』のタトゥイーンでは奴隷制度が登場していなかったので、アナキンが「奴隷を解放する夢を見た」という夢は、現実となるであろう。アナキンは高いミディ=クロリアンを持ち、その予知能力も高いからである。 アナキンと、ジャバ・ザ・ハットとの奴隷制度をめぐる戦いが、予想されよう。
G キットスターとウォルドは?
  アナキンがタトゥイーンに戻ってくる。したがって、彼の旧友であった、キットスターやウォルドとの再会があるかもしれない。キットスターやウォルドは、アナキンとほぼ同年代。アナキン同様威勢の良い青年に成長しているだろう。
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H 活躍しなかったジェダイ評議員は?    『ファントム・メナス』では十二人のジェダイ評議員が登場していたが、ヨーダとメイス・ウィンドゥ以外は、ほとんどセリフもなかった。シスはジェダイに恨みを抱いている。『エピソードU』では、シスのジェダイに対する攻撃も強まるだろう。したがって、『ファントム・メナス』では出番の少なかったジェダイ評議員たちも、当然出動せざるえない状況になっていくだろう。 councilinnaboo.jpg (14294 バイト)