先日、Wiiウェアで、グラディウスの新作が発売になりました。 なんと!この新作(グラディウス・リバース)は、MSX版の流れを汲む作品なんです。 …というわけで、ヴェノム博士復活記念に、MSX版グラディウスSAGAの最後の作品である「ゴーファーの野望・エピソード2」の長いオープニングの前半部分をアップします。 このゲーム、全体的にスローがかかっていたり、極悪のブラックホール地帯があったり、アイテムが足らないとやり直しさせられたりで、あんまり好印象ではなかったりします。(汗) あれから20年。今回、久し振りにプレイしましたが、楽しめました♪ それにしても、MSX(1)で、これだけのグラフィックが描けるんですから、コナミの技術力は、世界一イィィイイィイィィィィ〜ッ!!
これは、MSX版プリンセスメーカーのオープニングの画像です。 MSX(MSX2)でも、けっこう綺麗な画面だと思いませんか? スキャンラインは埋めてありますけど… この画像は、MSX公式エミュレーターを利用して切り出しました。 とはいうものの、MSX公式エミュレーター(MSXPLAYer)には、画面キャプチャ機能がありません。 (最新版は、ようやく”どこでもSAVE&LOAD”=ステートSAVE&LOAD機能が付きましたが。) したがいまして、画像を切り出す時は、プリントスクリーンで切り出して、それを加工するしかないのです。 特に、他のエミュレーターで動かないような作品は、この手段しか思い浮かびません。 「プリンセスメーカー(MSX)」は、あの当時、1万円以上するコピ○ツー○を使っても、バックアップがとれず、エミュレーター用にDATAの吸出しを試みても失敗し…ある手段によりディスクイメージを入手するも、やっぱりエミュレーター(2種類試しました)では動作しませんでした。 ずっと公式エミュレーターでの復活を心待ちにしていたのですが、今回、ようやくその願いが叶いました。 MSX版のオープニングでは、娘が喋りかけてきます。 この段階で、もう涙を浮かべている人も多いのではないでしょうか?(自分も、その一人…) ちなみに、娘が(サンプリングで)喋るようになったのは、MSX版が最初です。 また、エンディングの数が増えています。(他機種=30種類/MSX版=33種類) 音楽面では、PSG版とFM音源版をいつでも(システムメニューで)切り替え可能なのも、素晴らしいです♪ たまに聴くと、PSG版も味わい深いです。 単なる移植ではないMSX版。 プリンセスメーカー(1)の最高傑作でありましょう☆ 思えば、「MSX−FAN」にデモ(FD)が付いていなかったら、永久に買わないで、逆に批判する側だったかもしれません。(その可能性大) 「子育てゲームなんて、何が面白いんだ?」とか言ってそうです。 あのデモで購入を決意した人も、多いと思います。 素晴らしいゲームに感謝!! ゲームの舞台は…中世のヨーロッパ風の異世界。 ファンタジーの世界です。(魔法も登場します。) まずは、プレイヤー=勇者=父親=自分の名字を登録画面より登録します。 次に、娘の名前、誕生日、血液型も同様に登録します。 以後、登録した名前でゲーム(オープニング)が始まります。 魔王軍をたった一人で退けたプレイヤー(=勇者)が、王宮に招かれ、王より「何が望みか?」と聞かれるも、「私は栄華のために戦ったわけではありません」と答えます。 そして、(この戦いで)孤児が増えたので、その孤児を救済するのを褒美としてもらいたい、と申し出ます。 つまり… 「私は今日より戦いより身を引き、身寄りのない子を引きとって育てていきたいと思います。」 (↑オープニングより) その結果、王からお褒めの言葉を頂戴し、屋敷とお金を(500G)貰うのです。 こうして、10歳〜18歳までの8年間、娘に教育したり、バイトさせたり、休暇を与えたりしながら、プリンセスを目指すのです。 なお、10年ぶりのエンディングは、パラメーターの数値を追いかけることなく、楽しんでプレイした結果「下級貴族の妻」になりました。 やっぱり、涙なくしてエンディングは見れません。(涙) シミュレーションゲームでも涙してしまう…現実の娘の結婚式の時の父親の気持ちが、すっごくよく分かりますよ。いや、ホント。(”の”が多いですね…↑)
制作者:G.G.宇宙人
このページの最終更新日 2008年9月28日