2001年6月

 昔、銀座の観光客や買い物客の流れは、1丁目の名鉄メルサ、2丁目の伊東屋(文房具)から、3丁目の松屋、4丁目の三越や和光、5丁目の銀座コア、6丁目の松坂屋、7丁目のライオンビアホールやヤマハ、8丁目の資生堂パーラーや博品館(おもちゃ)と、中央通りに沿って流れていた。

 それがいつのまにか、3丁目のプランタン(フランスの老舗デパート。日本ではダイエー系列 注 2002年読売系列に)から松屋への縦の流れ、有楽町マリオンから、ソニービル、和光、三越、歌舞伎座を経て築地に抜ける、4丁目と5丁目の間を通る晴海通り沿いの縦の流れに変わってしまった。

 それで、最近すっかり客足が遠のいてしまった、創業390年を誇る名古屋の超老舗デパート「松坂屋」。

 松屋がLOUIS VUITTONなら、ウチにはGUCCIがあるさっ。とばかりに、松坂屋では一等地に当たる正面入り口の1階角地にグッチコーナーを拡大し、6月30日オープンした。

 中央通りには、最近、ティファニー、ルイ・ヴィトン、グッチ、バーバリーなど大型ブランド店がどんどん進出している。

 人の流れもどんどん松坂屋に向かって流れてくれればいいのだが・・・・

 名古屋生まれの私としては、もっと松坂屋に頑張ってほしいんだぎゃー。

松坂屋

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