|
||||||||
補綴処置とは別名「回復診療」とも呼ばれ、いわゆる失われた歯の(口の)機能を人工的に回復する処置のことです。そして、そのためにつくられた入れ歯や冠のことを、補綴物と言います。目に見えない細菌という敵と戦うという意味、そして他のいくつもの理由から、すべての補綴物の命は、その適合性にあると言えます。 そして、それらには食べ物の流れをうまくコントロールできたりブラッシングによる清掃がいきわたりやすいような、ひいては虫歯や歯周病に再びかかりにくいような形態と機能的な噛み合せも与えられていなくてはならないのです。 皆さんのお口の中に入るそのような補綴物は、簡単に分類すると以下のようになります。
ざっと上記のようないろいろな方法を組み合わせ、それを駆使して、私達は患者さんのお口の中で消失した機能を回復してゆきます。ここに書きましたそれぞれの補綴処置に関しましては、次の 「補綴処置のいろいろ」 の項で、ひとつひとつ詳しくお話しすることにいたします。 |