コアイベント「夢はエースパイロット」


001【滝川/初対面】

「へへへ、よっ!
 俺、滝川 陽平(たきがわ ようへい)。
 よろしくな!」

[選択1-1]
 (なんて古典的な奴だ。)
「…え?なに?
 …。
 んー。
 ま、いいか。よろしく!」

[選択1-2]
 (よろしく!)
「へへへ! ああ、よろしく!
 俺、あんたみたいなのが好きだよ。
 元気がなんか、いいもんな。」

[選択1-3]
 (…ああ、よろしく。)
「なんだなんだ、元気ないなぁ!
 そういう時はさ、元気出したほうがいいぜ!
 たぶん。」


002【滝川/戦争】

「…戦争さ、近いのかな。」

[選択1-1]
 (近いよ、多分。)
「…そーかー。
 今のうちに遊んでおこうかな。
 ははっ。」

[選択1-2]
 (…そうね。)
「俺さ、パイロットになりたくてこっち来たんだけど…。
 いや…ごめん。
 まいったな。
 名パイロットになる前にやられたらどうしよう?」

[選択1-3]
 (また急に、なんで?)
「え、あ?
 いや、ただ、なんとなく。
 …いやだよな。なんとなく。」


003【滝川/アニメ化?】

「俺も敵をいっぱいやっつけてさ、勲章が欲しいぜ。
 へへ。すっげーパイロットになったらアニメ化されるかも?
 お前も脇役になれるよう、せいぜい頑張ってくれよな。
 まず黄金剣突撃勲章、その上のアルガナ勲章、そしていつかは絢爛舞踏章、歴史に名前が残る、伝説のスーパースターだぜ?
 あー、いいよなぁ。
 そのためには、どれぐらい発言力ためて、どれぐらいみんなと仲良くして、戦闘コマンドを手に入れなきゃいけないんだろ。」


004【滝川/単座軽装甲が好き】

「やっぱり、士魂号は単座の軽装甲じゃねえか?
 あれ、いいよな。
 重装甲? 駄目駄目、デザインがダセー。
 それに、少々の装甲なんて、距離とって戦う俺には関係ねえもん。
 それよりジャンプ距離が長いほうが好きだね、俺は。
 お前、どお?
 やっぱり標準装甲?」

[選択1-1]
 (君が安全な方がいいな。)
「…へっ、分かってるって。
 なんだよ、マジな顔してさ。
 大丈夫ダイジョウブ。俺、強いから。」
 滝川は背中を叩こうとしてやめて、押した。
「それに俺だって、死にたくねえしな。」

[選択1-2]
 (好きね、ロボット。)
「へへっ。昔は格好良かったから好きだったんだけどな。
 最近は違うんだ。
 …まあ、なんだな。相棒に惚れたって奴かな。
 あいつ、どんどん俺のやりたいことを覚えているみたいだし、俺の好み分かってるし、死ぬときは一緒みたいなもんだしな。
 それに、なにか一生懸命って気がするんだ。
 俺のためにさ。
 俺の、パイロットの思い上がりだろうけど。
 殺すのは好きじゃねえけど。ま、あいつと一緒なら、いいかなーなんてね。
 へへへ。」


コアイベント「銀色の幻獣」


005【滝川/銀色の幻獣】

「…前にさ…綺麗な銀色の幻獣が空に飛んでいるのが見えたんだ。
 戦闘中で、銃を撃っていたところさ。
 ありゃあ、ほんとだったのかな…。
 実はあんまり自信ないんだ。
 へへへ。戦争終わったら、俺、飛行機の免許でも取ろうかな。
 取って…あいつと、喋ってみてぇや。」


006【滝川/幻獣は悪なのか?】

「俺、昨日も銀の幻獣みたんだよ。
 けっこう、うちの近くにいるのかなあ。
 …。
 ………。
 なあ、幻獣って、悪いやつなのかなあ。」

[選択1-1]
 (それ以上は言わないほうがいい。)
「…あ、そ、そうか。へへ。悪い。
 俺も、幻獣共生派なんて言われて逮捕銃殺! なんてヤだもんな。
 ありがと、戦友。」
 滝川の言葉を、どうしますか?

[選択1-1-1]
 (胸にしまって鍵をかける。)
 忘れることにしました。[イベント終了]

[選択1-1-2]
 (先生に伝える。)
坂上「それは、本当ですか。
 …。
 …分かりました。貴重な情報をありがとう。
 ええ、大丈夫ですよ。彼はこっぴどく怒られて、それで終わりですから。」[イベント終了、翌日007へ接続]

[選択1-2]
 (どうかな…。)
「士魂号のコンピュータって、妙に人間っぽいだろ。いや、俺の気のせいかも知れないけど、俺、時々、あいつの気持ちが分かるんだ。
 …それと同じような感じって言えば…
 いや、なんて言えばいいんだろう。
 …んー、なにか、新市街のさ、幽霊が出る辻、あるじゃん。
 あれから、そんな気が…。
 やっぱ俺、疲れてんのかな。ごめん。忘れてくれ。」


007【教師/心臓発作】

本田「ええと、…その。
 坂上先生、お願いします。」
坂上「…。」
本田「すみません…坂上先生。」
坂上「…みなさんに哀しいお知らせをしなければなりません。
 昨日、滝川くんが病死しました。
 心臓発作です。」
 クラスがどよめいた。
坂上「葬儀はすでに内々に済ませたそうです。
 あなた方の出席は必要ありません。
 きっと彼が生きていれば、自分の分まで幻獣と戦ってくれと、そう言ったことでしょう。我々は彼の分も戦わなければなりません。
 人類のために。死んでいった仲間のために!
 幻獣を殺すのです!
 …。
 …以上、解散。
 ああ、ちょうど私もあなたに用があったんですよ。」
 坂上は、紙袋に入った現金を渡した。
坂上「今後ともよろしく。」


戦場の滝川


008【滝川/今日も盛大に狩るぜ!】

「なあ、○○、聞こえる?
 もうすぐ戦いだよな。
 …何回目の出撃だっけ。
 …いや…泣き言いうために、戦車学校出たわけじゃねえよ。お前もそうだろ。
 俺達は…戦うしかないんだよな。
 …。
 以上、交信終わり。残弾数確認開始。
 今日も盛大に狩るぜ!」


009【滝川/戦死】 「司令」は当時の司令のNPC名

司令「遺体と行方不明者を捜索する。
 助からなさそうな戦友は、…これ以上、苦しませるな。
 …。
 以上、捜索を開始せよ。」
滝川「遅いよ…早く…。
 はやく来いってば…俺の息が…止まってしまう前に。」
 そこには、滝川が横たわっていた。
 ウォードレスの人工筋肉から、白い血が流れている。
 白い池のようだった。
 ○○に抱きかかえられて、滝川は、血を吐きながら笑った。
滝川「俺、さ…あんたのこと、…好きだったんだ…。
 知ってた?
 …。
 …あんたみたいになりたいよ…。
 …あんたみたいに…。」
 滝川は、やけに耳障りな息をすると、
 そのまま目をつぶって、動かなくなった。

[選択1-1]
 (優しく目をつぶらせる。)
 優しく目をつぶらせて、○○は一度だけ、やさしく滝川の髪を払うと、そのまま立ち上がった。(以下に続く)

[選択1-2]
 (キスする。)
 最後のキスをして、○○は一度だけ、やさしく滝川の髪を払うと、そのまま立ち上がった。(以下に続く)


 青い光が、○○を守るように漂い始めたように見えたのは、感傷だろうか。


他人のコアイベント関連


010【滝川/芝村警告レベル1】

「…なんかさ、芝村って、感じ悪いよな。
 偉そうだし。」


011【滝川/芝村警告レベル2】

「だから芝村に近寄るなって。
 あいつ、かなり本格的におかしいんだぞ!
 この間も世界を征服するって言うし…。」


012【滝川/芝村警告レベル3】

「…だ、か、ら。芝村と付き合うなって言っているだろ?
 あいつ、マジでやばいって。」


013【滝川/芝村警告レベル4】

「…お前、目つきが変わったよ。
 なんだよ、自信たっぷりに。」


014【滝川/来須について】

「来須先輩は…あの人は、たぶん、恋なんて出来ないよ。そんな気がする。
 あの人は…純過ぎるんだ。」


015【滝川/石津がいじめられてる】

「最近さ、女達の間でいじめやっているらしいぜ。
 石津がいじめられてるって。
 なんか、ヤだよな。」


その他


016【滝川/アイテムの効果について】

「一部のアイテムには、人の感情や態度に影響を与えるものがあるんだってさ。
 まあ、かわいい女の子から日記帳渡されたら、平静でいられなくなるとは、俺も思うけどね。
 あ、そういうんだったらきわどい水着もか。
 …。
 な、なんちゃって。」


017【滝川/幻獣と戦った猫】

「この間、幻獣に年取った猫が殺されていたんだ。
 …俺さ、思うんだけどな。
 あの猫も、きっと幻獣と戦ったんだよ。
 想い出の風景を守るために、戦ったんだ。
 この猫はきっと戦友に違いないって。
 なんでかなあ、
 でも、
 ウチのデブネコはそこまで頭よくなさそうだけどな。」


018【滝川/アルガナ勲章】

「なんだかさ、お前…幻獣を殺すたびに、人間じゃなくなっていくみたいでさ。
 …恐ぇよ。
 …。
 いや、悪ィ。ただ、そう思ったんだよ。
 戦ってる最中…お前、嬉しそうに笑っているように見えた時があってさ。
 きっと見間違いだろうけど、それからなんだ…。
 …なにか、お前…いや、あんたが、敵を殺すたびに、俺なんか話にならないくらい強いことに気付かされる。
 俺は、幻獣より恐い人の肩を、それと知らず叩いていたのかもって…。
 その調子で殺し続けて、勲章貰いつづけて、人類最高の絢爛舞踏章を取って…それで…それで…あんた、一体何になるんだよ。
 いや、あんたには何度も命助けてもらってる。俺だって分かってる、あんたが居なきゃ、俺はとっくに死んじまってる…。
 でもさ、なぜだか最近、あんたの近くに居ると恐いんだよ。あんたは笑うけど、次の瞬間には笑ったまま、俺を殺せる…って。
 …悪い…。
 怒らないでくれよ。
 あんたは俺達と住む世界が違うんだよ。」


019【滝川/食糧難】

「ちくしょう! 俺の弁当、毎日どんどん、ご飯が減ってるぞ!」


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