横に★のあるものについては、教師&ブータPCセリフについてをご一読下さい。
※どーでもいいこと…準竜師直属は「弐型」の方です。
「坂上 久臣(さかうえ ひさおみ)です。
よろしく。
いろいろあるとは思いますが、とりあえず生き残ることを考えなさい。
…生き残ってさえいれば、やり直すのも、続きを楽しむのも、どちらも出来ますからね。
私は、あなたに戦争のやり方を教えています。
だがそれは、殺し方を教えているのではない。
あなた達が生き残るために教えています。
…戦争が始まって戦争のために巨費を投じるのであれば、こんなことになるのであれば、同じ金額を使って平和教育を行うべきだった。
そう言うためには、まず戦後まで生き残る必要がありますからね。
かの一族ではありませんが、戦争は経済活動です。消費する一方のね。
一人の学兵への教育と、それに与える装備の値段を考えれば、あなたが一生サラリーマンをやっても払えない額がかかりますよ。
で、あれば、まずは無駄遣いしないことが、戦争に勝つ基本です。死なないでねばることが、国と、あなた自身とが得をするわけです。
…愛国者はすぐ死にたがる。負債を後に残すだけでね。醜い話です。国が求めているのは愛国者でなくてよいから、しぶとい兵ですよ。
ああ、もちろん、一番いいのは愛国者でしぶとい兵ですがね。愛国者にいいところがあるとすれば、それはコキ使える所ですから。」
「坂上 久臣(さかうえ ひさおみ)弐型です。
よろしく。
教官と生徒という差はありますが…。
共に人類の勝利のために、我々の郷土のために戦いましょう。
死ぬことを恐れてはいけません。
戦争と言うものは、どれだけ愛国者が死んだかで決まるのですよ。
幻獣は死を恐れない。だから強い。
それと戦う我々も、強くならねばなりません。」
「軍は、歌好きでね。恥ずかしい歌をいろいろ教えてくれますよ。軍隊は、要するに何をする時にも歌うところですから。
隊歌に行進歌、懲罰歌に、作業歌に、戦闘歌。
そして、ガンパレードマーチ(突撃行軍歌)。
特にガンパレードマーチは人気があります。
歌詞の恥ずかしさもダントツですがね。
…不思議と、銃を撃っているその時には、この歌ほど良い歌はないと確信するものです。
…幾千万の私とあなたで、あの運命に打ち勝とう。どこかのだれかの未来のためにマーチを歌おう。
そうよ未来はいつだって このマーチとともにある。
…ってね。
…この歌を歌っている間だけは、自分は全世界の人々のために命を賭けて戦う戦士だと思い込めます。
どこかのだれかの未来のために、戦うことがどれだけ誇り高いことか、それを確信できなければ人は戦えないということでしょう。」
「…苦しいときには、歌を歌いなさい。
歌は、命令で殺し合いを職業にする兵に許された、唯一神聖なる暗黙の権利ですから。
両手が切れても塞がっていても、歌は歌えます。歌うなと、士官は言えません。
なぜなら、士官もまた歌うからです。
苦しいとき哀しいとき、己を奮い立たせるその時に、ただ一つ味方となるのは歌。
ガンパレードマーチ(突撃行軍歌)ですよ。
…幾千万の私とあなたで、あの運命に打ち勝とう。どこかのだれかの未来のためにマーチを歌おう。
そうよ未来はいつだって このマーチとともにある。
…ってね。
どこかのだれかの未来のために銃を取る。
この愚かな戦争に意味があるとすれば、それだけでしょうから。」
「我々の知っている常識なんて…
それは頼りないものでね。
…ちょっと違う見方、ちょっと違う接し方で簡単に崩れる。
それは…いいことだと思いますよ。
面白い世の中だと思いませんか。
…。
常識が崩れたその時には、歌を歌いなさい。
嬉しいときも苦しいときも、戦友と歌ったあの歌を。ガンパレードマーチを歌いなさい。
あの恥ずかしい歌詞を頭から信じている沢山の仲間が、共にマーチを歌っていることを思い出しなさい。
楽しくなりますよ。
常識が崩れるときは、いつも未来にしかありませんからね。
どこかのだれかの未来のためにマーチを歌おう。
…だから、願い通りの展開なわけです。」
「我々の知っている常識なんて…
それは頼りないものでね。
…ちょっと違う見方、ちょっと違う接し方で簡単に崩れる。
それが悪いとは言いませんがね…。
面白い世の中だと言えるほど、私は人が出来ていませんよ。
…。
常識が崩れたその時には、歌を歌いなさい。
嬉しいときも苦しいときも、戦友と歌ったあの歌を。ガンパレードマーチを歌いなさい。
…幾千万の私とあなたで、あの運命に打ち勝とう。どこかのだれかの未来のためにマーチを歌おう。
この恥ずかしい歌詞を頭から信じている沢山の兵を、生きている友と、死んだ友と、共にマーチを歌っていることを思い出しなさい。
それだけは唯一無二の真実です。
それを信じて戦いなさい。どこかのだれかの未来のために自分は銃を持つのだと。」
坂上「ちょっと、よろしいですか?」
[屋上へ移動]
坂上A「…。」
[もう1人来ます…]
坂上B「交替です。」
坂上A「分かりました。」
さっきまで話していたほうの坂上は歩いていった。
坂上B「お待たせしました。
いや、気にしないでください。
身体は完全に同系ですし…。
性格もほとんど同じですよ。
私の方が準竜師直属なので少々厳しいかも知れませんが。
…そうだ。軍楽技能があれば、ガンパレード・マーチを歌えますよ。」
「特定の武器や機体に頼っているようじゃ、本物のサムライではありませんよ。
本物はね、本物で一流は、ただ、強いだけの人間なんですよ。武器に対するこだわりも、戦術に対する美学もない。
ただ、強い人間。それが本物のサムライです。
敵を撃破することにも興味なく、幸せを掴むことにも興味ない。守るべき主人も正義もなく…ただ、強い。
昔、一度だけ本物を見たとき。
…強いということは、それ自身が単独で存在することが出来るものなのだなと、…そう思ったことがありますよ。
ですが、思うのです。目的のない強さは、存在する意味があるのかと。人は強いから幸せになれるのか、どうなのかと。
頭が悪い方が、体力がない方が…それはそれで、楽しいんじゃないんですかね…。」
「強さと言う物は、なんなんでしょうね。
…私は、分からなくなる時がありますよ。
強さとは、特定の技が使えるからでも、能力が高いから得られるものでもありません。
そう、私は知っています。
少なくとも、私が一番強いと思ったあの男はあの死を告げる舞踏の勲章を持った者は、…舞とののみの父親もどきは…。」
坂上は、なにか、ぶつぶつと独り言を言っている。
「別に特別な力なんて、ひとつだって持っていなかった。
すり足で一度も敵に射撃させず、その拳で自分の何十倍の幻獣達を撃滅する。
…システムを使いこなせば、そこまで人間は出来るのか。本当に強ければ人間と言うものは士魂号すら必要ないのか。
能力や性能を全部嘲笑いながら、目に見えて感じるものを突破したあの強さは。
人類でありながら、人類を突破したあれは、あの力で何と戦うと言うのだろう。
…竜を置いていくということは、もっと別のなにかがあるのか…青は、何を考えている…。」
「…OVERSか。私の生徒に寄生しているな。
何の用だ」
[選択1-1]
(竜を倒しに来た。)
「待ちなさい。
…。
確かに青のOVERSですね。
…しかし、私の知らない形式ですね…。
竜を追ってここまで来た…と。
私はかれこれ40ループ以上ここにいるが竜がどこにいるかも分かっていません。
人類決戦存在HEROもです。
それともあなたがそうなのか?
…まあいい。
あまり期待しないで待ちますよ。」
[選択1-2]
(は?)
「…セプテントリオンではないようだが、私の生徒にとりつくとは気に入らんな。
死ね。」
「竜は、幻獣は人の心が生み出します。
あれは願いをかなえる機械、半実体形成器が人の悪しき想念を受けて産んだもの。
あれを倒すには衛星軌道上にある半実体形成器そのものを破壊するか、さもなくば人々自身を変えるしかありません。
人の想念が変われば…人の想念が産んだものも変わります。だが、人は本来、悪と善双方を備えるはず。希望と善意だけの人間など…。
…人々自身が変わる、青は、完全なる青は、そのためにあなたをこの世界に介入させたのか…。
…分からない…分からない…。」
「最近ののみさんに好かれていますね。
…色々、世話を焼かれていませんか。
世話焼きさんですからね。
あの子は。
実験が終わり、士魂号に載せられる予定だったあの子を引き取った父親は、有能であっても、ひどく芝村的でね…。
まあ、要するに日常生活を送るには、ひどく不器用だったんですが。
きっと…ああやって身の回り全部を世話していたのでしょう。
…ここに来るまでに、養育年金も騙し取られていてね。
今ここにいるのは、時々発揮される、理解不能の芝村一族の温情主義ですよ。
…まあ、せいぜいかわいがってあげてください。身寄りも成長するあてもありませんから、遊び相手としてはいいと思いますよ。
…なんでこの話を、ですか。
…さあね、なんででしょうね。」
「ここだけの話ですが、
幻獣による無差別暗殺テロが頻発してますよ。
皆、下半身を食われてそりゃヒドイ様でね…。」
「ヨーコさんが、あなたが世界を変えると…。
やれやれ…。またですか。
まったく懲りない人ですね。」
「残念ですが、芳野先生…彼女のタイプは、精神が弱いようです。
…あれが、ここに配属された理由もそこらへんかもしれませんね。
…準竜師に報告しますよ。」
「パイロット…準技術士官が司令などの戦科士官になることは珍しいんですがね。
なぜだかわかりますか。
答えは簡単、現代のラインオフィサー(戦科士官)の専門教育は、パイロットをやりながらではとても履修は出来ません。
自分のことだけ考えることと、部隊全部の面倒を見ることは全然違います。
だから、当然といえなくもありません。
…今後、空いた時間ではありますが、司令としての士官教育をやります。私も専門ではありませんが、やらないよりましでしょう。
時間が空いたら私や本田先生のところに来てください。」
「さっそく来ましたね。
士官教育をはじめましょう。
まず今後は授業に出るよりも、部隊運営の方に気をかけてください。
仕事が溜まっているようなら、自分の判断で休んでも構いません。
もちろん、私も本田先生も型通りには怒りますが、気にすることはないでしょう。
あなたが、司令である以上、あなたの決定が小隊の決定であり、あなたの判断が、小隊の判断なのです。
昔の話をしましょう。
オーストリア・ハンガリー二重帝国で起きた、実際の事件です。
ある士官が、皇帝の命令を守り、それを守ったせいで敗北したことを理由に処罰されました。
処罰の原因はこうです。皇帝は自分の命令を守らせるために、士官に命じたのではない。
勝たせるために士官に命じたのだと。
…これが、以後の軍隊における、基本的な士官の定義になりました。
ルールを守るのが兵の役目なら、必要に応じてルールの解釈を変え、破ることが士官の重要な役目になります。
それが最終的に必要と感じたら、部下に罰を与えるのも、授業を休んで執務するのも、あなたの自由、あなたの仕事です。
他の部下は、それで利益を得る間、あなたに忠誠を誓うでしょう。
これだけです。以後はその肩に、責任があることを忘れないでください。」
「士官の仕事は、要するに3つしかありません。
1.戦闘で命令すること。
2.戦闘で支援すること。
3.どの敵とどう戦うか決めること。
他にも、部下の健康管理や、仕事の監督もありますが、基本的にはそれだけです。
実戦上がりのあなたなら、戦闘で命令することは、そう苦労しないでしょう。
そうですね。
今日は支援のやり方を説明しましょう。
支援には、戦闘時に航空支援あるいは、砲撃支援やジャミング、煙幕の4種類があります。
航空支援と砲撃支援は、攻撃の支援。
ジャミングと煙幕は、防御の支援に相当します。
いずれも、委員長フェイズの時選んで実行できます。
支援攻撃要請をすれば、数ターン後に、制空権があるときは航空支援、なければ曲射砲による支援が入ります。
ジャミングはミサイル、煙幕はレーザーの攻撃をそれぞれ、以後15ステップ、…1.5ターンの間無効化します。
スキュラやキメラ等の光線系幻獣は煙幕を使うことでほぼ無効化出来ます。
ゴルゴーンやきたかぜゾンビなどの攻撃は、ジャミングで無力化出来るでしょう。
場合に応じて使い分けてください。」
「今日は転戦の話です。戦闘が終わったあとの、戦略マップがあるでしょう。
あれは指揮官用の情報で、今、九州中部…つまり熊本がどういう状況になっているかを表示しています。
赤が幻獣で、青が人類側なわけです。
地図は20戦区に分かれ、それぞれ5個4隊が守備についています。
この部隊は独立小隊ですから、司令は自分の判断で、担当戦区を変えることが出来ます。
実際の戦闘は数字ではなく戦術で決まりますから、やりようによっては、自分より多くの戦力である敵を撃破できるでしょう。
的確に転戦して戦いに勝利して、勝利しつづければ、人類を勝利に導くことも出来るかも知れません。」
「今迄教えたことを、復習しますか? 司令。」
[選択1-1]
(いいえ。)
「分かりました。」[イベント終了]
[選択1-2]
(はい。)
[選択2-1]
(司令の定義)
「士官教育をはじめましょう。
まず今後は授業に出るよりも、部隊運営の方に気をかけてください。
仕事が溜まっているようなら、自分の判断で休んでも構いません。
もちろん、私も本田先生も型通りには怒りますが、気にすることはないでしょう。
あなたが、司令である以上、あなたの決定が小隊の決定であり、あなたの判断が、小隊の判断なのです。
昔の話をしましょう。
オーストリア・ハンガリー二重帝国で起きた、実際の事件です。
ある士官が、皇帝の命令を守り、それを守ったせいで敗北したことを理由に処罰されました。
処罰の原因はこうです。皇帝は自分の命令を守らせるために、士官に命じたのではない。
勝たせるために士官に命じたのだと。
…これが、以後の軍隊における、基本的な士官の定義になりました。
ルールを守るのが兵の役目なら、必要に応じてルールの解釈を変え、破ることが士官の重要な役目になります。
それが最終的に必要と感じたら、部下に罰を与えるのも、授業を休んで執務するのも、あなたの自由、あなたの仕事です。
他の部下は、それで利益を得る間、あなたに忠誠を誓うでしょう。
これだけです。以後はその肩に、責任があることを忘れないでください。」
[選択2-2]
(司令の仕事) → 【坂上/司令の心得・支援について】
[選択2-3]
(転戦について) → 【坂上/司令の心得・転戦について】
先生は、教壇に立つと、メモに目を通して、教室を見まわした。
「みなさんには、とても重要なお話をしなければなりません。我が日本政府は本日未明、正式に戦争状態の突入を宣言しました。
憲法は一時凍結され、各種の権利のうち、抵抗権、および労働三権は制限されることになります。
首相と大統領の会見は、朝10時ごろになるはずです。…残念ですが、和平の道は完全に絶たれたようです。」
しらけた雰囲気が、場を支配していた。
もう1月ほども、各地では戦闘が続いていたし、各種の政治活動の制限や、民間工場の戦時転用も行っていたからだ。
実質上の戦争はすでに始まっていた。
ここが前線になってないだけだ。
何を今さらと、第6世代は思っていた。
それでも、なんとなく気分は高揚してくる。
それは、上の世代が笑えるほどに必死になったからか。
[どれか1つランダム]
「整備の方は順調ですか? みなさん、今日も夜まで、がんばって整備してください。」
「この時間から、軍務ですね。みなさんがんばって整備してください。」
「それではみなさん、整備を開始してください。」
「整備兵のいない戦車と戦車兵はただのくずです。…誇りを持って仕事をしてください。以上。」
「自分の受け持ち整備が終わったら、みんなを手伝ってあげてください。
それでは、解散。整備を始めてください。」
「みなさんは整備が本業。だから、これからの時間が、みなさんの本番です。
がんばって整備してください。」
[HR]
「○○くん(さん)、ファスナーが開いてますよ。」
※これ、何なんでしょうね。いつも思うんですが…(^^;)
[授業中に倒れた]
○○「くっ!」
坂上「○○くん(さん)!」
坂上「テストの結果を返します。」
しばらくして…
坂上「ののみくん。7点。」
ののみ「うわー、2点あがった! えへへへ。」
瀬戸口「えらい、えらいぞ。がんばったもんな。」
ののみ「うん。」
坂上「狩谷くん、89点。」
狩谷「…今日は調子が悪いな。」
坂上「芝村さんと来須くんは100点でした。」
「それと…はい、滝川くん。」
滝川「先生、なんで俺の点数は読み上げないの?」
[たんたんと肩を叩くような音…]
同時に若宮と瀬戸口が滝川の肩を叩いた。
滝川「おい、ちょっと待て、なんだよそれ!」
「○○くん(さん)のお見舞いに行かなければなりませんね…。」
[テスト前HR]
「今日はテストですね。
みなさん、頑張ってください。」
[教室を間違えた生徒への注意]
「○○さん、クラスが違いますよ。
すぐ隣にいきなさい。」
[遅刻常習犯への注意]
「○○、最近遅刻が多いですよ。注意してください。」
[体育の授業に遅刻]
「授業はとっくに始まってますよ。早く着替えて下さい。」
[整備不良で休校時のHR]
「今日の授業はお休みです。みなさん、軍務についてください。」
[3月4日限定] ★
「おはようございます。みなさん。
私が2組を受け持つ担任の坂上久臣です。よろしくお願いします。」
「…幻獣は、敵ですよ。
…そう思っていた方が幸せでいい。」