アライメント調整

皆さんは アライメント調整 はどうしているでしょうか?
お店にお任せする方が正確で面倒くさくもないのでいい、と言われるかもしれませんが、
DIYだと 好きな時 (サーキットに行ったときとか)に調整できるし、
最初の道具代だけであとは 何回やっても"ただ" なのでいいですよ!

私はアライメント調整には イケヤフォーミュラ さんの A1メープルゲージ を使っています。
結構レース屋さんもサーキットなどで使っているらしく、信頼できる物だと思いますよ。
お値段は片側だけできるハーフセットで¥15000くらいです。
アライメント調整2回くらいやったらもと取れそうですね(笑)。

では、そのA1メープルゲージを使った調整を紹介します。

これがA1メープルゲージです。
A1メープルゲージ
まずハンドルは 真っ直ぐ にしておきます。←できるだけ正確になるようこだわってください。
キャンパーとトーを両方調整する場合は、 キャンパーから 調整します。 ただし、キャンパーは 調整式アッパーシート じゃないと調整できません。 キャンパーを調整する時は、ジャッキで上げるだけでウマは架けなくていいです。
私のはCUSCO製のピロアッパーです。
調整式ピロアッパーマウント
ネジを緩めて、ショックのアッパーを エンジン側にずらせばネガティブ に、 フェンダー側にずらせばポジティブ になります。 街乗りではネガティブに0’5”くらいで、サーキットに行く時はネガティブに目一杯(2’00”くらい)にします。 普段からあまりキャンパーを付けると、内減りがひどくなるので気をつけましょう。
A1メイプルゲージの場合、キャンパーの測定は写真のようにゲージを付けたら"CAMBER"と書いてあるところから 紐をたらし、ゲージを読み取ります。
キャンパー調整風景
キャンパーを左右調整したら、一度 ジャッキを下ろした状態 でもう一度キャンパーを測ります。 おそらく多少ずれているはずなので、ずれた分だけ調整し直します。

キャンパーを調整したら、トーを調整します。

トーの調整は、できたら前後ウマを架けましょう。
前輪はタイヤを外した状態でゲージを装着しトーのアライメントを測定します。
トー測定&調整中

トーアングルの調整は タイロッド の長さを調節して行います。↓
タイロッド
写真の細くて黒いのが タイロッド です。
12mmと14mmと17mmのレンチを使って調節します。 普段調節してないとめちゃくちゃ固いのでナットをなめないように先にCRCを吹き付けておきましょう。

トー調整もキャンパーと同じく、ジャッキを下ろしてから再び測定しずれた分を修正します。
私は大抵アウトに0’00”〜0’45”の間で調整します。いつもは0’00”でしょうか。
A1メイプルゲージによる調整風景
トーアングルに関しては自分のハンドリングの好みにもなると思いますが、なるべく"0"に近い方がいいんじゃないかと思います。 ちなみに トーインだとアンダーステアトーアウトだとオーバーステア ぎみになります。

最後に、コルサは リア はキャンパーもトーも 調整できない んであきらめてください。(笑)
ま、フロントだけで十分だと思いますが。

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