2002年5月6日 PITINN

今年は福井へも行ったのですが、ピットインの都合上最終日にも行きました。福井に比べ大分慣れてきたのか、全体としては丁寧に聞こえました。しかし、あいも変わらず雑と言うか、適当に弾いてますね。(笑)それが悪いと言うことではなくて、それこそが本人も言っている、゛インプロヴィゼーション゛というものなんだと思います。すごいのは、適当に弾いててちゃんと曲になっていることと、また、そのように”弾ける”ということです。

今回は、福井で写真を取れなかった悔しさを晴らすために、ポラロイドカメラを用意していったんですが・・・、見事ホテルに置き忘れました。と言うわけで、またまた駄々草なレポートのみです。

ピットインでの曲目はほとんど福井と同じでした。曲順はまたも忘れましたが、

Lanyard Loop

Texas

Things you see

Gas Lamp Blues

Funnels

Water on the brain

Letters of marque

Leave'em on

Above and below

Al frasalon

Shallow see

こうして見ると、ほとんど同じですね。あれ?11曲って福井と一緒だ。もう1曲ぐらいあったような気がする・・・。

今回出だしはとてものっているようで良かったです。特に2,3曲目あたり(Texas,Thigs you see)が最高でした。とりわけソロの走りはもうそれこそめちゃくちゃで、何であんなに弾けるのかってぐらいでした。ところが、前半も終わりに差し掛かるころに、ミスが目立ちだし、本人もかなりいらだっている感じがしました。(確かFunnelsだったと思うんですが)曲の終わりに、まだギターの残響音が残っているのに、いきなりボリュームペダルを力いっぱい踏みつけて音を切ってしまったり、次の曲の始まる前には、ボリュームペダルをまるで邪魔者扱いにするかのように、軽く蹴ってました。そのときはチャドがすばらしいドラムソロを展開してくれて、何とかもったんですが、わたしは内心ひやひやしてました。

今年のライブは、新兵器のUD−stompというYAMAHAとのコラボレートで開発したエフェクターを使っていたんですが、曲の導入部分なんかでうまく使われているな、と言う感じがしました。もともと、ホールズワースの曲は曲の導入部分が非常に繊細に作られているので、今後のライブでは、さらに練ってこのエフェクターを最大限に生かしてほしいと思います。

戻る