居庸関 


 北京市内から万里の長城の名所である八達嶺へは、高速道路でわずか30分で行けるが、当日は路面が凍結して事故が多発したため、途中の居庸関で降りた。

 この居庸関は関所跡で、明代には難攻不落の九塞のひとつに数えられた関城があった。

 現在、城は無く高さ約10m、幅約27mの雲台が残っているだけである。

 石段を登って上にあがる。下が滑る上にとても急で、手すりを持ちながらでないと危ない。

 見ての通りの急斜面。登るのにも一苦労であった。

 北側(右側)は北方民族の侵入を防ぐために、地面から高くなっているのと、鉄砲等の武器が使えるよう櫛型になっている。

 一番上から下を見下ろしたところ。川は凍結していた。

 この写真でも北側(右側)と南側(左側)のつくりの違いがわかる。

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