千歳線とは

ＪＲ北海道の大動脈です。札幌から新千歳空港へ列車で行く場合や、特急列車で苫小牧・室蘭・函館や帯広・釧路の方へ向かうのに走る路線というと、一般の人にはわかりやすいでしょう。

正式には、苗穂～沼ノ端、および、南千歳～新千歳空港、ですが、実際に運転されている状況からみて、札幌～新千歳空港、および札幌～苫小牧、と考えた方がわかりやすいと思います。このページでも、そのように扱っています。
ちなみに、札幌～苗穂は函館本線、沼ノ端～苫小牧は室蘭本線です。
駅名と市名を紹介すると、以下のようになります。

ちなみに、上り、下りは東京を基準にするので、上りが札幌→苫小牧、下りが苫小牧→札幌となります。

駅名（駅間距離）	市名	停車する列車など	接続する路線
札幌（さっぽろ）	札幌市	特急・急行・快速を含む全列車	函館本線学園都市線札幌市交通局南北線・東豊線
2.2km		（函館本線）
苗穂（なえぼ）	札幌市	普通列車のみ
3.6km
白石（しろいし）	札幌市	普通列車および朝夜の快速エアポート	函館本線（普通列車）
2.2km
平和（へいわ）	札幌市	普通列車のみ
2.9km
新札幌（しんさっぽろ）	札幌市	特急・急行・快速を含む全列車（ただし本州直通の寝台特急は通過）	札幌市交通局東西線
2.9km
上野幌（かみのっぽろ）	札幌市	普通列車のみ
8.0km
北広島（きたひろしま）	北広島市	快速エアポートおよび普通列車
6.5km
島松（しままつ）	恵庭市	普通列車のみ
2.2km
恵み野（めぐみの）	恵庭市	普通列車のみ
2.5km
恵庭（えにわ）	恵庭市	普通列車のみ
2.3km
サッポロビール庭園（～ていえん）	恵庭市	普通列車のみ（ただし、一部の列車は通過）
2.3km
長都（おさつ）	千歳市	普通列車のみ
3.5km
千歳（ちとせ）	千歳市	特急すずらん・急行はまなす・快速エアポートおよび普通列車
3.0km
南千歳（みなみちとせ）	千歳市	特急・急行・快速を含む全列車	石勝線（追分・新得方面）
2.6km
新千歳空港（しんちとせくうこう）	千歳市	快速エアポートおよび普通列車

南千歳
4.5km
美々（びび）	千歳市	普通列車のみ（ただし、一部の列車は通過）
7.5km
植苗（うえなえ）	苫小牧市	普通列車のみ（ただし、一部の列車は通過）
6.4km
沼ノ端（ぬまのはた）	苫小牧市	普通列車のみ	室蘭本線（追分方面）
8.8km		（室蘭本線）
苫小牧（とまこまい）	苫小牧市	特急・急行を含む全列車	室蘭本線・日高本線

おまけ～　千歳線の歴史
１９２６年８月２１日	北海道鉄道（苗穂－沼ノ端間）が開業
１９４３年８月１日	戦時中、北海道鉄道を買収し、国鉄千歳線に
１９７３年９月９日	苗穂－北広島間、ルート変更し現在の姿に
１９８７年４月１日	国鉄からＪＲ北海道（北海道旅客鉄道株式会社）に
１９９２年７月１日	南千歳－新千歳空港間が開業