グアムの金環日食
2019年12月26日
金環日食は部分日食?
公開:2021年1月21日〜
更新:2021年1月24日 内容を追加中
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クリスマスのグアムで金環日食
クリスマスの南国グアムで金環日食なんて、ちょっと素敵。皆既日食と金環日食はだいぶ違うし、金環日食は、いわば部分日食だ、とも感じるが、グアムは行ったことが無いし、マイルで行ける。では、という事で、行ってきた。短期なので、手荷物のみ。当初、金環日食の時に、やや暗くなった南国の風景を撮ろうか、と気軽に考えていたが、到着した前日にロケハンしていたら、経時的に撮影してみよう、と急遽思い立った。
撮影は、iPhoneの時計を見ながら、5分おきに多段階露出撮影。撮影に本腰を入れている方々は本気度が違っていて、こんないいかげんなアプローチを見たら軽蔑されそうだが、案の定、それみたことか、というようないろいろな失敗が生じ、それはそれで良い経験になったので、そのダメだったところを公開。
早々と設置していた方(左) と
ビーチで撮影していた方(右。とある日食関連団体の代表の方でした)
南国の雰囲気を出したいので、ちょうどいい具合に傾いたヤシの木を探した。タモン・ビーチで足場も砂ではなくアスファルトの所があったので、ここに決定。当日は、第一接触30分前に行ったら、もう準備万端の方が一人。望遠レンズで撮っていらしたので、すぐに人だかりが。ご丁寧に、特に子供達に見せていた。お陰で私の方にはほとんど人が来なくて助かった。で、失敗した点と、その対策を列記 するので、ご参考に。
その前に機材。カメラはCANON EOS-R。ボディは欠点だらけだが、RFレンズが良いので、EFレンズから置換中。使用レンズは、RF24-70mm F2.8 L IS USM。風景写真以外は、Kenko Pro-ND100000を使用。ISOを400、絞りをF8固定として、シャッター・スピードを変えて多段階露出。写真で合成した太陽は、シャッター速度:1/100〜1/1000 (1/100, 1/200, 1/250, 1/320, 1/400, 1/500, 1/800, 1/1000)のもの。
蝕の開始は、現地時間で15:33’52”、第二接触は16:54’29”、蝕の最大は16:56’04”、第三接触は16:57’39”、日没は18:00’59”なので、蝕の最大の16:56’を基準に5分間隔で撮影を行った。撮影開始は、15時31分。ただし、風でヤシの木の葉に重なって隠れてしまったものもあったのでこれをカットし、合成は15時49分〜17時56分のもの。iPhoneで時計を見ながらの撮影で、アナログ、古典的手法。
撮影した所(iPhoneでパノラマ撮影)
失敗・問題点
1.
多段階露出を手動で行ったが、欲張って撮影枚数を増やした時があって、撮影間隔が一定とならなかった。
本来は、エクリプス・ナビゲーターを使用し、一定間隔となるよう用意すべきであった。
特に、緯度の低い所では垂直に太陽がストンと移動していくので、少しの時間差でも間隔は一定とならない。
現地入りしてからの思い付き、予習なしでの現場での露出設定では無理が生じる。
2. 撮影間隔が一定とならなかった原因、その2
EOS-R+RFレンズはミラーレスなので電池を消耗する。従って撮影の合間は電源を切っていた。
しかし何と電源を入れると、マニュアル・フォーカスなのにフォーカスの位置がずれる!
カメラの挙動としては、ありえない設定。予習していれば気づいていたかも。
撮影の途中で気づき修正したが、このために撮影間隔が5分を越えた時があった。
3. ヤシの木を入れて撮影するのにレイアウトに欲張り過ぎて、撮影冒頭でまだ欠けていない太陽が風でヤシの木の葉に隠れてしまい、一部欠けてしまった。
4. 日没前の太陽が雲で隠れ、一部欠けてしまった。
完全な経過撮影をするなら、恋人岬とか、もう少し高度がある所の方が良かった可能性がある。
しかし、せっかくグアムに来て撮っているのに、どこで撮っても同じような写真ではつまらないので、これはこれで良いかな、というところもあり。
5. 穴を開けてのピンホール/欠けた太陽像。現地で紙にプスプス穴を開けて撮っても、クオリティーが低い。事前に用意すべき。
6.
偏心した金環日食は、ただの部分日食。しかし完全に中心であれば、遠征する価値はある。やはり珍しい現象なので、しっかり準備をしよう。
面白い現象もあった。iPhoneで撮った写真で、ゴーストがきれいに欠けた太陽の形に!
→ 拡大
1泊2日の弾丸も考えたが、せっかくなので、翌日、地元のバスツアーで島内を一周観光した。戦争の爪痕には、やはり心が動く。太平洋戦争記念館ビジターセンターの正面に、日本海軍の2人乗り潜水艦が展示してあった。2人乗りなのに相当大きい。しかし、人の居住スペースはほとんど無く、先端の1/3近くは魚雷、1/3はバッテリー、後ろ1/3近くはモーター。流石に高価で体当たりには使われず、結果的に捕獲された模様。
美しい自然もあるけれど、私はマイナス・イメージもあった。ここには記さないけれど....
続く.....!
Phone 11Proにて撮影。
カメラは良くなったが、顔認証が最悪。OSもそうだけど、何でどんどん退化していくのだろう。
まるで公共事業の計画のように、見直し中止は無く、突っ走るだけ。
でも、Win10ほど酷くはないか...
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