よく使われる格言・慣用句のメモです。ただし(特に解説の)信頼性は、??。
格言 | なんらかの教訓を含むもの |
慣用句 | 定型的な言い回し |
お約束 | パターン化された言動、連想される台詞 |
あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも やゆよ らりるれろ わ
更新日 | 格言 | 由来 | 意味・教訓・解説・使用法 | 関連 |
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2008-06-15 | IT企業の社内システム | IT企業の社内システムはシステム化されていない。 (IT企業ではシステムは他者に売らないと儲けにならないので、自社のシステムなぞ余程のことが無いと作らない) |
袴 | |
2008-02-25 | 赤信号、みんなで渡れば恐くない | ツービート(ビートたけし・ビートきよし)が1980年代に流行らせた。 | 日本人は集団になると倫理感覚が無くなる。 だから日本で多数が賛成する事柄には警戒しなければならない。 |
sf4 |
2008-02-23 | 明日は明日の風が吹く | なるようになるから気に病むな。 | sf1 | |
2005-10-15 | 頭かくして尻かくさず | 隠れようとしているときに、頭は隠したがお尻が出ていて隠れていない状態。 | 物事を隠すときは、全てを隠すように気をつけるべし。 | 新sw10 |
2004-10-11 | あのブドウは酸っぱい | イソップ物語。手の届かない所に生っているブドウを諦めるときにキツネが言った負け惜しみ。 | 負け惜しみを言うのはみっともないからやめよう。 | |
2005-02-05 | 嵐の前の静けさ | 山の天気は変わり易く、嵐が来る直前はすごく静かになる。小学生の頃に登山に行って、本当にこの状況に遭遇したことがある。誇張抜きで、 それまでビュービューと鳴っていた風がぱったり止み、その後しばらくしてからまた強い風が出てきた。 | 平穏・静かな状態は、これから嵐が来る前触れかもしれないので気をつけろ。 (悪いことは水面下で始まっていて、まだ見えていないだけ) |
台風一過 |
2004-10-11 | 案ずるより産むが易し | 赤ちゃんを産む前にあれこれ心配して悩むより、実際に産んでしまえば案外大したことが無かったりする。 | 悩まず行動しろ。そして痛い目に遭う(爆) | sw13 新sw6 |
2006-07-11 | 石橋を叩いて渡る | 見るからに丈夫そうな石橋も、油断せずに叩いて大丈夫かどうか確かめてから渡れ。 「石橋を叩いて壊す」や「石橋を叩いて渡らない」(それが真の慎重さというもの)など、バリエーションが豊富。 |
新swx5 sw2g1 |
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2008-06-15 | 医者の不養生 | (他者の)健康を忠告する医者が病気にかかる。 | 袴 IT ミイラ |
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2008-05-04 | 急がば回れ | 急いでいるからと言って 慣れていない近道を使おうとすると、予期せぬ事態(迷子とか)になって結局遅れる。 急いでいる時こそ慣れている(よく知っている)道を使うべき。 あるいは、山や森の中を突っ切るよりはちゃんとした道を行く方が結局は早い。⇔パイナップルアーミー |
急いでいる時でも、落ち着いて(手順を省略したりせず)普段と同じ行動をしなさい。 なお、道行きを急ぐ時は、最短ルートである細い道よりも、多少遠回りでも誰もいない道の方が絶対速い。特に朝の遅刻しそうな時間帯はみんな同じ事を考えて細い道に殺到する(その割にみんな足が遅い)から。←ひしだまの経験則 |
杖 |
急いでいる時こそ、逆転の発想で わざと遠回りの道を行くと良い事がある。といいな(爆) | ||||
急いでいる時は、その場でゆっくり回って周りの景色を眺め、気を落ち着けるとよい(深呼吸のようなもの)。 | 三遍回る | |||
2007-01-04 | 馬の耳に念仏 | 念仏を唱えても、馬には通じない。 | 馬には念仏が分からないので、馬に念仏を聞かせるのは無駄。 | 猫 豚 |
ありがたい念仏なのにそれが分からないので、馬は愚かである。 | ||||
意味も分からずただありがたられているだけの念仏など聞こうとしないので、馬は賢い。 | ||||
2004-10-11 | 狼少年 | イソップ物語『狼と少年』。狼が来ていないのに「狼が来た」と何度も言っているうちに誰も信じなくなり、本当に狼が来た時に信じてもらえなかった少年の話。 | 嘘ついちゃダメ。 | 新sw2 |
嘘をつくなら最初の2〜3回だけにしておき、次に嘘をつくまで しばらく間を空け、不定期に言うべし。 | ||||
2007-01-04 | 鬼の目にも涙 | 非情な鬼でも、稀に情けを感じて涙することがある。 | nw4 | |
2005-03-13 | 親孝行、したい時には親は無し | 自分が成長して親の苦労が分かって「親孝行しなきゃ」と思った時には、既に親が亡くなっている。 | 日頃から親孝行しときなさい。 | bt2 |
2006-08-05 | 女は顔が命 顔は女の命 |
そのまんま。 | 顔は大事なので、傷をつけたりしてはいけない。 なので、女性が殴られそうになると「お願い、顔はやめて」という台詞が出ることになる。てゆーか、そもそも殴るな。 |
mw1 |
2004-10-11 | 金は天下の回り物 | お金は、手に入れたら使って、次々と他の人へ渡っていく。 | 金は使うもの。貯めるものじゃない。 | sw12 |
2004-10-11 | 河童の川流れ | 河童は川に住んでて泳ぎが上手。 | そんな河童でも、たまには誤って川の流れに巻き込まれて流されることがある。どんな名人でもたまには失敗するんだから、失敗なんか気にするな。 | 弘法 猿 新sw2 新sw4 |
河童は川に住んでいるので、たまに川の流れに身を任せて遊ぶことがある。ほら、流れるプールって楽しいじゃん(笑) | ||||
2007-01-04 | 瓜田に靴を納れず | 瓜畑でかがむと瓜を盗っているように見えるので、靴を履き直してはいけない。 | 疑わしく見える行動はとるべきでない。 | すもも |
2006-01-02 | 雉も鳴かずば撃たれまい | 鳴くと猟師に居場所がばれて撃たれる。 | スパイの隠密行動の基本は音を立てないことである。 応用:音を立てて敵をおびき出す。 |
新swx4 |
2006-06-09 | 君子危うきに近寄らず | 『論語』孔子 | 賢い人は 危険なものを察知し、近づかない。賢い人は危険を回避するものだ。 | lw1 |
2006-06-11 | 光陰矢のごとし | 時間が過ぎ去るのは早い(から、無駄なことに時間を使うな) | lw2 | |
2004-10-11 | 後悔先に立たず | 起きてしまった事は後から悔いても元に戻らないから、事前に考えよ。 | ||
後悔は「後から悔いる」から後悔なのであって、「何かする前に後悔する」ことは有り得ない。いくら事前に入念に準備しても失敗したら結局 後で後悔するんだから、「後悔しないために事前に何か考える」のは無駄。 | ||||
2004-10-11 | 弘法も筆の誤り | 弘法大師は字(書道)が上手。 | そんな弘法大師でも、たまには字を間違えることもある。どんな名人でもたまには失敗するんだから、失敗なんか気にするな。 | 河童 猿 新sw2 |
2008-06-15 | 紺屋の白袴 | 袴を染める紺屋さんのはいている袴が染められていない。 | 医者 IT |
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2004-10-11 | 虎穴に入らずんば虎子を得ず | 危険な虎の巣に入らないと、虎の子を捕まえることは出来ない。なんで虎の子が欲しいんだか知らないけど。 | 危険だからと言って躊躇していると、大切な物は手に入らない。 | 新sw8 |
2004-10-11 | 転ばぬ先の杖 | 転んでから「杖を持っていけば良かった」と後悔しても遅いので、先に(転ぶ前に)杖を持って行け。 | 危険を予測し、事前に準備をしておきなさい。 | 備え 回れ 新sw1 |
2004-10-11 | 猿も木から落ちる | 猿は木登りが上手。 | そんな猿でも、たまには木から落ちることがある。どんな名人でもたまには失敗するんだから、失敗なんか気にするな。 | 河童 弘法 新sw2 |
木登りのスペシャリストなら、木から下りるのに「落下」という方法をとることもある。名人にとっては、他人が危険とする方法も安全なのだ。 | ||||
2007-06-16 | 三度目の正直 | 二回失敗したが、三回目に成功した。(結果論) | 2回失敗しても、3回目で成功するかもしれないから挑戦してみるべき。 | 二度 |
2008-04-22 | 三人寄ってもバカはバカ | 三人集まれば良い知恵が浮かぶと言っても、しょせん馬鹿が三人では素晴らしいアイデアは浮かばない。 | 文殊 | |
2008-04-22 | 三人寄れば文殊の知恵 | 複数の人が集まって考えれば、一人ひとりでは思い浮かばなかった良い考えが浮かぶ。 | ||
2004-10-11 | 将を射んと欲すれば、先ず馬を射よ | 戦で大将を討とうと思ったら、まずは大将が乗っている馬を射て倒し、逃げられない・攻撃し易いようにせよ。 | 直接狙うんじゃなくて、周りから攻めていけ。 | 新sw3 |
2005-01-23 | 白い猫でも黒い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ | トウ小平 語録 (「トウ」は日本語の漢字変換では出せない字なのでカタカナ表記) |
sw12 | |
2006-08-05 | 捨てる神あれば拾う神あり | けなす人がいても、評価してくれる人もいる。 | swa1 | |
自分に都合のよい神がいる宗教に気軽に改宗すべし。 | ||||
2008-04-22 | 船頭多くして船山に登る | 船の行き先を決める船頭(ふつうは1人)が多くなると、船はとんでもない場所に行ってしまう(山にも登ってしまう)。 | 集団の行き先を決めるリーダーは複数いてはいけない。目的が定まらないと分裂してバラバラになってしまう。 | |
普通は船は水の上しか進めないが、船を動かす船頭を多くして力を合わせれば、山の上にも登ることが出来る。 | 三人 | |||
2004-10-11 | 備えあれば憂いなし | 準備してあれば、「災害が起きたらどうしよう」とか不安に思わずに済む。 | 災害に備えて準備しとき。 | 杖 新sw2 sw2g1 |
2004-10-11 | タダより高いものは無い | その場ではタダで物を貰っても、後から大変な事を頼まれたりして断りきれずに泣きを見ることになる。 | 無料で物を貰うのは良くない。 | 新sw5 |
2004-10-11 | 注意一秒怪我一生 | 元は警察庁の標語? | 事故に遭って怪我したら一生困るんだから、そうならない為に注意しようよ、一秒(一瞬)の事なんだからさ。 | 新sw7 |
2008-08-02 | 罪を憎んで人を憎まず | “罪は罰するが、それを犯した人間は許す”という思想。 | sw2g1 | |
2006-08-05 | 敵の敵は味方 | 敵に自分だけで当たるのは大変なので、敵の敵を味方につけて利用せよ。もちろん戦いが終われば(あるいは戦ってる最中でも)、「敵の敵はやっぱり敵」になるけど。 | mw1 | |
2007-06-16 | 灯台下暗し | 灯明(皿に入れた油を吸って火を灯す、蝋燭みたいなもの)は明かりとしては弱いので、それを置く台の下は(明かりの近くだけど)暗い。 | 手近な所の事は、意外と気付かない。 | メガネ |
2007-06-16 | 灯台下暗し | 海を行く船に向けて光を放っている灯台は、強い光を出しているけれども(遠くへ向けてのものなので)その根元は暗い。「灯台」が指すものが違う。 | 全然関係ないけど、「とうだいもとくらし」って「大正デモクラシー」と似てるよね(爆) | |
2007-01-04 | 遠くの親戚より近くの他人 | 元は警察庁の標語?(防犯の心得) | 遠くにいる人よりも近くにいる人の方が直接的には頼りになる。 | nwf1 |
2004-10-23 | 毒食わば皿まで | 毒を喰らったら、どうせなら毒が盛られていた皿(普通なら食べないようなもの)もついでに喰ってしまえ。 | 自棄になれ。 | mw3 |
2005-05-03 | 逃げるが勝ち | 争いになって傷つくくらいなら、逃げた方がよい。 | 逃げろ。(逃げるのは恥ではない) | 新sw6 |
2007-06-16 | 二度あることは三度ある | 2回起きた事は、同じ事がまた起こる。 | 2回起きた事は、「もう起きないだろう」と思って油断しているとまた起こる。 | 歴史 三度 |
2回失敗したら3回目も失敗するだろうから、これ以上無駄な事をするな。 | ||||
2007-01-04 | 猫に小判 | 猫はお金を使えないので、猫に小判をやるのは無意味。 | 馬 豚 |
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招き猫は福を招き寄せるので、福の象徴である小判を招き猫に持たせるのは有意義。 | ||||
2005-10-15 | 能ある鷹は爪を隠す | 能力の高い鷹は、爪を隠して敵を油断させる。 | 能力をひけらかしたりしない方がかっこいいから、隠しとけ。 | 新sw10 |
2005-10-15 | 脳ある鷹は爪を隠す | 「能」の間違い。 | 脳みそを持ってる鷹は、爪を隠して敵を油断させる…ふつうの鳥は脳みそ持ってるっちゅーねん(鳥頭だけど)。 | |
2004-10-11 | 逃した魚は大きい | 釣りで、逃げられた魚。 | 大きな獲物に逃げられて、悔しい、勿体無かった。(逃げられたのが悔しくて、実際よりも大きな魚だったような気がするので、余計悔しい) | デュダ2 |
後で他人に話しても証拠は無いから、逃げられた魚について いくらでも大きく誇張できる。 | ||||
2004-10-11 | 馬鹿は風邪ひかない | 馬鹿は頭が悪い代わりに体が丈夫なのが取り柄な(ことが多い)ので、風邪をひかない。 | ||
馬鹿は頭が悪いので、風邪をひいたことに気付かない。 | ||||
馬鹿は頭が悪いので、寒いのに薄着をしたりして風邪をひくような事をする。その自己正当化、あるいは皮肉。「馬鹿は風邪をひかないから大丈夫だと思ったのに〜」…だからバカと言われるんだぁ! | ||||
2005-04-04 | 人の噂も75日 | 色々噂されていても、75日も経てば皆忘れてしまう。 | 悪い事をして運悪く発覚しても、発覚してから75日間じっとしていれば許してくれる。政治家や芸能人の心得。 現代においては、7.5週間でも充分。さすがに7.5日や75時間ではないな、まだ。 |
新sw9 |
2007-06-16 | 人を呪わば穴二つ | 他人を呪ってその人の墓となる穴を用意するなら、自分の分の穴も用意すべき。 | 呪いをかけるなら、「失敗したら自分に返ってくるかもしれない」「復讐されて自分も誰かから呪われるかもしれない」という覚悟が必要ということ。 | |
2004-10-17 | 百姓は生かさず殺さず | 豊臣秀吉が言った言葉。年貢を取り立てる際、米を残しすぎて力をつけさせたりせず、取り過ぎて追い詰めたりしない。 | 何事も程よく搾取すべし。 | sw1 新swx1 |
2007-01-04 | 豚に真珠 | 豚には宝石の価値が分からないので、真珠を与えても無意味。 | 馬 猫 |
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豚に真珠を着けて綺麗に見せようと思っても、所詮は豚なので無理。 | ||||
2004-10-11 | ブタもおだてりゃ木に登る | アニメ『ヤッターマン』。そういう台詞を言いながら木を登るブタが出ていた。 | おだてれば、出来そうに無いこともできる。 叱るより褒めよ。 |
新sw8 bt2 |
2007-01-04 | 兵は拙速を尊ぶ | 『孫子』の「兵は拙速を聞くも、未だ巧久なるを睹ざるなり」 →目的を達成してすぐ引くことで成功した例は聞いたことがあるが、最高を目指して長引かせて成功したのは聞いたことがない |
目的を達成したら、欲をかかずにすぐ引くこと。 | nws1 |
稚拙でも迅速に行動した方が(巧みな戦術を立てて遅くなるよりも)よい。 | ||||
2007-01-04 | 馬子にも衣装 | 馬子は馬の世話をしているので汚れているが、綺麗な服を着せれば可愛く見える。 | 綺麗な服を着せれば、駄目なものでも良く見せることが出来る。 | |
2007-06-16 | 孫にも衣装 | 「馬子」の誤り。 | 可愛い孫なので、良い服を着せるともっと可愛くなる。「孫にもっと良い衣装を着せましょう」の略(爆) | |
ワルガキの孫でも、良い服を着せると大人しくなる。 | ||||
2008-06-15 | ミイラ盗りがミイラになる | (ミイラを盗掘しようとして罠にかかって)死んでしまう→ミイラになる | 事前の警告に使用する。「ミイラ盗りがミイラにならないように気をつけろ」 | 医者 |
2007-01-04 | 李下に冠を整さず | 李(すもも)の木の下で冠を直そうとすると、すももを盗っているように見える。 | 疑わしく見える行動はとるべきでない。 | 瓜 |
2006-10-06 | 歴史は繰り返す | 同じような事(事故・事件・戦争)は起こるので、そうならないよう注意しなければならない。 | 二度 dx2 |