●HOW TO WALK ALONG
THE GETTER WORLD
 <ゲッター世界の歩き方> 
1-0.『ゲッターロボ』超初心者の方へ

とりあえず、『ゲッターロボ』って何? とかいう程度の人に『ゲッターロボ』をオススメしてみるこのコーナー。
かなり偏ったオススメの仕方しているので、わかってる人はそこら辺も含めて楽しんで読んでください。オレの偏り方とか。

INDEX

●『ゲッターロボ』って子供向けのロボットモノのコトでしょ。とか言ってバカにしてる人に。

●ちょっとでも『ゲッターロボ』を知ってて、興味を持っている(又は興味を持とうとしている)人に

●『ゲッターロボ』には、ぜひアニメから入ってみたい。という人に。

●そんなコト言わずにアニメは何から観ればいいのか教えて欲しい。という人に。

※インデックスからこのページ内の各見出しに飛べるようにしてありますが、リンクで飛ばずに普通に読んで行った方が読みやすいかも知れません(笑)。
●『ゲッターロボ』って子供向けのロボットモノのコトでしょ。とか言ってバカにしてる人に。

いいからとりあえず、石川賢のマンガ版『ゲッターロボ號』を読め!!
全てはソレ読んでから判断しろ。
コレ読んでもグッと来ないようなら、貴方は『ゲッター』に触れる必要はありません。
間違ってアニメ版『ゲッターロボ號』を観ないように注意だ!
マンガ版だぞ、マンガ版。

●ちょっとでも『ゲッターロボ』を知ってて、興味を持っている(又は興味を持とうとしている)人に

オススメは当然、石川賢のマンガ版『ゲッターロボ』シリーズです。
何から読めばいいかというと、やはり発表順である、
『ゲッターロボ』
『ゲッターロボG』
『ゲッターロボ號』
『真ゲッターロボ』
『ゲッターロボアーク』
の順に読むのがベストかと。

ただ『ロボ』と『G』は製作年代があまりにも古く、今の読者には場合によっては辛い部分があるかも知れないので、そういった方にはとりあえず『號』から読むコトをオススメします。
その後はぜひ『ロボ』から読んでください。
個人的には、マンガ版はやはり『ロボ』が一番好きなんですケドね〜。
現在(2003年時)入手しやすいのは「双葉社」刊行の「ACTION COMIC」版か同社刊行の「双葉文庫 名作シリーズ」。
文庫版は『ロボ』以降『真』まで刊行されてます。
著作名は概ね「原作・永井豪 作画・石川賢」(文庫版は作画に関して「作画・石川賢&ダイナミックプロ」表記)
永井氏は基本設定の一部くらいにしかタッチしておらず、マンガ版はストーリー作画ともにほとんどが石川氏の手によるモノなので『ゲッター』は石川賢作品と呼んでよいでしょう。
詳しくは別項の「2.原作マンガ版」を読んでみてください。

●『ゲッターロボ』には、ぜひアニメから入ってみたい。という人に。

『ゲッター』はアニメから入るな! 以上。

●そんなコト言わずにアニメは何から観ればいいのか教えて欲しい。という人に。

オススメをしないというコトにもそれなりには理由があるワケで。
ひとつは自分が原作マンガファンだというコト。
やはり、他人に薦めるなら胸張って薦めたいじゃないですか。
ふたつめはその原作ファンな自分が原作マンガに感じてる「良さ」を表現しきれてるアニメ版が無いということ。
それに、いくらテレビシリーズの『G』がイイ! とか仮に言ったとしてもさすがにあの当時のアニメを無条件で薦めるのはちと辛いです。テレビシリーズで長いし。
昔テレビで観ておもしろかったなーとか記憶のある人はいいですよ。
ぜひテレビ版から観てください。

なので、断腸の思いで、尚且つ絶対に誤解されるコトを前提に言うなら、
OVA『真<チェンジ>ゲッターロボ 世界最後の日』でも観とけ。
ただひとつ言っておくが、コレは本当の『ゲッターロボ』では無い!
少なくてもオレにとっては。
そしてちょっとでも良さを感じたならば、すぐさまマンガ版を読んで軌道修正するように。
その上で尚『真<チェンジ>』が一番イイ。というならば、まあそれはそれで良し。
人の好みは千差万別なので。別にケンカするつもりもないし。
せっかくの「ゲッター好き」じゃないですか。仲良くやりましょう。
ちなみに『真<チェンジ>』より『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の方がゲッター的にはまだ評価が高いような気がします。
なのに何故『真<チェンジ>』の方を薦めるのかというと、13話というイイ感じの話数の長さと作画の良さ(但し良い時限定)と最終3話でムダに広がるスケール感から。
『真対ネオ』は4話しかないからね。
といったトコロで、もし『真<チェンジ>』を好きになったとしても、お願いだから「ゲッターの力を信じるんだーーーーーーー!!」とか、いたるトコロで叫び回る勘違い野郎にダケはならんでくれ。頼むよ。

なんか言い訳まで入っちゃったから、まったくもって初心者向けの文章になってませんね。この項(笑)。
失礼しました。
というコトで詳しくは「3.アニメ版」の項目を参照してください。

2003年12月17日 脱稿