尾立岳について 

安房からヤクスギランド方面に向かうと,途中で「尾立峠」の標識があり,右に折れると縄文杉などにいくための荒川ダムに行きます。

この尾立峠は平成16年11月まで一時期,台風による土砂崩壊のためチェーンがかけられてバスとタクシーのみが通行可能となっていたこともありました。

現在は復旧しましたが,縄文杉への登山者を規制するため登山シーズンは通行規制がかけられています。

この尾立峠から荒川ダム方面へ曲がると右手にある山が尾立岳です。

頂上は祠も見つからず。見通しはほとんどありませんでした。

道中の目印テープもありませんでした。


登山記録


平成16年11月3日 (職場の人(小村さん、津田さん)と3人)

この日,尾立峠のところでチェーンが張ってあり,バス,タクシー以外は荒川ダムの方へは通行できないようになっていた。
荒川ダムの近くの道路が崩れており危ないということかららしい。
尾立峠に車を止め,荒川ダムの方へ歩いて入口を捜す。

以前に尾立岳に登った人から「尾立峠から2番目の沢から入っていった。」と言うことを聞いていたが,「沢は危ないのでやめておこう。」ということになり沢の手前から入山する。
藪が結構,行く手を遮るが,尾根沿いだったのでわかりやすかった。

尾立岳手前の小さなピークには尾立峠から50分で到達する。
そこから少し下りまた登るが,頂上から40mのところで視界の開けたところに出る。

白骨樹を目の前に,太忠岳の全貌が見えるところだった。そこで休憩し,頂上を目指す。
ところが,ここから頂上へのルートがなかなか見つからない。

しばらくルートを探し,かなりの藪こぎをしながら見当をつけ頂上へ。30分で到達。
地図上にも三角点の印がないことから何も頂上の目印はないと思っていたのだが,やはり三角点も祠も何も見つからなかった。

見通しはほとんどなく,木の間から愛子岳がはっきり確認できた。

頂上手前の小さなピークに戻り1時間程,食事をとる。

帰路は往路を辿らず,適当なところから沢を下る。
1時間弱で車道に出る。やはり沢からのルートの方がわかりやすかったと思った。



手前ピークより白骨樹 手前ピークより太忠岳がみえました。
手前ピークより鈴岳がみえました。 頂上より愛子岳が見えました。
下りの沢の様子です。

(追記)

 ★ここの尾立岳の登山記録は,ホームページを立ち上げる前に甘藷岳山荘に投稿して監修を受けています。
 詳細は
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