モッチョム岳について

尾之間地区の周辺から山手に見ると大きな岩山が見えます。モッチョム岳(本富岳)です。

道路から見えるこの大きな岩山は,七五岳北壁,障子岳周辺の岩壁とともに屋久島三大岩壁と称されています。

モッチョム岳の名前のゆえんですが,種子島(なぜ,屋久島ではないのか不明)の方言で,女性の体の一部の「モッチョー」からきていると言われています。

正面から見ると女性自身を,正面もしくは尾之間から見ると男性自身のイメージがあるようです。

地元では日本一の陰陽山として親しまれているそうです。


登山記録


平成14年7月 (ひとり)

このころは登山をしようと積極的に思っていなかった頃だった。

週末になると「今日は何をしようか。」と魚釣りや家にいることが多かったような気がする。

職場で「モッチョム岳という山があるんだけど登ったら結構きつかったよ。」という話題になった。

だからというわけでもないのだが,興味本位で登ってみることにした。

千尋の滝に登山口があるのは知っていたが,屋久島にこの年の4月に来て5月に愛子岳に登って以来久しぶりの登山だった。

どんな山かわからなかったので食料と水分だけは多めに持って行った。

このモッチョム岳への道も,この日と平成17年3月にこの道を使って神山展望台から割石岳,耳岳に行ったときの2回登ったことになるが,今思えば,最初のこの日は「先がわからない。」という緊張と不安でかなり体力も消耗したような気がする。

しかし,2回目はそんな気持ちはほとんどなく「これから行く割石岳,耳岳には行けるかな?」という不安の方が大きかったような気がする。

地図の見方もろくにできない頃だったが,目印テープを頼りに頂上までたどり着く。

ここで休憩して下山した。


ふもとから 一番左がモッチョム岳です。 万代杉です。
神山展望台からふもとの様子。 頂上から ふもとに岩崎ホテルが見えました。
頂上からふもとの様子。 頂上です。

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