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  衣笠・御室・花園             
 金閣寺    正式名称は「鹿苑寺」。 北山文化を象徴する美しい「金閣」は正式には「舎利殿」という。二層目
            と三層目に22金がはられている。 庭園は「池泉回遊式」衣笠山を借景とした眺めはみごと。公開
   等持院   足利将軍家の菩提寺。霊光殿には夢窓国師を中心に歴代の足利将軍の木像がある。 庭園は夢窓国師
            の作で、東庭と西庭があり中を回遊でき、なかなか見事。 茶室「青蓮亭」も有名。 公開
 竜安寺   臨済宗妙心寺派の寺で「石庭」が有名。 方丈の南庭「石庭」は油土塀に囲まれた長方形の敷地一面
            に白砂が敷かれ15個の石を7、5、3の割合で配した枯山水。 方丈の裏は、石庭とはちがって苔や
            木の庭である。一度は訪れてみたい寺。 公開
   蓮華寺    真言宗御室派の寺。 六部の総本山。五智如来は(薬師如来、室生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦
             如来)寛永時代の彫刻。 公開
  転法輪寺   「関通さん」さんと呼ばれ、徳川中期の浄土宗捨僧「関通上人」の開創。 本尊の阿弥陀如来は台座
             共で7メートルの木造座像である。ほかに裸形阿弥陀如来像を安置している。  公開
 仁和寺    仁王門、金堂、御殿、五重の塔等を有する門跡寺院。御殿は御所の御常御殿を移築したもので、現在
            の建物は大正3年の再建。 池泉回遊式の庭園もあり、御室にあるところから「御室御所」とも呼ばれ
            たという。 4月20日頃の遅咲き桜はすばらしい。 公開
 妙心寺   臨済宗妙心寺派の大本山で末寺は3500寺、塔頭は47寺院を数える大寺院。仏殿、法堂、大方丈、
            小方丈などがある。 公開
  大心院    妙心寺の塔頭。庭園「阿吽庭」は白砂と苔と五色の岩が調和した枯山水である。 五色の岩は17個で
          、その間を流れる白砂はあたかも竜が天に登ろうとする趣という。    禅宗の豪の中に優雅を感じさせる
            昭和の名園。公開 
  東林院   妙心寺の塔頭。樹齢359年の沙羅双樹が有名。 非公開だが沙羅双樹の花の季節6月の梅雨時に公開
            する。宿坊であり、料理もいただける。庭園の白梅もすばらしい。 非公開
  大通院   妙心寺の塔頭。 境内に山内一豊夫妻の御廟がある。 非公開
 衡梅院    妙心寺第6世「雪江禅師」の塔所である。 方丈の障壁画は法眼春卜(大岡)の作。 方丈庭園は一面の
      杉苔に楓石組みを配したもので、茶室(長法庵)、梵鐘(重美)などがある。 非公開
  玉鳳院   妙心寺の塔頭。 現在住職がいないので妙心寺の塔頭寺院の住職が交代で努めているという。 方丈にあ
            たる建物は1656年に改築された入母屋造り桧皮葺きの屋根をもつ「玉鳳全宮」である。襖絵が数多
            くありなかでも「竜の図」は見事。 非公開
  春光院   妙心寺の塔頭。狩野永岳の描いた襖絵「月と雁」「太公望」などがある。方丈の南側と西側にある庭も
            みもの。  南庭は「さざれ石の庭」といい伊勢神宮をあらわしている。  西庭は「常磐の庭」といい、
            雪見灯籠を配した鶴亀の庭。  なぜか「鶴」の姿がない。 非公開
  桂春院   妙心寺の塔頭。庭と茶室で有名。庭園は名勝および史跡指定で方丈南庭の「真如の庭」東庭の「思惟の庭」、
            方丈北側の「清浄の庭」そして書院前庭より飛び石づたいに既白庵茶室に通じる露地庭「侘の庭」があり
            すべて名庭である。 公開
  退蔵院   妙心寺の塔頭。 数多い妙心寺の塔頭のなかでも見所が多い。 国宝「瓢鮎図」は有名。 庭園は枯山水の
           「元信の庭」と池泉回遊式の「余香苑」がありともになかなかの物。水琴窟もある。 公開
  大法院   妙心寺の塔頭。 山の中の庵をおもわせるような静かな雰囲気。 真田家の菩提寺。 佐久間象山の墓もあ
            る。 襖絵は「叭叭鳥図ははちょうず)」という江戸中期に描かれたもの。 庭は樹木や苔が自然で良い。
            非公開
  天球院   妙心寺の塔頭。池田家の菩提寺。 建物は江戸時代の禅宗方丈様式の典型であるが、襖絵は狩野山楽・山
            雪父子の筆による花鳥動物を題材にした金碧で禅宗ではめずらしい。 伏見城の遺構「血天井」がある。
            非公開
  隣華院   妙心寺の塔頭。 1599年の建立。客殿の襖絵は長谷川等伯が61歳にして描き上げた山水人物図であ
            る。 他に狩野永岳の作品もある。桃山美術の粋を感じる色あざやかなもの。 非公開   
  海福院    妙心寺の塔頭。福島正則が創建。庭園は「秋里籬島」も作といわれる江戸後期のもの。蘆雁の間とよばれ
            る6畳の間には押入仕込みの茶室があり、襖をあけると左端の丸炉が切ってあり点茶や水屋の設備など茶
            儀の一切が珍しいかくれ茶室がある。 狩野探幽が描き住職から叱責されたといわれ歴史上非常に興味深い
           「猿回しの図」などみどころが多く、非公開なのが惜しい。
  龍泉菴     妙心寺の塔頭。  創建は1481年であるが建物のほとんどが江戸時代のものであり、壁画は現代に
         なって新調されている。 山内塔頭寺院の方丈としては最大級。 非公開
 大雄院     妙心寺の塔頭。だいおういんと呼称する。  1603年の創建。数多くの貴重な襖絵があるがかなり
            傷みが激しい。現住職の石河正久氏は養蚕研究で名高い農学博士。  絹100%の蚕繭紙(さんけんし)
            についても研究中。 非公開
  東海庵     妙心寺の塔頭。 創建は1484年。玄関は江戸後期、その他は江戸前期から中期にかけて建立されたもの
             が多い。 庭園は書院庭園の西庭と南庭、そして本道の南庭の三つがあるが、書院庭園は1814年の作庭
             で国の名勝・史跡に指定されているが現在この寺の管理は妙心寺の輪番制になって「非公開」であるのは
             惜しい。 書院西庭は書院式平庭で景石を布置して海をあらわし、庭の右半分に低い築山を造り、右から
             瀛洲(えいしゅう)島、方丈島、蓬莱島、三神島を配し、庭の左方には三尊仏を表した三つの立石を中心
             に数個の石組みが配されている。 書院南庭枯山水、本道南庭は一面に白砂を敷いただけの極めて簡素な
             庭で「白露池の庭」といわれている・ 非公開
  麟祥院    妙心寺の塔頭。 春日の局菩提寺。 方丈前庭は13世住職土屋琢道作の枯山水で、住職の作という庭はめず
             らしい。 春日の局ゆかりの「海北友雪」は描いた方丈のふすま絵「雲竜図」や春日の局が麟祥院の創建の
             記念として家光から賜った「百椿図屏風」などがある。 非公開
 聖澤院   妙心寺の塔頭で妙心寺四派のひとつ「聖澤派」の本庵。1524年に建立。現在の方丈や庫裏などは早川
             長政の私邸を改造したもの。最近襖絵を修復した。非公開
 慧照院      妙心寺の塔頭。1598年の創建え当初は黄梅院と称したが1700年代に中興がなされ現在の名になった。
             毎年4月の下旬から椿の季節に一部公開される。 非公開
 蟠桃院       妙心寺の塔頭。 前田玄以によって1601年に創建された。 大玄関は創建時のものと見られており、聚楽第よりの
        移築といわれている。後に伊達家が護持し現在にいたっている。 非公開
法金剛院   ハスの花が咲き乱れる「大苑池」がある平安末期の代表的な遺構である庭園とその中の「青女の滝」の石組
             みは有名。 公開
 広隆寺   推古11年(602年)に秦氏が聖徳太子から仏像を賜ったのが広隆寺の起こりというからとにかく古い。
             現在の建物は1165年以降の再建。仏像が多く、中でも国宝第1号に指定された宝冠弥勒菩薩半跏思惟
             像はすばらしい。公開