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先日までの晴天が嘘のような雨模様の丹波路。私(清水)、近藤さん、高田君、そして下水流君は8時半に会場で集合致しました。色気の全く無い非常に暑苦しいメンバーに相反するかのような寒さの中、会場は既に沢山のランナー達であふれ賑っていました。緊張感の無いままUPをし「いざ」スタート地点へ・・
10時20分、唯一の公認の部出場の高田伸昭が銃砲と花火と共にスタート。遅れる事10分、残りの3人が一般の部でスタート致しました。
「寒い」とにかく寒いの一言。いつも通り私は沿道の応援につられ先頭グループに・・第二集団に近藤さん、下水流君が・・全員予定通りのペース配分。先頭と100m程の差、四番手の位置に私、7番、8番手辺りに2人。
折り返し手前の登り坂が見え出した頃公認の先頭とすれ違います。その名も「高田伸昭」!!でた〜いつものスマイル〜。お互いに目を合わせますが「笑顔」なのは高田君のみ。
高田君から遅れる事10分強、私も降り返し地点へ・・しばらくし後続グループの「えっ?付き合ってるの?」と聞きたくなるぐらい仲良く寄り添いながら走っている近藤さん&下水流くんとすれ違います。が、私にいつもの様におちゃらける余裕は無し。その時2人は「清水君(さん)はそろそろ落ちてくるやろな」と思ったようです。
チビランナーの私は途中チームメイトの大野さん達の声援を受け気合を入れなおし、短い足をめーいっぱい延ばしその後2番手に、後続2人も順調に順位を上げていきます。
南港のアウトレットで購入したBaby−Gがそろそろ1時間30分を知らせる少し前、少し遠くの曇り空から銃砲が数回こだましました。「高田君もうゴールしたんや」と3人はチームメイトの優勝を全く疑いませんでした。
高田君のゴールから約15分後、私が(29歳以下優勝)、続いて近藤さん(39歳以下2位)、下水流くん(29歳以下2位)がゴールします。
本当に優勝したのか高田君に確かめたく、辺りを探したが見つからず、数秒後私の目に飛び込んだものは・・な、な、なんと「新聞社にインタビュー」されている彼の笑顔でした。「チクショ〜」。帰り高田君は≪優勝≫と書かれた大型パネルをこれみよがしに見せながら帰って行きましたとさ・・
本当に凄いの一言でした。皆が少しでも追いつこうとし、刺激し合いながら、楽しく強くなっていけばいいですよね。
≪主な結果≫
陸連登録男子30km 高田伸昭 (24) 1時間39分45秒 優勝! 一般29歳以下男子30km 清水健一 (27) 1時間44分07秒 優勝! 下水流寛之 (20) 1時間46分10秒 2位 一般30歳代男子30km 近藤康由 (33) 1時間45分38秒 2位