練習日誌(平成13年1〜3月)

練習日誌目次

ここでは、我がクラブのメインである練習会の模様を、私(尾坂圭一)の主観に基づいてレポートします。


3月24日(土) 10:20 枚方市立陸上競技場

年度総会のため、練習は10:20から・・。先週に引き続きタフなメニュー・・スピード持久力養成といった目的で2000m×4本をこなしました。

●インターバル走2000m(800m)×4本
(設定ペース・・第1G:3'10"/km,第2G:3'30"/km,第3G:4'10"/km)
●マイペース走(60分)

1本目・・高田伸昭を先頭に全員がオーバーペース気味にスタート。初参加の方、あまり慣れていない方などもいたため、中盤で失速する人も何人か見られました。第1Gは高田君を筆頭に清水健一、下水流寛之、岩下真介、松原、今若裕之、近藤康由、長村・・といった面々。ラスト1本では高田君が6'04"で駆け抜け、やはり力のある所を見せつけました。

第2Gは第1Gから自然とこぼれる形で発生。私(尾坂圭一)が引っ張り、白川康平、鯉川和正、境田孝雄・・・徐々にタイムが落ちてしまったのが残念です。出来れば各本後半の1000mを上げていくような形にしたかったのですが・・。

尾坂圭一のLAP : 6'38"(4'10)/6'40"(4'17)/6'43"(4'43)/6'50"

楓井勝三率いる第3Gも、設定より速いペース、7分台のラップを刻みながら進行。このペースではちょっと余裕があり過ぎる感じの根岸政人、宮崎逸男らに交じって集団の前の方で頑張っていた澤村佐登美が目につきました。・・・ここが一番まとまりがあったように思います。

初参加・・能勢弘道の紹介でやってきた大学生猪岡綾次君とスポーツオアシス香里の182cm大谷伸崇さん。猪岡君はつられるように飛び出して、大谷さんはマイペースで頑張っていました。

★800m×1本

Over70ながらマスターズ・インド大会で69秒/400mという素晴らしい記録で優勝した井上隆司さんが境田孝雄、林勝文を従え800mにチャレンジ。さすがに専門外の距離で2周目は遅れましたが、その走りっぷりには皆一様に拍手感激でした。

★400m×1本

2000m×4本の終了直後、冷やかし半分に「400をやろう」と声をかけたところ、「マジですか〜?」と答えたのがシミケン、大喜びでスパイクを取りに行ったのが高田君。スタートから飛び出した高田君はそのまま譲らず58秒で走破。2番手争いは60秒余りで走った2名・・先行した鯉川君をラスト50mでキッチリ捕らえたの猪岡君。両名ともインターバル走では少しバテてましたが、非凡なスピードを見せました。シミケンは、どういうわけか150m程でコースアウト・・キミキミ、元400mランナーとちゃうん??


3月18日(日) 9:00 枚方市立陸上競技場

マラソンシーズンを終え(大方の人は・・)、気持ち良く軽快に走れる気候になってきました。私(尾坂圭一)個人として、4/29の「堺シティマラソン(10km)」、5/20の「枚方市春季総合体育大会(5000m)」を目標としての走り込み&スピード練習をこなしたい・・という気持ちから、1000m×10本という少しタフなメニューとなりました。走り切った方の中からは「やったなあ〜!」という充実感の強い声がいつも以上に聞かれました。

●インターバル走1000m(400m)×10本
(ペース・・第1G:3'30",第2G:4'10")
●マイペース走(60分)

走りやすい気象条件にも助けられ、1本目・・予定より約10秒速かったタイムは、その後2〜3本落ち着かせようと努力したにもかかわらず、すっかりいいペースになってしまったので、結局そのまま押し通してしまいました。先頭(尾坂圭一)に合わせてついてきてくれたのは、近大生の松原君、長尾高の今若裕之、田中宏之、白川康平、少し遅れながらもショートカットJogで詰める境田孝雄。いよいよ復活の白川君が3本目先頭に出て引っ張るなど積極的な走り。後半タイムが上がってしまったところで、少しついていけなくなりましたが、3'20”くらいのペースで最後まで走り切り、復活の手応えを感じていました。

ラスト1本、イキのいい飛び出しは松原君(32秒/200m)。一気に離してしまうと、絶好調今若君の追撃も差を詰めるところまではいかず、2分台のLAPで逃げ切ってしまいました。すっかり余裕のなくなってしまっていたはペース維持が精一杯。ラスト100でヒロのスパートにも全然反応できませんでした・・が、思った以上のタイムで走り切れたので、非常に満足のいく練習でした。

尾坂圭一のLAP : 3'21"(2'18)3'19"(2'21)3'18"(2'26)3'17"(2'25)3'17"(2'30)3'13"(2'25)3'16"(2'30)3'15"(2'39)3'16"(2'27)3'13"

ラスト1本・・松原 2'59",今若裕之 3'04",田中宏之 3'11"・・

楓井勝三をペースメーカーにした第2グループ澤村佐登美、岩渕優子、山本喜代子、嶋渡和子、松井昌子、宮崎逸男、根岸政人、末次俊夫、村上元良・・といったメンバー。山本さん、嶋渡さん・・といったところが、遅れながらも10本を走り切り・・また、マコ(松井)ちゃんが3本とはいえ4分を切るペースにチャレンジ・・・といったところが目につきました。

★岩渕優子の感想&LAP
・・ 『1000m×10本の練習メニューを聞いて、正直、「10本も無理、5本こなせたら良いところか・・」と、思いましたが4'10"で行くとの事でしたので、「そのラップなら10本こなせる。こなせないとオカシイはず・・」と思い直し,スタートしました。
実際には4'00"を切るラップで、ゆっくり行こうとしてもスピードを落とすことが出来ず,4本・5本とこなすうちに落とすのがもったいない様な気分になり,そのままのペースで行く事になりました。
5本を終了した頃からいつも
宮崎さんがラスト200mでスパートをするので「付いていかなきゃ、粘らなきゃ」っと、思うのですが余裕を持って走っている宮崎さんに一杯一杯の私が付いていけるはずも無く自分のスピードとスタミナの無さを痛感しました。でも、10本をこなせたという達成感と心地良い疲労感で充実した練習になりました。』

(4'00"/3'59"/3'56"/3'59"/3'59"/3'58"/3'57"/3'55"/3'50"/3'44")


3月4日(日) 9:00 山田池公園

本日は「篠山マラソン」のため、私(尾坂圭一)は欠席で〜〜す。

この日から、元筑波大学陸上部の山崎陽子さんが参加しました。“元ジュニア世界オリンピックチャンピオン”・・ご存知の方も多いのでは・・。



2月24日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

この2〜3日続いた陽気からすると、小雨模様でもあり少し肌寒くも感じますが、結構走りやすい気候になりました。「篠山マラソン」1週前ということで、定番?の20kmを行いました。

●ペース走20000m(4'00"/km,15000〜ビルドアップ)
●ビルドアップ走20000m(山本,村田),2000m×4(瀧沢紅)
●マイペース走(45〜60分)

来週の調整という意味合いを含んだ練習なので、いつもならすぐにハイペースになってしまう高田伸昭、清水健一、下水流寛之・・といったスピード狂達も、今日は私(尾坂圭一)のペースに合わせて押さえて走りました。
翌日にレースを控えているという金英貴、近藤康由は、それぞれ4000m,9000mからラスト1000mを上げて終了(3'05")。
15000mからは高田君のリードで大きくビルドアップ。ついて行けたのはシミケン、下水流、長村兄or弟
私はまだ見分けがつかない)、そしてちゃんの友達で同じく近大生の松原君(初参加)。15000からの5000mを16分台、ラスト1000mを2'52"で走った高田君が先頭でGOALしました。
高校の陸上部時代
(15'40"/5000m)からブランクを経て、走り始めて2ヵ月の松原君・・今日は17000mくらいから後退してしまいましたが、これまた楽しみな仲間になりそうです。

白川康平は高田グループとは距離を置いてそれなりのビルドアップ。私といたしましては、まずまず走れたんではないかな・・と自己満足しております(高田君には周回パスされましたが・・)

尾坂圭一のLAP : (4'04/3'56/3'55/3'58/3'59/3'52/3'52/3'53/3'54/3'50/3'53/3'53/3'51/3'56/3'53/3'45/3'46/3'41/3'35/3'30) 1:16'59"



2月17日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

私(尾坂圭一)優季の「生活発表会」のため欠席。清水健一にレポしてもらいました。

●ビルドアップ走16000m

★シミケンレポ
約20分のJogの後、下水流、高田、境田さん、三浦さんの4人がスタートと同時に快調に走り始めました。開始から暫くは皆並んで走りますが、途中から近藤さんが参加してから事態は急変致します(本人は1Kだけと言っていましたが)。無敵の高田君が「怖い存在の1人」にあげている「近藤さん」の参加に伴い先頭高田がペース・アップ。離される下水流君をよそに食らいつく近藤さん、「2児のパパ」の家庭を養う底力と申しますか、力強く、そして流れるようなフォームで追走を続けます。LAST3000辺りでいきなり、何処から現れたのかちゃんがバックストレートから、2人を抜き去りますが・・・1000mで終了。明日に駅伝を控えていたらしく1000を1本だけした様です(3分03)。高田君、近藤さんの2人にもラスト1000から変化が出ます。いきなり高田君がTOP SPEEDへと切り替えます。これには流石の近藤さんもついていけず、高田君がLAST1000mを2分53秒でゴ〜ル!!遅れて近藤さん、250m程離れて下水流君がゴールしました。終了後高田君は「明日奈良のクロカンがあるんで・・・」と涼しい顔を見せていましたが、それを聞いた数人からは「殺気」が感じられました。

・・で、肝心のシミケンはと申しますと・・「UPの際に足の甲に激痛が走ったので、TIMEをとってないのです」



2月3日(土) 9:00 山田池公園

●ペース走20.8km(2.6kmコース8周)
●マイペース走(MAX90分)
◎篠山マラソンでガンバロウ・スペシャル・プロジェクトU
(ロングペース走 in 山田池公園)

太成高校陸上部の長村雄介,皓允の双子兄弟が初参加。共に15分台(5000m)の脚を持つ快速ランナー。176cmの長身を生かしたダイナミックな走法で、長い距離の方が得意という2人。この日はいきなりの長い距離でどういう風に走るのかと思ってましたが、ペースの上がった3周目以降、周りに引きずられるように(引きずるようにカナ?)ビルドアップ。結局1:13'余りで走破・・先々楽しみな大物です。

スペシャルプロジェクトチームのはずの高田伸昭、清水健一長村兄弟と同じペースで周回を重ね、8分台になった8周目を終え9周目に突入。ここから更にペースが上がってしまった高田君に前にシミケン半周でギブアップ・・。「最後は9分台に落ちましたけど・・」と言いながらも、そのまま14周(36.4km)をいとも簡単?に走破した高田君。篠山マラソンでどのくらいのタイムを出すのか本当に楽しみです・・・そうそう、シミケンも楽しみですネ。

私(尾坂圭一)はですねぇ・・3周目以降4分/kmくらいのマイペースで走り続けていた訳ですけど〜・・
9周目くらいから急速にスタミナが切れ、ズルズルと失速。最後は高田君に2周遅れる有り様で、辛うじて最低でも走ろうと決めていた12周(31.2km)まで辿り着くことができましたとさ・・あ〜しんど。

尾坂圭一のLAP : (10'39/10'20/10'21/10'26/10'42/10'42/10'43/10'50/10'55/11'35/12'08/13'03)


1月27日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

このところの連日の雨模様は、この日の練習時間前に合わせるようにピークを迎え、さすがに人の集まりは悪かったですが・・それでも物好きな走り屋さん達11人が集合しました!

●ビルドアップ走10000m(4'00"/km〜)

故障中の下水流寛之、明日「大阪」出場の澤村佐登美、雨の嫌いな尾坂かず子・・以外の8名が10000mに挑戦。凍てつくような雨の中、私(尾坂圭一)がペースメイク。3'54"/3'49"/3'46"・・と早く終わりたい気持ちも相まって自然にビルドアップ。明日、神戸でレースのある金英貴は5000mまでで終了。6000mを過ぎると高田伸昭、岩下真介、清水健一の3名は3'30"/kmを切るハイペースに・・。その後高田君先頭で1000m毎に10"づつアップ。最後はやはり高田君が先頭でゴール。は6000mから遅れましたが、何とか大崩れすることなく完走。序盤のビルドアップに少しついていけなかった白川康平が少し遅れて続き、嶋渡祐三&山本清美「明日ヨメさんが大阪を走るコンビ」が、スタートから 4'15"〜20"/kmのマイペースをキープして、冷たい雨の中43分で走破しました。

尾坂圭一のLAP : (3'54/3'49/3'46/3'42/3'38/3'33/3'44/3'43/3'39/3'34) 37'02"

澤村佐登美・・「asu sabusuri-wo mezasite ganbarimasu(^o^)」


1月21日(日) 9:00 枚方市立陸上競技場(山田池公園)

前日のみぞれ交じり雪模様とは打って変わって、快晴の1日となりました。

●ビルドアップ走16000m(4'00"/km〜3'30"/km,ラスト1000 Free)
●マイペース走45分

岡村純、近藤康由、田中宏之、岩下真介の4人で先頭グループ。最後は岡村先生と岩下君のマッチレース・・岡村先生の貫禄勝ち・・のようでした。

ラスト1000 : 岡村純 3'03",岩下真介 3'13"

◎篠山マラソンでガンバロウ・スペシャル・プロジェクトT
(ロングペース走 in 山田池公園)

尾坂圭一、清水健一、白川康平の3名で特別練習(白川君は篠山には不参加ですが、私とペースが合うので参加してもらいました)・・長い距離を踏もう・・ということで、体操&ストレッチ後、山田池公園へ向かいました。私としては、とにかく最低でも12周(31.2km)は走ろうと・・。
4'00"/kmを少し超えるくらいでのペース走。本練習前に既に3周(7.8km)を走っていた白川君は11周まで。力上位のはずのシミケンギャラリー不在?でいつもの力が出せず12周で力強くリタイア宣言。は1人になった13周目以降、若干ペースアップして走ることが出来、まず満足のいく練習となりました。

尾坂圭一のLAP(14周36.4km): 2:33'30"
(11'19/10'56/10'53/11'18
(39")/11'02/10'38/10'38/10'37(62")
/10'38/10'29
(48")/10'40/10'42(49")/10'30/9'52) ()は給水TIME


1月7日(日) 9:00 山田池公園

あけましておめでとうございます。
21世紀、第1回目の練習会。翌日に「枚方ハーフマラソン」を控え、上位を窺う人達はそれぞれに調整。上位を窺えない私は、今日明日2日連続の20kmでマラソン練習・・しっかり距離を踏むことにしました。

●ペース走20.8km(2.6kmコース8周)
●マイペース走(MAX90分)

ペース走・・・龍谷大学陸上部の木村武司(20)が参加。岩下真介(20)と2人で気持ち良さそうにペースを上げていき、あっという間にの視界から消えてしまいました。この2人に近藤康由(5周まで)を加えた先頭に果敢に付いていったのが、本日練習初参加(昨年末の記録会には参加)鯉川和正君(19)。4周目途中で少し離れていた白川康平に吸収されましたが、少しペースを落しながらも7周目まで走破・・後で聞くと朝飯抜きで来てたようで、よくここまで走れたなぁ〜と・・。高校時代のベストが 16'10"(5000m)・・これからが楽しみな存在です。
白川君も7〜8割方復調したような感じで、5周目以降、鯉川君を置き去りにして10'00"/1周のペースを維持しながら完走・・・こちらも、特に長い距離での活躍が楽しみです。

尾坂圭一のLAP : 1:21'39"(10'25/10'33/9'46/10'00/10'30/10'39/10'14/9'33)