狂人のように わが子の首のないのも知らず 狂人のようになって逃げる母親。 死んだ子供を どこで焼こうかしら… 眼球のとび出した重傷の将校が とつぜん 起き上がって 軍刀を抜き 「突撃」と叫んで走った。 そのまま崖下に落ちて 命を断った。