「被団協」新聞−1998.8月号

 「原爆と人間展」パネル500セット普及へ

 「原爆と人間展」パネルの初刷り500セットが7月13日、完売となりました。増し刷り分200セットについても引き合いが相次いでおり、7月24日現在、累計522セットの普及となっています。

 自治体からの引き合いでは、沖縄県庁平和推進課や人口12万の千葉県浦安市などとともに、人口2,400人の北海道の虻田郡洞爺村、2,600人の愛媛県生名村、7,000人弱の福岡県碓井町など住民が少ない町村からの申し込みが相次ぎ、担当者を感激させています。

 連合北海道や全たばこ労組東京などの労組、エフコープ、コープしずおか、生協しまねなどの生協にも広がっています。

 

W杯の町で原爆展

 サッカーのワールドカップでわきたったフランス・マルセイユで、6月21日、「原爆と人間展」を開き、日本被団協の『HIBAKUSHA』パンフを普及しました。

 これは、フランス「世界の地域」協会主催、青年・スポーツ大臣後援で行なわれた「連帯のワールドカップ」に参加した日本選手団(日本民主青年同盟と新日本スポーツ連盟で構成)が行なったものです。

 日本選手団は、サッカーを楽しんだ後、予選・本戦の会場でパネルを展示し「アピール」署名を訴え、パンフ100部を普及、328人の署名を集めました。(米沢博史)
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 訪米遊説団が出発

 日本被団協アメリカ遊説団4人と同行1人の計5人が7月26日、成田を出発しました。メンバーは、埼玉の上本重雄(70歳)、山口の木原千成(67歳)、神奈川の向井宏子(59歳)、長崎の山田ヤスエ(55歳)の各氏と、同行の作家・山口泉氏(43歳)。

 アメリカでは2週間にわたってワシントンとニュージャージーで実相普及に当たり、8月12日に帰国する予定です。

参考までに主な予定をお知らせします。

 企画 ワシントン・ヒロシマ/ナガサキ平和委員会  ルイーズ フランクリン‐ラミレスさん、ジョン スタインバックさん

7月26日(日)  13:00 新東京国際空港(成田)第1ターミナル 待合室(S2)で打ち合わせ         

  26日(日)  19:05 ワシントンナショナル空港着

  27日(月)  WILPF(婦人国際平和自由連盟)会議 ボルティモアにて

  28日(火)  WILPF会議 「核軍縮に関するワークショップ」に参加

  31日(金)  13:00〜15:00 「原爆と人間展」開催にあたっての記者会見

8月 1日(土)〜3日  ラジオ・テレビのインタビュー 自由行動   

            二組に分かれ一組はニュージャージーへ  

 ワシントン

  4日(火)  18:00〜20:00 「原爆と人間展」オープニングレセプション マーティン ルーサー キングJr.図書館 

  5日(水)  18:00〜21:00 広島・長崎祈念行事  リンカーンメモリアル

  6日(木)  17:30〜 ボルティモアで広島祈念行事   

  7日(金)  アトランティック 生活共同体  子ども平和キャンプ

  8日(土)  19:00〜21:30  放射線被曝者とのパネルディスカッション  22:00〜 ホワイトハウス前で長崎祈念行事

  9日(日)  ピスカッタウェイインディアンサンダンス

 ニュージャージー/ペンシルバニアコース

  4日(火) 10:00 ワシントンからアムトラックに乗車  アトランティックシティ ニュージャージー                 18:00〜 平和と正義のための連合 アトランティックフレンズ会議場

  5日(水) プリンストン ニュージャージー  18:00〜 平和と正義のための連合 ウッドロウウィルソンスクール

  6日(木) ペンソウケン ニュージャージー  18:00〜 平和と正義のキャンペーン クーパーリバーパーク  

  7日(金) ニュータウン ペンシルバニア   19:15〜 ペンスウッドビレッジ

  8日(土) ドイルスタウン ペンシルバニア          

  9日(日) フィラデルフィアあるいは午後デラウェアバレー・ピースアクションの集い

  10日(月) ワシントンへ

  

  11日(火)  10:12 ワシントン発(アメリカン航空 AA443便)     

  12日(水)  15:00 成田着  8月号のトップへ


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