野球ゲーマー日記



※ このページは、パワプロ、やきゅつく等野球ゲーネタ、および実際に球場で観戦した日記をまとめたものです。


September 19, 2002. Thu. 晴れ
ball game,ball game
私はパ・リーグの某球団のファンなんです。
で、その某球団が現在優勝しそうなので……現在大変なことになっております。
そうなんです。
この時間がないってのに、昨日も一昨日も、連日某球団ドームに通っているんです。

……だってだって、4年ぶりの、優勝なんですよ!?
……その瞬間を! 胴上げを! 見たい〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

と思うのは、当然です(一昨日は‘様子見’でしたが、昨日は優勝の可能性もあったので、かなり気合入ってました)。
ああ、思うに。
長かったです。前監督のヒ○シヲの意味不明な采配にイラつかされた、煉獄界の日々は…。
相手が左投手だからと、ずらずらと一軍半レベルの右打者を並べるスタメン……。
よく分からない打者交代、ヒット狙い、その他無謀な指示……。
審判員と口論になって回し蹴りをかまし……。
日本シリーズでは、まんまとやられつづけ……。

ドラクエモンスターズの魔物ではありませんが
「普通にしてれば普通に勝てますって!」
と、何度独りつぶやいたことか……(涙)!

でもでも!
もうそんな日々とはオサラバなのさっ!
私の目の前には、アッピア街道のように堂々たるビクトリイロードが燦然と輝いているのさっ!
えへへへへへへへへへ〜〜〜♪(←すいません、壊れてます)

しかし。
現在某球団は、現在マジック1です。
そうなんです。
マジック対象チームダ○エーが、昨日オ○ックスに勝ってしまったのです。

…………(涙)!

地元胴上げは、絶望的でございます……。

昨日は、ですね。
胴上げかもしれないと、5万人の観客が集まっていたんです。
で。
他球場の試合結果がスクリーンに映し出され……。

……オ○ックス、大負け。

球場内はブーイングの嵐でした。
私の背後では、オヤジがでっかい声で
「石毛(注:現オ○ックスの監督です)のバカヤロ〜〜〜〜〜〜〜!」
と、叫んでおりました(優勝間際の球場は、客もみんなテンション上がってて、野次も歓声もいつもより凄まじいです)。
……往年のミスターラ○オンズなのに、石毛……。
せつない秋の夜でございました。

追記
一昨日は、試合に勝って、「いよいよ明日優勝かもね♪」と、ちょっと浮かれて帰ってきたのですが、帰った瞬間、例の拉致被害者の報道が……。
……一気に、嬉しい気持ちが萎んでしまいました。
もちろん、国際政治の駆け引きの問題やら何やら、考えることは多々ありますが、まずはご冥福をお祈りせざるをえないですね……。



September 22, 2002. Sun. くもり
コカ・コーラとレーニン全集よ、さらば。僕は月へ行く(これも意味はなし)
……優勝……。

………優勝ォオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜!

……失礼いたしました。
昨日の日記を読み返すと、何か変ですね。
昨日のまさに、その日付で私がファンの某球団が優勝したんで(笑)。

私は昨日、8時間ほど研究会に出席して、その後飲み会でした。
一昨日はほとんど寝てないので(研究会で発表するコメント作って、自分の論文直してました)、頭がグラグラしながら帰ってきたら、テレビに伊原監督が!!!!!!

……でも。
試合は負けてたんですね(涙)。
ダ○エーが引き分けたからだったんですね…。

でも、ま。
いっか♪



September 24, 2002. Tue. 晴れ
アトリエリング様に、
仮登録させていただきました。
リンクページにナビゲーションバーを貼らせていただきました m(_ _)m。
私は、実はこういった検索サイト様に登録するのは、大変に敷居が高いような気がして(笑)、まだ他に登録らしい登録をいたしておりません。
……ぼちぼち出向かせていただこうかしら、とは思っているのですが……(汗)。

それはそうと。
ラ○オンズが優勝して、嬉しさのあまりやたらとむやみに書きすぎましたが(笑)、他チームのファンの方にはどうもすいませんでした(^^;。
日本シリーズまで終わって、納得がいく正月を迎えられるのは、12球団中たった1球団のファンだけなんですよね…(しみじみ)。
というわけで、他チームのファンの方には、以下のバカ文をお読みにならないほうがいいかと思われます(笑)。

私は喜びのあまり、優勝の翌朝、スポーツ新聞を全紙買いあさりました。
売店のお姉さんの視線がちょっぴり痛かったような気がしましたが、いいんです。
幸せだから、いいんです。
それから、つい、電車の中で読んでしまいました。
周りの人の視線がちょっぴり痛かったような気がしましたが、でも、いいんです。
幸せだから、いいんです。

いいんです……(噛みしめ中)。

なんで、こんな野球ヲヤジ属性の者になってしまったか、といいますと、私は昔ソフトボールをやっていたんですよ。
正確には、やらされていた、といったほうがいいかもしれませんが(^^;。
母親がママさんソフトの選手で、自分がコーチをやっている、地区の小学生対象のチームに、半ば強制的に私を入れたんです。
母は、ピッチャーで、サウスポーでした。最初は趣味程度に近所の小さいチームに入っていたのですが、貴重な左腕投手、ということで、もっとレベルの高い、強豪チームにスカウトされ、最終的にはチームを二つかけもちしていました。
私は、といえば、小・中・高校と「昼休みは常に図書室」のような人間でしたので(もちろん勉強してたわけではありません。小説を読むのが、少しばかり常軌を逸して好きだったんです)、身体を動かすのが嫌いで、最初はソフトボールの練習も嫌でしょうがなかったんです。
しかし。
習い性とは恐ろしいもので、習慣的に野球を見ているうちに、日本シリーズに必ず出てきていた白獅子球団のファンになってしまったんです。

母のしごきは、そりゃーもう、恐ろしくて…。
私は毎日素振りして、砂を入れたビール瓶を振って(手首を鍛えるのに良いのだそうです)、おりました。
それから母とキャッチボールをしたり、母のシートノックを受けたり、自転車に乗った母に追われながらランニングをしたり、しておりました。
私は軸足への体重の乗り方が悪い、ということで、バッティングフォームの改造を命じられ(あなたは一本足打法にすべきね、と言われました)、近所の空き地に作った練習場で、チェーンでぶらさげた大きな古タイヤを打って、練習していました(結局ものにはなりませんでしたが)。
娘にバッティングフォームの改造を命じる母、というのも、考えたらかなり珍しかったのかもしれませんが、当時私は、それが日常だったので、とくに変にも思いませんでした。
母がバットとグローブをもって私を探しに来る気配を察知すると、私は「やべぇ!」と、読みかけの本と懐中電灯をもって、押入れに隠れることもしばしばでした。
でも、見つかると……、その黄金の左腕から繰り出されるスナップの強力に効いたビンタが、風を切り裂いて飛んでくるので、隠れるときも命がけでした(涙)。
いつも思いました。
「少なくとも、半径10km圏内で、もっとも強力なビンタをくらっている小学生は、私に違いない」
と。
そんな母でしたが、まだ40代で、交通事故のためあっけなく亡くなりました。
死ぬような歳ではない、と思ってました。
それに身体がとても丈夫な人でしたので、私は急にいなくなってしまったことが信じられず、気持ちが事実に追いつくのに、まる一年ほど、かかってしまいました。
「フィールド・オブ・ドリームス」のラスト、野球選手だった主人公の亡父が現れて、二人でただ黙々とキャッチボールをしているシーンを見ると、私は無条件で涙が止まらなくなります。

いや、湿っぽい話で、本当に申し訳ないのですが……(^^;。



October 29, 2002. Tue. 晴れ
球場には…。
パワプロ漬けです。
現在、激しくパワプロ漬けです。
泣きながらパワプロ漬けです。
……日本シリーズのせいなんですが……。
……西武が負けているためですね。

……パワプロ漬けなんです。

27日の先発の石井貴は、まあ、そこまでボコられりゃ、しょうがないかな〜(シーズン中も不調でしたし)、と、ある程度あきらめもつきますが……。
初日の松坂は……、あきれはてました(ぼそり)。
上原に打たれ(投手相手だから、ナメたんでしょうね〜)、清水に打たれ(いわゆる重量級のバッター以外はナメるんですよ、松坂って)、あまつさえ、清原にも!!!

あの「ホームラン打ってください〜!」ってな、棒球は、なんだよ〜〜〜〜(号泣)!
自分は清原と勝負して楽しかったかもしれねーけどよ!!
そーいうことは、オールスターでやっとけよ!!!
リーグ代表で来た日本シリーズの、しかも初戦の先発がやるんじゃねーよ(ぜーぜー)!
……ファンをナメるな〜〜〜〜〜〜(涙)!

……お見苦しい絶叫、誠に失礼いたしました m(_ _)m。
まあ、そういうわけで、パワプロ漬けなんです。

2連敗後、あまりにささくれ立ったこの心を少し落ち着けようと、私はレンタルビデオ屋に行ってきました。
「何か、こう、心がほんわかするようなDVDないしはビデオなど借りて来よう」
と。
しかし。
なぜか、借りてきてしまったのは、

「武田信玄」(NHK大河ドラマ総集編シリーズです)。

中井貴一が主役をやってたやつなんですが、私は柴田恭平の上杉謙信が好きだったんです。
ちなみに、リアルタイムでは見ていなかったので、再放送を見てファンになってしまったんですけどね。
総集編は全五巻あって、私が借りたのは、第三巻。
「決戦 川中島」でございます〜。

冒頭から、部下たちを率いて馬を飛ばす謙信。部下の一人が息を切らせて言うのです。
「御館様! 速すぎまする!」
すると、柴田恭平の謙信は、にやりと笑って言うのです。
「毘の旗は止まらぬ! 前へ進むのみじゃ!」

……かっこい〜……(涙)。
西武の選手もこれくらい果敢に進塁してくれねーかな〜……(しみじみ)。

笑い事に書いておりますが、笑い事になっておりません…(涙)。
ただ負けているというよりは、負け方がひどいため(伊原監督も、「策士、策に溺れる」ってな感じですね〜)、私は気落ちのあまり、ここ数日間、ご飯も喉を通りませんし……(しくしくしく)。

こういうときに思い出すのは、西武ドームでよくお見かけする「あのお方」です。
年のころは四十代半ば、といったところでしょうか?
仕事帰りらしく、スーツに、たいていトレンチコートを着ています(何せ、山の上の球場なんで、寒いんです)。
髪は天然パーマ、顔はちょっと、往年の落合選手に似ています(?)。
まあ、普通のサラリーマンのおじさんなんですよ。
しかし。

……すさまじい応援の仕方をするんです。

球場の客席の外側は、大人の腰くらいまでの高さのコンクリの壁が、ぐるっと囲んでいます。
そのお方は、つねに客席の壁の外に立っています(空いていても、決して席に座らないんです)。
で。
……いつも鬼のような形相で、応援用のVメガホンで壁を叩きまくりつつ(もう、壁をかち割りそうな勢いです)、西武を応援しているんです……。

まさに鬼神。
まさに毘沙門天。

どのくらいすさまじいか、と言いますと、まず、すぐに使っているメガホンは、まっぷたつに折れます。
そのお方は、すぐさま、換えのメガホンを買いに行きます。
試合中、何度も何度も、買いに行きます(何本も折っているからなんですが)。

それから。
そのお方が応援を始めると、数万人の観客が、試合をそっちのけで彼ばかり見てしまいます。
場内、騒然となります。

……今期の日本シリーズは、ですね。今のところ、こんなふがいない試合を見せられて……。
あのお方は、どのように思っているのか、と考えると、……感慨深いものがありますね。

……やはり、球場には、魔物が住んでいる模様です(←やや違)。



October 31, 2002. Thu. 晴れ
泣きながら、レオライナーの寒い夜(五・七・五)
……昨夕は西武ドームに行っていました。
………敵将の胴上げを見てきました(涙)。

まあ、強かったですよね、ジャ○アンツ。

いろいろ、敗因はあると思うんですが……しかし、一番解せなかったのは、調子の良かった西口を引っ込めて松坂を登板させたことですかね〜……。
多分、あまりパリーグの野球を見ていない方には、松坂投手ほど有名な選手ではないかもしれません、西口投手。
しかし、ファンからすれば、ここ数年、ラ○オンズの真のエースであり、牽引力であり、大黒柱であるのは西口投手なんですよ。

それが……。
なぜ???

虫の知らせ、と言うんでしょうか?
松坂が出た瞬間、私はなぜか心臓の辺りに、「ぐきん」てな感じの、嫌〜な感触を覚えました。

……長年見ていると、なんか分かるんですよね。
外れて欲しかったんですけどね、この手の予感は。
まあ、仕方ありません。

帰りのレオライナーでは、青い応援ジャケットを着た人々が多数、肩を落としておりました。
目を真っ赤に泣き腫らしているお兄さんもいました。
まあ、負けるってのは、こういうことなんですよね……(しくしくしく)。

伊原監督も、やることがちぐはぐでしたし。
最初にチャンスを作っても、ものに出来ず、その裏でどかーん、と点を取られるってなパターンを繰り返してましたしね……。

まあ、何せ相手は「やきゅつく」の10年目が体現されたようなスターチームですし。
勝ち目はちょっち薄いかな〜、と思ってはいたんですが。
しかし。
……もうちょっといい試合をしてくれないと、ファンは納得できません(涙)。

この力の差はいったい……(はぁ〜)。
パ・リーグはここのところ、オールスターでも以前のようには勝てませんしね……。
主たる原因はFA制度だと思うんですけどね(苦笑)。

何せ、相手様は、工藤が投げて、清原が打ってましたし……(私の前に座っていたおじさんは、清原が出てくるたびに立ち上がり、「裏切り者ォ〜〜〜〜〜!」と叫んでおりました)。
うぅむ。
しかし、西武は、近年、FA宣言した選手を採らない方針でやってきているんです。
……こうなったら、採ってもいいんじゃないかな〜、と思わなくもありません(乾笑)。
………パリーグ全体の質的低下を防ぐためにも、ですね……。
それから。
首脳陣をもっと、セ・リーグから引き入れるべきかもしれません。
ジャ○アンツの一塁コーチは西岡、三塁コーチは鈴木、投手コーチは鹿取ですが、……全員元ラ○オンズのコーチなんですよね。
……研究されつくしていて、当たり前といえば、当たり前でしたね……。
それをさっ引いても。
伊原監督は、西武黄金時代の巨人戦の感覚が抜けなかったのかもしれませんが、現在のあのチームは1個の球団と言うよりは、オールスター集団だと思ったほうがいいと思います。
……何せ、江藤が8番を打ってましたしね……(涙)。
伊原監督は、セ・リーグの野球をバカにしているところがあるような気がするんです(まあ、以前はあれほど西武が強かったから、仕方ないのかもしれませんが)。
しかし。
過去の栄光は、誇りにすべきことではあっても、しがみつくべきものではないと思います。
敗北は敗北であって、それ以上でも以下でもないので、敗因をきちんと分析して、次に生かすことが肝要でしょう(これは何事でもそうですが)。
そもそも私は、そんな合理的で科学的な野球を展開する西武が好きだったんですから……。



November 26, 2002. Tue. くもり
現在、
私にはとても好きな人がいます。
彼は私より二つ年下なんですけど、でも、入学したてで1軍入りしたような見所のあるヤツです(我があかつき大付属高校で、これはすごいことです)。
数値を見るとたいしたことはないのに、実戦に使うと妙に活躍するところも大好きです。
名前を猿山君といいます。
顔のデザインが……絶妙に子猿の可愛らしさとこずるさを足して二で割ったような感じで、最初見たときは、……ツボにはまってしばらく笑いました。

何のことか分からない皆様、すいません。
「パワプロ9」です。

花椿先生が落とせず、結局パワプロに帰ってしまった根性なしの私でございます…。

しかし!
……乙女の皆様!
………この、「パワプロ9」のあかつき大付属高校は、萌えですぜ!
…………聞いておくんなましな、旦那!
……………この高校、自分が1年生のときの2、3年のレギュラー陣が、イケメン集団なんでさ!
………………いえ、あの丸っこいキャラに変わりはないんですけどね、でも、顔が!

私にとっては、「ときメモGS」よりも!
萌えなんでございますよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

どなたか、乙女ゲーマーで、「ときメモGS」もやるけど、「パワプロ」もやるわよ!
とか、
「王子とデート」も楽しいけど、「六本木先輩(芸術的な守備職人の美少年ショートストップです)や、四条先輩(医者志望の知的美形メガネの二塁手でキャプテンです)や、アレフト先輩(金髪碧眼の外野手です)との‘友情タッグ練習’」もいいわよね〜!
というお方。
……私と濃ゆ〜く、語り合ってください(笑)。

惜しむらくは、主人公が1年の際の、3年のエースピッチャーの一ノ瀬先輩と、友情タッグが行えないことですね〜(しみじみ)。
いえ。
一ノ瀬先輩……。
今までのパワプロに出てきたどのキャラよりも、素晴らしく私のタイプなんですよ〜〜〜〜〜〜!
あのキャラで、どうして、ああいう感じが表現できるのか……。
友情タッグができないと聞いて、しばらく地団太を踏みましたもの……(涙)。

しかし。
そんなイケメン集団とは一線を画して。
……ぜんぜん違う意味で。

猿山君、可愛いわ……。
あのデザインは好き嫌いあるでしょうけど。
独特の動物感がたまりません……。
……ペットショップでガラス越しにあのつぶらな瞳で見つめられたら、私はアイフルの宣伝に出てくるおじさん状態間違いなしです。

……せめて、いっぺん頭を撫でてみたい……(ぼそり)。



November 29, 2002. Fri. 晴れ
謎の消失。
今日、パワプロ9のサクセスモードをやろうと、軽〜くPS2の電源を入れたところ。

……ない。

……ないのです。
パワプロのデータが消失しているのです〜〜〜〜〜(号泣)!
いえ。
正確には、全面的に消失しているわけではありません。今まで育てた選手データは失われていないのにもかかわらず、クリアした高校のデータがすべて消えてしまっているのです!
それから。
「実際にいる野球選手の投球およびバッティングフォーム」(←ランダムで出現し、クリアするたびに増えて行くおまけデータです)も消えてしまっていました……(ボーゼン)。

神様。
……私、何か悪いことをしましたか?
………とっとと論文書かずにゲームなんかやってるから、天罰が下りましたか(涙)?
…………あうううううううううう〜〜〜〜〜(号泣)!!!!!

仕方ないので、パワフル高校からやり直しです……。
いえ。
……もうゲームを控えれば良いだけの話なのでしょうが……(苦笑)。



December 4, 2002. Wed.
嗚呼、
……メガネに白衣のハゲチョビンが憎い……。
「科学の発展ノタメニハ尊イ犠牲ハツキモノデス」
って、何だよ〜〜〜〜〜〜!

何のことか分からない皆様、すいません。
「パワプロ」サクセスモードのレギュラーキャラ。
ダイジョーブ博士です。

この博士。
ランダムで現れ、主人公に「能力アップ手術」をかましてくれるのですが(ちなみに、すさまじい器具をもちいた、麻酔なしの手術らしいです…)、成功確率は50%以下、失敗すると、さまざまなパラメータがダウンします。
しかし。
成功した場合には、とんでもなくスバラシイことが!
投手なんて、成功した日には、スピードが5キロ以上上がって、スタミナもついて、
「ああっ! ヒムロレー(注:名前は六文字までしか入れられないので、こうなりました。ちなみに、スリークオーターの速球ピッチャーですが、高速スライダーを改良したオリジナル変化球‘ヒムロガッキュウ’を投げます)! でかしたわ!! お母さんお赤飯炊いちゃうわよ〜〜〜〜〜!!!!!」
と、いうくらい、嬉しいんですけどね。

でも。
失敗すると。
……文字通り、その選手は「尊イ犠牲」となります……。

このサクセスモードってば。
セーブしたところから不正にロードしなおすと、ペナルティが課される為、基本的にやりなおしが効かないんですよ。
ああ。
……手塩にかけて育てていたハヅキケイ(スイッチヒッターの遊撃手です。バッティングフォームは振り子打法です。これは、私が打ちやすいからです)が。
………ハヅキケイが……(ゲンザイナミダデモニタガクモッテオリマス)!!!!!

本家のときメモGSのファンの皆様、すいませんすいません〜〜〜〜!



December 13, 2002. Fri. 晴れ
すべては、不可能な交換から出発する。(J.ボードリヤール)
先日、テレビでサッカーのスペインリーグを見ていたときのことです。
その試合は、バルセロナVSレアル・マドリードで、バルセロナのホームで行われていました。
ご存知の方は多いと思います。因縁なんです、この2チーム。ライバル関係のこのチーム同士で、なんと、フィーゴがバルセロナからレアル・マドリードに移籍、という事態が起こり、以来バルセロナのファンの間では、フィーゴが出場してくるたびに、凄まじいブーイング状態だったんですね。
とくに、後半。
FKを蹴ろうとしたフィーゴに、観客席から雨あられのようなペットボトルが……。ウィスキーの瓶まで混じっていました(危ないですね…)。
すさまじいその観客の攻撃に、試合は一時中断してしまっていました。

もちろん、マナーの良い行為とは思えません。
試合を中断させるのは、あまり感心できたことではありませんし。
自分の応援しているチームの選手まで困らせるのはどうかな〜、とは思いますよ、はい。

しかし。
その観客の姿は。
過日、日本シリーズで、西武ドームの一塁側スタンドに陣取り、清原がバッターボックスに立つたびに、
「馬鹿野郎ォ〜〜〜〜〜〜ッ! 裏切り者ォ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
と、立ち上がって、声の限りに叫んでいた、推定年齢五十代前半、パリーグ一筋三十年以上、という風体のオヤジの姿を髣髴とさせ、私は思わずテレビの前でつぶやいてしまいました。

……アミーゴ……(涙)。



March 6, 2003. Thu. くもり
Sonic Barrier その3をアップしました〜♪
というわけで、短期的連載終了です。
え〜。
ネストリなんですが、こっそり書いておりますので(^^;、読んでくださってる方は、少ないとは思うんですが……。
お楽しみいただけましたら幸いです。

それはそうと。
世界大会を制覇いたしました(←「やきゅつく2」です)。
以前のヴァージョンですと、世界大会を制覇すると、今度宇宙人野球チームがやってきて、宇宙一を目指すエキストラダンジョン(?)があったのですが、今回はないようですね?
……いえ、調べていないので、正確な情報は分かりませんが(^^;
しかし、その弊害でしょうか。最近、テレビのニュースで「何某容疑者(26)」などとテロップが出ると。

……26歳か、ふむ、まだ能力値は伸びるな。採るか?

などと。
「無意識のうちにトレードで獲得する選手を見る目」になってしまっている自分に気がつき、愕然としております。
……あううう(涙)。



March 27, 2003. Thu. くもり
嗚呼、我がゲーマー人生。
先日、バイト先の予備校で、質問に来た生徒が、一通り質問が終わった後で、ふいに言いました。
「ところで、サハラ先生って、ゲーマーっすか?」
……え? ……何で分かるの、君!? と私が言ったところ、彼は言いました。
「いや……言葉遣いが……。あ、それから、もしかして、パワプロ好きですか?」
……えええっ!? な、何で分かるの!!!!!
と、動揺しながら私が言ったところ、彼は言いました。
「いえ、言葉遣いが……全面的に(笑)」

反省しました。

先日、私は総務の人から
「なるべくマニアックなギャグは控えるように」
との注意をいただいてしまったばかりなのです。
だから……!
注意していたのに……!!
何でバレバレですか……っ!!!

え〜(汗)。
ぶっちゃけ。
予備校バイト歴の長い私ではありますが、この業界、お客さんであるところの生徒さんというのは、基本的に精神的に不安定でイラついている人が多いんですよ(^^;。
まあ、人生の岐路に立たされて切羽詰っている人が多いんで、これはしょうがないことだろうとは、思ってます。
で。
私の講義は、語呂合わせおよびギャグ多目なんですが、これはまあ、面白がって聞いたほうが、無味乾燥な暗記ものも、少しは頭に入るかな〜? というような配慮で行っているものです。
決して自分の趣味を追及しているわけではありません。
ええ。
……その、はずです。

しかしまあ、こちらの心構えとしては、ですね。生徒さんは基本的にイライラしてる人が多いんだろ〜な〜、ということに配慮しておかないと。
とくに。
真面目な学生さんからは、
「ギャグばっかり言ってないで、もっと授業をきちんと進めてください!」
と、言われかねません。

そういうわけで。
……ギャグはいつも出力30%程度に抑えてきた私ですが、最近は20%以下に抑えておりました。
ゲームネタは全面的に禁止。
モノノタトエも、
「この学者は経済学者から社会学者にジョブチェンジしたわけですが、しかし、経済学における功績が‘天地雷鳴士’レベルであったのに対し、社会学においては‘見習い戦士’程度の功績しか成し遂げられませんでした」
とか、
「A学説と、B学説には基本構造に大差はありません。言うなれば、ショッカーがゲルショッカーに変わった程度のものですね、みなさん!」
といったような、ちょっぴりヲタク風味な言い方も、全面的に止めました。

……なのに、なぜバレるのでしょう?

自分の人生を反省いたしました……(涙)。



March 28, 2003. Fri. 晴れ
咄嗟の一言
研究室の兄弟子の手伝い仕事に、しばらくの間忙殺されていたワタクシですが(トリスには、説教+愛があったようですが、私には、説教+パシリがあります。……ぜんっぜん羨ましくないでしょうが(^^;)。
先日、ふと学兄が何かの拍子で「カイドウが……」と言うので、私は、
「ああ、怪童というと……中西太ですか〜(←睡眠不足の上、過重労働で、アタマがフヤケ気味の状態です)?」
と聞いたところ、
「……街道だ! 普通怪童は浮かばないだろ! おまえはまだパワプロ浸りなのか!?」
と怒られました。
私は、
「最近はパワプロなんかやってないですよ! やきゅつく2です!」
と言い返したところ。
……余計に怒られました。

神様。
こんな私ですけど。
……素敵でラブリイでソースウィートなネストリ小説なんて、書けるのでしょうか(涙)?



April 9, 2003. Wed. 晴れ
球場には魔物が…。
風邪を引いてしまいました。
原因は、分かってます。日曜日に行った西武ドームが……バカ寒かったからです(涙)。
もともとの球場に屋根をとっつけただけの簡素なこのドームは、壁無し、冷暖房無し、吹きっさらしの状態で、球団側は「環境一体型ドーム」と呼んでおりますが。
しかし。
はっきり言いまして、私見では。
山の上にあって、ただでさえ、春先や秋口は冷え込み、夏は大量の昆虫類に襲われる、というワイルドなこの球場。
……そこにもってきて屋根「だけ」をつけたたため、日は射さなくなり、そのため寒いときには寒さは激化。さらに夏場には、そのテフロン製の屋根が熱を吸収し、暑さ倍増、という。
………客にも選手にも厳しい、「環境悪化型ドーム」です。

それでも通ってしまう、ファンの悲しさ。
……お願いです。コアなファンが死滅するその前に、冷暖房環境を何とかしてください、西武さん〜……(ぜーぜー)。

もちろん、春の暖かな陽射しにも、私は騙されませんでした。
平地よりかなり気温が低いことを予測し、真冬の防寒体制で臨みました。
メチャメチャ着込んで、しかも腰には「貼るカイロ」。
ドーム名物の熱い狭山茶やらコーンポタージュやらを飲みながら、観戦していたんです。
でも。

……自然の猛威は、すさまじいものでした。
………翌日、バッチリと風邪症状が……(涙)。

まあ、それはともかく。
そのとき、私は球場でとある女性を目撃いたしました。
年のころ、50歳前後。
容姿は、……こう言ってはなんですが、「女装した松崎しげる」風のワイルドな感じの方です。
しかし、すさまじく特徴的だったのは、その方の、ものすごい応援の「声」でした。
周囲の歓声を切り裂き、あたり一面にとどろく、その声援。

……………?

このシャウト、この気合の入ったファンクでソウルフルでプリミティヴな叫び声。
私は、これをどこかで聞いたことがある。
……でも、どこで?

そのとき、一緒に観戦していた同好の友人が言いました。
「なあ、さっきから横ですごい声で叫んでるおばちゃん、……JB(←言わずと知れたファンクの帝王、ジェームズ・ブラウンです)に、そっくりの声してねぇ?」

あ。
そーか。
……すげー。
………すげーそっくりだよ、たしかに!

私は、心の中で、ぽん、と膝を打ったのでありました。

以降、その女性が、
「ヒット打て、マック!(←スコット・マクレーン選手のことです)」
と叫ぶ声が
「ヒップメ〜ン!」
に。
「カズオ打て〜! バカヤロコノヤロ〜!(←松井稼頭央選手のことです)」

「ゲロッパ! ゲローレ!(get up! get on it! が、JBの発音ではこう聞こえます…)」
に。

……聞こえてならず……(^^;。
いやもう、ホントに。

音声でお届けできなくて、大変に残念です……。



April 10, 2003. Thu. くもり
球場には、魔物が(その2)…。
ようやく風邪が治ってまいりました。
それにしても。
締め切りものから締め切りものへの期間がちょっと開くと、見透かしたように風邪が襲うの法則は、何なのでしょう(真剣に忙しいと、不思議と風邪を引きませんね〜)?
……人間、気を張ってると病気しないもんなんですね〜(しみじみ)。そういえば、西武の堤オーナーは、「自分は風邪を絶対に引けないので、引かない」と、何かのインタビューで言ってましたっけ。
………まあしかし、風邪というのは、病気と言うよりは、身体が「ココデ1回ヤスメ」を要求しているような気がするんですよね。いえ、とくに根拠がある訳じゃないんですが(笑)。もしかしたら、適度に風邪ぐらい引くほうが、人間としてはナチュラルなのかしらん、と。
トータルで長生きができるのは、むしろ風邪をちまちまひけるくらいの、私のような庶民なのでしょうか(^^;。

それはともかく。
きのう、日記を書いていて、思い出したことがあります。
「すさまじい応援声」といえば。
パ・リーグファンの間で、有名だった方がいらっしゃるのですよ。
日本ハムの試合では。
ラジオ観戦の際。
………独特のヨーデルのようなお声で。
たとえば。
田中幸雄選手がバッターボックスに入ると。

「ユゥッ〜キィイイイイイイイッィイイイオオオオオオヲオヲオォヲォヲオオォオオオオゥ〜〜〜〜〜ッ!」

と、いうような具合で。
……すごい声を出しているファンの方が、いらっしゃったのです。
あまりにすごいので。
たしか、以前、某ラジオ局の野球中継で、レポーターがその方にインタビューしたことがあったのを覚えています。
その方は、日ハムファンの「エンドウさん、四十代、製造業、横浜市在住、有休を使って観戦に来ている」方だったような……。

最近、あのお声を聞かないような気がして……心配なのですが。
今、どうしていらっしゃるのでしょう、エンドウさん?
いえ、現時点で。
……「日ハムファンのエンドウさん」について、考えている人間って、多分、私だけなんだろ〜な〜、と思うと、ちょっと感慨深いものがありますね〜(笑)。



The world in this trivial DIARY:
nothing is new under the sun




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