
(←拡大画像 javascriptを使用)11.29の土曜日はJRのさわやかウォーキングに参加しました。地元の東刈谷出発なので気軽に参加できますが、コースは約10km。2週連続で10km超えの徒歩になりました。日頃から約3kmの散歩を習慣にしているためでしょうか。くたくたに疲れるということはありませんでした。
今回は久しぶりの「シリーズ50年前」です。ご覧に入れるのは荷物列車を牽く浜松のEF58の中で、元お召予備機の60号機です。運用を事前に知る術はなく、とにかく来るまで撮り続けるしかありませんでした。
毎日のように線路端に通って1ヶ月近くかかったでしょうか。やっと当たりが出たのは75.5.29でした。撮れた時は友人と「やったー!」と歓声を上げました。
ところが、写真が仕上がって来ると、ひどいブレ。他のクモハ40などもことごとく同様で、これにはがっかりでした。
当時は中学1年生で、父のカメラを持ち出すことを許されるようになったばかりの頃でした。絞りを決めるとオートでシャッター速度が決まるカメラです。最高1/250のため、引き付けて撮るとブレてしまいました。
そのカメラでISO100のフイルム。陽が長い時期であっても、曇り空の18時頃ならば、絞りを2.8くらいには下げる必要があったことでしょう。
それは後年身に付いた知識であって、初心者の中学生には知識不足による失敗は無理からぬことです。記録ノートにはF5.6とありますので、オートでシャッター速度が1/60くらいになったものと思われます。
大西さんの黄変補正ツールで処理してから、google photo の「ボケ補正」という機能を使ってみました。
同機能については、6.22付本稿にてクモハ40の写真を公開しています。その写真と比べて、EF5860の写真は補正効果が顕著でした。特に銀色のお髭は明らかなブレがかなり鮮明になりました。拡大するとまだまだの水準ですが、スマホのような小さな画面で眺める程度ならば十分という画質になったものと思います。
50年の時を経て、「がっかり」が救われるようになるとは驚きです。(25.11.30)
仮想の鉄道、碧海電鉄へようこそ。碧海電鉄といってもかつて名鉄西尾線の前身として実在した碧海電気鉄道ではありません。当鉄道では愛知県出身の開設者が50年以上にわたって撮影した鉄道写真のアルバムをご紹介していきます。
改札口(いりぐち)
(全線均一無料)
リンクは自由です。特にご連絡は不要ですが、ご厚意は歓迎します。
必要あれば中身のページでもご自由にリンクして下さい。
画像の著作権は撮影者にあります。画像への直リンク、無断使用、転載はお断りします。
碧海電子鉄道 ©2000-2025