(←拡大画像 javascriptを使用) 2024年は残すところ1ヶ月になりました。今年は10月、11月初旬にかけて平年よりも気温が高い日が続きました。秋を感じさせない気候が続いたせいでしょうか。余計に年末が迫っていることを実感しづらかったのかも知れません。
さて、今回は「シリーズ40年前」になります。この写真をXに投稿したところ、久しぶりの1000超「いいね」をいただいたので、定期更新でも紹介したいと思います。
40年前の常磐線は緩行線〜地下鉄千代田線直通用の103系が順次203系に置き換えられていました。運用を外れた103系1000番台はまだ廃車にするほど古いものではありません。1984年の夏には中間車を105系に改造したものが現れました。
所属区である松戸を離れなかったものは、快速線に転用されるものが出てきました。その中で特筆されるのが、先頭車だけは一般形で、中間車は1000番台という編成ができたことです。まだ1000番台は緩行線色のままであるため、文字どおり異色の存在でした。
先頭車はクハのため、走行性能には影響がありません。しかし、ブザーの回路に相違があったため、クハは1000番台に合わせる改造を行ったそうです。(「B767-281のブログ」を参考にさせていただきました。)1000番台併結対応車であることを表すため、ナンバーの下に白線が入っていました。
写真の先頭車、クハ103-188は同時期製造のクハ103の中で唯一関東の配属になったこと。1000番台併結改造前は無線を搭載せず、中間に封じ込められていたこと。製造時から「ブタ鼻」ライト、非冷房なのは関東ではこの1両だけだったなど、いろいろな特徴があったとのことです。私はそこまで詳しいことは知りませんでしたが、そこも高評価をいただいた理由なのかも知れません。103系という形式の奥深さを改めて感じさせます。(24.12.01)
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