瀉血療法【抜罐(ばっかん)療法】



この療法は吸玉療法とも言われ、太鼓の昔に誕生した治療法です。
日本では西暦421年頃、中国では紀元前100年頃、インドでは紀元前600年頃から 行われているとされる世界的な療法です。
特にインドでは現在でもアーユルヴェーダ療法としてよく治療に使われています。


効果
@経穴や局所患部に施すことにより、血行を良くする
A細胞の代謝をスムーズにして血液をきれいにする
B皮膚組織の新陳代謝を盛んにし皮膚の状態を良くする
C関節部に処置することにより骨膜から「潤滑油」を分泌させ、間接の動きを円滑にする
D経路に刺激を加えることにより自律神経を調整する
E内臓諸器官を活発にする(例:腹部経路に使用することにより、胃と腸の動きや消化液の分泌が活発になり、 消化・吸収・排泄機能が調整される)