平成動物病院:免疫細胞療法


免疫細胞療法とは、動物が生まれつき持っている免疫の細胞を増やし、免疫力を上げて生活の質を高めたり、がんの再発や転移・進行を できるだけ抑えるための治療法です。
人間で先端医療として行われています。
動物では『活性化リンパ球療法』と『樹状細胞療法』の2種類があり、当院では2療法実施しています。
これからは麻酔などの必要もなく、弱っている動物などにも実施できます。動物自身の免疫細胞を投与しますので、副作用もほとんどありません。
また、抗生剤・ステロイド・放射線治療・熱療法・インターフェロン・その他サプリメントなどとの併用治療も可能です。

対象となっているがん(一例)
メラノーマ、乳腺腫瘍、リンパ腫(B細胞性)、扁平上皮がん、肥満細胞腫、血管肉腫、組織性肉腫、移行上皮がん など

禁忌疾患(一例)
猫エイズ、猫白血病、T細胞性リンパ腫 など