こ と り の 疾 病 予 防


ヒナの育て方
成長の育て方
与えてはいけないもの
飲料水について
ダイエット
発情抑制
日光浴


 
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★ヒナの育て方
□ 挿し餌(さしえ)の頃
 小さな水槽などで飼育し、温度は28~31℃を保つ。
 挿し餌時以外は暗くし、鳥を休ませてあげてください。
 ひとりで餌をついばみ始めたら、少しずつ明るくしてあげましょう。

□ 挿し餌の作り方
 主食となるものにお湯を適量加え、よく混ぜ、15~30分ほどおいてくだ
 さい。
 
 ・主食はパウダーフードがベスト。
  あわ玉は栄養バランスがあまり良くないので、もしあわ玉で慣れている
  場合は、パウダーフードを少し加えてあげるといいです。
 ・お湯は60℃以下で!
  それ以上だとデンプンが糖化し、悪玉菌やカビの栄養源となってしまい
  ます。

□ 挿し餌の与え方
 ・与える温度は42℃を目安に!
  冷めてしまうと食いつきが悪いですが、熱すぎても火傷してしまうおそ
  れがあるので、適温で与えてください。
 ・なるべくスプーンを使って与える。
  挿し餌専用のスプーンを使うと与えやすいです。
 ・回数や量の目安は嗉嚢(そのう)でチェック!
  からになったらそのうの八分目くらいまで与えてください。

  ※そのうがからになっていない時は欲しがっても与えないでください。
  与えてしまうと食滞を起こし、最悪死亡してしまうことがあります※

□ 挿し餌から一般食へ
  まき餌などをついばみ始めたら、挿し餌の量を調節してください。
  体重をチェックし、体重が減らなければ1日の挿し餌量を少しずつ減ら
  していきます。
  挿し餌をせずに体重維持ができたら、完全にひとり餌になったというこ
  となので、挿し餌を終了してください。



















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★成鳥の育て方
□ 殻つき餌を主食とする場合
 ・餌は乾燥した冷暗所で保管を。
  ムキ餌やあわ玉は栄養価が低く、且つ菌が繁殖しやすいので与えないほ
  うがいいです。
  シード類は、アワ・ヒエ・キビ・カナリーシード以外は原則不要で、ヒ
  マワリの種・アサノミ・サフラワー・エゴマなどの脂肪種子は病気の予
  防のためには 主食に含まないほうがいいでしょう。
 ・副食として野菜を。
  サラダ菜・リーフレタス・春菊・パセリ・にんじんなどがおすすめ。
  芽キャベツはゴイトリンという成分が多く含まれているので与えないで
  ください。
  野菜だけではビタミン補給が不十分なので、必ずビタミン剤を与えてく
  ださい。ただしビタミン剤は品質が悪いものも多いため、必ずビタミン
  量が明記してある 品質の良いものか、または動物病院処方のビタミン剤
  が推奨されます。
 ・カルシウムの投与は、特にメスの卵塞(卵づまり)予防に大事です。
 ・ボレー粉などを与えればヨード欠乏症の予防にもなります。
 ・塩分は週1回。ミネラルブロックまたは塩土を食べ過ぎない程度に与え
  てください。与えすぎに注意!

□ ペレットを主食とする場合
  質のいいペレット(例:HBG、Roudybush Kaytee、Zupreem
  など)を7割、副食として野菜や殻つき餌を3割以下、の分量で与えてく
  ださい。 ペレット主食の場合はビタミン・ミネラル剤の追加はしないよ
  うに!すでにビタミン剤が含まれているため、過剰投与となり病気になっ
  てしまいます。



















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★与えてはいけないもの
□ 人の食べ物
  特にごはん・パン・お菓子類など甘いものは、カンジダ症などカビの病
  気の原因になります。
  また、主食を食べなくなる可能性もありますので、病気や偏食防止のため
  にも“おすそ分け”はしないように注意が必要です。


おねだり上手な可愛い愛鳥。
ついついあげたくなってしまう気持ちはわか
りますが…
愛鳥の心身の健康のため、気を付けてくださ
い。




























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★飲料水について
□ 飲み水の塩素はできるだけ除去したほうが◎
  煮沸や浄水器の使用がベストとされています。



















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★ダイエット
人間同様、肥満は万病の元!!

□ 食生活の改善
  生活環境により方法は様々です。
  たとえば、通常のペレット食の鳥なら低カロリーペレットに変更したり、
  殻つき餌の鳥なら普通の配合飼料(アワ・ヒエ・キビ・カナリーシード)
  にし、高カロリーなヒマワリ・サフラワー・アサノミ・エゴマなどは与え
  ないようにする、などです。
  また他に、日照時間のコントロール、間食を防止する、消費カロリーの増
  加法を実施などもあります。
  雌の場合だと、発情による肥満が起こりやすくなることがあります。詳し
  くは動物病院にて診察の上ご相談ください。

  詳しくは動物病院へご相談ください。

□ 強い意志
  ちょっとだけなら…はダイエットの敵!
  愛鳥のためにも、飼い主側に我慢が必要です。





















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★発情抑制
発情の回数が多いと病気になってしまうことがあります

□ 日照時間のコントロール(種類により幅があります)
□ 環境の改善(巣箱撤去など)
□ 投薬

 など。詳しくは動物病院へご相談ください。





















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★日光浴
日光浴はガラス越しでは効果はありません。ゲージなどに入れ、必ず屋外で
行ってください。
その際には、ネコなどの外敵や、脱走などに十分注意してください。
天候変化・日没などにも気を付けて、程よく日光浴をさせてあげてください。





 正しい飼育方法や環境を整え、病気ゼロの健康生活を目指しましょう!