お笑い

落語、漫才の類は子供の頃から大好きだった。小学校の4年生の時に、金馬さんの落語の放送がはじまるまで、我が家に1台しかないラジオの前にずーっと立って待っていて、「勉強もせんと、何しとるんじゃいやぁ!」と母親に怒鳴りまくられた記憶がある。
 そのころから、古今亭志ん生や、三遊亭金馬、歌奴などが好きだった。
学校でも、先生の話の合間・合間にヤジというか冗談というか、「受け狙い」の言葉を発するのを義務としていたので、先生方には大いに嫌われていた。(好意的に言えば「冗談を言うのが好きだった」ということになろうか)

その後も落語のファンであり続け、小学校6年生の時には「○○は12才の時に円生に弟子入りした」という話を聞いて(○○が誰だったかは思い出せないが……)落語家に弟子入りしようと真剣に考えたことがある。残念ながら落語家の住所を知る手段が無かったので、そのうち自然消滅した形になった。

その後も一貫してお笑いのファンであった。寿限無、金明竹、ん廻しなどのセリフを一生懸命覚えたりした。
今覚えている当時のコンビといえば、やすきよ、ザ・ぼんち、山口君と竹田君、コント・レオナルド、紳助・竜介、サブロー・シロー、ダイマル・ラケット、大介・花子、いとし・こいし などか。(今も活躍しているコンビもいるが……)

私は昔から、机の前に居るときは、音楽か、お笑いを流しっぱなしにしている。(テープレコーダをつけっぱなしにしているのだが、音楽だけでなく落語や、漫才もところどころ入っているので、自然に落語・漫才も楽しめることになっている。音楽の比率が圧倒的に高かったが……)

ところが引越をして、家が多少広くなったころから、机の横にテレビが置かれるようになってからは、テープレコーダーではなく、ビデオを四六時中流すようになり、90%がお笑い系になった。(残り10%はディスカバリーチャンネル、旅チャンネル、ニュース等)


昔から、笑点、爆笑オンエア・バトル、エンタの神様、レッドカーペット、レッドシアター等々のお笑い番組の面白い部分をビデオにとり続けている。(なぜこれらの番組が無くなってしまったのか、がっかりしています)
目下約100本のストックがある。1本に6時間ずつ録画されているので、合計600時間分のお笑いがある。放送でお笑いをやっていない時は1番から順に再生する。だから1巻目はこれで何十回も見ていることになる。
 原稿書きがおろそかになるのではないかと心配する人もいると思うが、もともと、ちゃらんぽらんにしか聞いていないー乃至ーちゃらんぽらんにしか書いていないから大丈夫。

目下ひいきのお笑いは、我が家、サンドウィッチマン、インパルス、オリエンタルラジオ、フォーリンラブ、次長課長、超新塾、たかとし、東京03,磁石、カンカラ、ラバーガール、パンクブーブー等々
落語系は柳家さん喬、喬太郎、小朝など……。 

西日暮里にある世界的な工具商=渡辺商店の渡辺敏夫社長(スクェアダンスの会やら、落語会やら、講演会やら、様々な会合を組織して、人と人の巡り会いの場を作る、真の意味での「町のコオーディネーター」だと思いますが……)が、ずーっと昔から、柳家さん喬さんの落語会を主催しているので、そのご縁で柳家さん喬さんの人脈の末席に連なっている。