コマネカ アット モンキーフォレスト(Komaneka at Monkey Forest)
2023年7月23日~29日に宿泊した時点での情報と個人的感想です
ロケーション
Jl. Monkey Forestのウブド王宮とモンキーフォレストの中間あたりの東側に位置し、ウブド王宮やモンキーフォレストには徒歩10分以内でいけます。すぐそばにコンビニ、両替所(レートは適正・安全)もあります。周辺には食事処やバー、市場、土産物店、街スパも多数あり、町歩きが楽しめます。ちょっと奥の方に入ると田園風景が見られたり、森や渓谷などの自然が見られたりと,ホテル周辺だけで便利に楽しく過ごすことができます。ホテルの敷地内外でサルもよく見られます。
部屋(スイートルーム 207号室)
部屋タイプはプールヴィラとスイートルームの2種類で、スイートルームはバルコニー/テラスの眺望が開放的な景色が見られる74m²の広さの部屋と壁で囲まれたプライベートガーデンになる69m²の広さの部屋があり、今回泊まった207号室は74m²の部屋が上下4部屋ずつ並ぶ2階建ての建物の、レセプション側の隅の1階でした。隣の部屋とのバルコニー/テラスの間にはバスルームのスペースがあるので、隣の様子が見えてしまうということはありませんでした。
表通りはライブの音などで夜は結構うるさいのですが、部屋は奥まったところにあるのでバルコニーに出ても静かで、夜は落ち着いて寝ることができました。
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入り口はオートロックではなく、鍵を差し込んで開け閉めするタイプです。真ん中のスイッチは「Don't Disturb」を表示するものです。QRコードはホテル案内や朝食・レストランメニューなどが表示できるものです。
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ベッドルームには、テーブル、テレビ、DVDプレーヤー、天蓋付きベッド(初日は花で飾ってありました)、ミニバー、ソファーがありました。ここからバルコニーにアクセスできます。テレビChにNHKはありませんが、インターネットモードがあるので、インターネットでNHKワールドが見られます。
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バルコニーにはテーブルと椅子、ソファーが置いてあります。手すりの手前は池になっていて鯉が泳いでいました。テーブルに置くキャンドルライトもありますので、夜はムード良く過ごすことができます。時々サルがやってきますので、ものを置いたままにしたり、部屋の扉を開けっぱなしにしたりしてはいけません(出かけるときは施錠を忘れずに)。
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バスルームは手前がクローゼットや洗面台などのスペース、洗面台は2つあって便利でした。
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窓側にバスタブとシャワールーム、シャワールームは十分に広く、ガラス扉で仕切れるので外に水が飛び散ることもありません。シャワーはレインシャワーとハンドシャワーを切り替えるタイプ。お湯は我が家のシャワーより早く出てきて湯量、水圧とも十分でした。
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バスタブの奥にドアで仕切られたトイレがあります。トイレも広い。物干しラックも置いてあります。
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アメニティーなど
洗面台には、歯磨きセット、ひげそり、くし、爪ヤスリ、ソーイングセット、綿棒、コットン、ローションが置いてありました。ローションはコマネカオリジナルです。
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シャワールームには、石鹸、シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、シャワーキャップ、ヘチマが置いてありました。石鹸はバラを基本とした香り、ジェルの方はハーブ系の香りで、どちらも高級感がありました。
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バスタブには、バスフォームとバスソルトが置いてありました。
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洗面所にはハンドタオル、シャワールームには大きくて厚いバスタオル、バスローブにはホテルの刺繍が入っていました。写真はありませんがドライヤーもあります。
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トイレはレバーをひねって水が出るだけのものですが、シャワートイレになっています。ペーパーとサニタリーバッグ、そして「コマネカ、はじめの10年」という冊子が置いてありました。座りながらこれを読んでいると不思議とお通じが…(個人の感想です)。
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ウエルカムフルーツかと思いきや、毎日食べた分だけ補充されました。クッキーも毎日補充されるので調子に乗って食べるとこれだけでお腹がいっぱいに。
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300mlの瓶入りミネラルウオーターが1日2回の掃除の時に4本になるように補充されました。6本になった日も…。電気ポットも引き出しに入っていました。
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栓抜きは上品な袋に入っています。クーラーポットに氷も入れてありました。インスタントコーヒー、ティーバッグ、砂糖は一人2つずつ。
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ミニバーには、ビンタンビール(Rp.35K)とコーラ(Rp.20K)とスプライト(Rp.20K)、お菓子はプリングルズ(Rp.30K)とキットカット(Rp.25K)が置いてありました。
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ベッドサイドに指輪やアクセサリーを置く箱が置いてあり、壁にはほぼユニバーサルのコンセントとUSBの差し込みがありました。別でユニバーサルアダプタも置いてありました。
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懐中電灯、殺虫スプレー、電子蚊取り、バリらしい柄の布で包んであります。ドライヤーもきれいな布袋に入っていました。マッチと蚊取り線香、蚊取り線香は素敵な入れ物に入っていました。蚊取り線香はフロントに言えば、追加でもらえます。
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ランドリーバッグは布製で繰り返し使えます。体重計もありました。
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部屋用のサンダル、写真はありませんが籐(?)で編んだショッピングバッグも置いてありました。
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部屋の掃除は午前と午後の2回、午後は通常アフタヌーンティーに行っている間にしておいてくれました。水、コーヒー類、果物、氷、クッキー、蚊取り線香を補充、タオル類の交換をしてくれます。午後の掃除の時にも水と氷を補充してくれました。タオルも使用してあれば新しいものになってました。午後の掃除の時には部屋を就寝モードにしてくれます。ブラインドを閉めて、ベッドも写真のように変えてくれます。
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Wi-Fi
部屋ごとのIDとパスワードで接続します。ベッドルーム内は大丈夫ですが、バスルームやバルコニーでは切れてしまいました。Wi-FiルーターがTVの棚に置いてあったので、アンテナの向きを調節するとバルコニーのテーブルの位置ならギリギリつながるようになりました。帰る前日にWi-Fiが全くつながらなくなり、復旧したあとはバルコニーと洗面台のところまでつながるようになりました。
施設の配置
通り沿いのクリーム色の壁が目印です。入ると左側にKOMANEKA FINE ART GALLERYがあります。
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KOMANEKA FINE ART GALLERYの脇を進んでいくとロビーとレセプションがあります。。
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ロビーを先に進むと左側にレストラン、右側に夕刻からバンブーを生演奏してくれる小屋があります。夜はロビーや通路にキャンドルが灯されます。
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さらに進んでいくと左右にスイートルームやブールヴィラがあります。プールヴィラはメイン通路からは見えない奥まったところにあります。
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メイン通路の途中、左側にスパやプールヴィラに通じる脇道があります。
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メイン通路をさらに進むと1段下がってプールとプールバーがあります。その先は底に川が流れている谷になっています。
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レストラン(GARDEN TERRACE KICHEN)
ロビーの奥がレストランスペースになっています。テーブルが10台の小さいスペースですが、朝食やアフタヌーンティーは無料で部屋まで運んでくれるので、部屋で食べるゲストもいて、レストランの席が満杯になることはありませんでした。
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朝食の時間は7時から10時で、お部屋でも食べられます。前日にいっておけばコマネカグループの別のホテルでも食べられるようです。
メニューはENTREE、BEVERAGE、MAIN DISHの中からそれぞれ1つ選ぶ形です。ですが、実はBEVERAGEの紅茶とブラックコーヒーはフリーなので、はじめにコーヒーをもらっておいて、注文時にスムージーも注文するのはありでした。他は追加で食べたい場合は追加料金がかかりました。
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ENTREEからFROZEN SMOOTHIE BOWLです。
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BRED BASKETです。パンが3種類にバターとジャムがつきます。
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YOGURTです。パパイヤパイナップルドラゴンフルーツの上にヨーグルトがかけてあります。
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BEVERAGEから紅茶です。ちゃんとポットで出てきます。
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SMOOTHIEです。これはドラゴンフルーツですが、バナナなど季節のフルーツが選べます。ミックスもできます。
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MAIN DISHからWAFFLEです。
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PANCAKEです。
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BRIOCHE FRENCH TOASTです。
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SPINACH TOMATO SCREMBLEです。
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EGG SANDWICHです。
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AVOCADO POACHED EGGです。
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OMELETTEです。
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TAFU TELORです。
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SAUSAGE PLATTERです。
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毎日16時~17時のアフタヌーンティーも宿泊代に含まれていました。バリ島のお菓子が2種類と揚げ物(サンバル付)は日替わりで、あとカットフルーツがつきます。3段重ねの本格アフタヌーンティーではありませんが、夕飯前のひとときを過ごすのにはちょうどいい量です。朝食同様、お部屋に運んでもらうことも可能です。
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アラカルトでビーフサラダ(70K)や春巻き(60K)などの前菜類、マッシュルームスープ(65K)やソト・アヤン(70K)などのスープ類、肉料理や魚料理、インドネシア料理のメイン・コース(65K~180K)のほかビーフバーガー(90K)などの軽食類、各種ピザやパスタ(100K前後)、バナナクレープ(45K)やティラミス(60K)などのデザート類が終日食べられます(いずれも税・サ別)。ソフトドリンク、ワイン、アルコールも多種用意されています。
日替わりのメニューも用意されています。夕食はレストランの向かいで演奏されるガムランの生演奏を聴きながら食事ができます。
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美術館(KOMANEKA FINE ART GALLERY)
門を入って最初の2階建ての建物が美術館です。元々この美術館を建てて、その後ホテルを作ったそうです。絵画や彫刻などが展示してあり、無料で見ることができます。2階のフロアでは毎朝ヨガ教室が開かれます。
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スパ(Pandan Wangi SPA Treatments)
私たちは使いませんでしたが、スパを利用するには2日前までの予約が必要です。1時間のトラディショナル・マッサージがRp400K、2時間のスクラブやフローラルバス等がついたフルマッサージがRp600Kのほか、フェイシャルやマニキュアなどのメニューがあります。
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プール&プールバー
決して広くはありませんが、通常はゲストも少なく静かに落ち着いた時間を過ごすにはちょうどいい環境です。最深部で150cmなので大人は問題ないのですが、子供が安全に入れる深さのところはありません。水はきれいなのですが、周りがジャングルなのでどうしても葉っぱなどが表面に漂ってしまいます。
ビーチチェアにプールタオルが置いてあり、使い終わったら所定のかごに入れます。シャワーヘッドがないシャワーもあります。
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プールサイドにはテーブル席のバーがあります。カウンターにスタッフが常駐していますので、プールでドリンクの他、サンドイッチやバーガー、オニオンリングなどのおつまみが注文できます。デイリースペシャルもあります。
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ディナーショー(THEME NIGHT Dinner)
毎週月曜日の19:00からバリ舞踊とBBQディナーのイベントがあります。はじめにダンス(Topeng Tua Dance, Joged Dance, Panyembrabma Dance)を鑑賞し、BBQ(Canape, Main Course, Dessert)をいただきます。料金はRp.350K(税サ別)で飲み物代も別になります。
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ヨガ教室
無料のヨガ教室が9時~10時に美術館の2階で開かれています。人気で毎朝開催されていました。
アクティビティ
無料のアクティビティが曜日ごとにありますが、開催場所はコマネカ アット ビスマなので事前に申し込んで送迎をお願いする必要があります。バリ島のお供え物作り(月曜と水曜)、ウッドカービング(土曜日)、バリのダンスレッスン(木曜日)、子供のための凧作り(火曜と金曜)、バティック・ペインティング(日曜日)、いずれも15:30~16:30です。
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感想
わかりやすい豪華さ、いろいろな施設設備やエンターテイメントを求める人には向きませんが、すべてが上品で上質、フレンドリーなスタッフ、行き届いたサービスにより大人の休日を静かに落ち着いて過ごしたい人にはぴったりです。一歩外に出れば、立地もいいので徒歩圏内で観光やショッピング、食事などを楽しめます。
「海が好き!」な管理人ですが、ここなら海がなくてもいいな、また来ようと思わされてしまったホテルでした。