アディティア・ビーチリゾート・アンド・スパ(Aditya Beach Resort And Spa)
2023年3月7日~12日に宿泊した時点での情報と個人的感想です
部屋(デラックス・シー・ビュー 138号室)
チェックイン時のトラブル(詳しくは旅行記を)により、示された部屋代がこれです。
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スタンダードとスーペリアはアパートタイプで部屋の大きさや作りは同じようですが、スタンダードが2階、スーペリアが1階です。私が今回泊まったのはデラックス・シー・ビュー、3月中の料金ですが、1泊朝食付でRp500,000、私がHISで予約したのが5泊朝食別で4,260円、でも帰国後に調べてみるとHISやagodaなど軒並みスタンダードでも1泊10,000円以上になっていました。
部屋の入り口です。ドアノブに鍵をさして開けるタイプ、オートロックではありません。下の鍵はレセプションのセーフティーボックスの鍵です。
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二人でも十分に広いのですが衣類の収納が少なかったです。部屋の目の前はビーチです。床はタイルで清潔感がありますが、床や壁、バスタブなど汚れやハガレがあり、家具類も古く、ペンダントライトもスイッチが壊れていてつかないところが2カ所ありました。エアコンは古いのですが、よく冷えました。シーツ類は毎日変えてくれました。
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インスタントコーヒー、砂糖、クリーム、ティーバッグ(各2袋)、ミネラルウォーター2本が毎日補充されます。テレビはローカル局だけかな、冷蔵庫は動いていませんでしたが直してもらいました。
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ドアを開けてすぐ右手に洗面、その奥にバスルーム、左(海)側に2段上がってベッドルームです。お湯はしばらく出していないと温かくなりません。水圧は弱く時間によってはチョロチョロしか出ませんでした。シャンプー等いい香りのジェルが用意されています。バスタオルは毎日替えてくれました。
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広々としたテラスからも庭に出られます。目の前の海を眺め、心地よい波の音を聞きながらのんびりと読書などできます。
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某旅行予約サイト掲載情報との比較(138号室)
全室Wi-Fi無料 → 部屋では速度も遅く接続がよく切れました。 | 清掃(毎日)→ 午前中に丁寧にやってくれました。 |
エアコン → リモコンの反応がいまいちでしたがよく冷えました。 | シャワー → ハンドシャワーでした。水圧は弱め |
スリッパ → ありませんでした。 | セーフティボックス(客室内)→ ありませんでした。 |
トイレタリー → シャンプーなどの他、歯磨きセットがありました。 | バスタブ → 古くて表面のハガレや汚れがあります。 |
バルコニー/テラス → 眺望良く快適です。物干しラックもありました。 | ヘアドライヤー → ありませんでした。 |
ミニバー → 冷蔵庫はありますが中身がありませんでした。 | 飲料水ボトル(無料) → 毎日2本もらえました。 |
衛星テレビ/ケーブルテレビ → ケーブルのローカル局だけのようでした。 | 書斎デスク → ライトが暗いです。 |
電話 → ありました。 | 電気コンセント → Cタイプの他ユニバーサルが2カ所ありました。 |
部屋(配置)
レセプションの正面から、スパ、レストラン、プールを左手に見ながら通り抜けると部屋の建物の入り口の門があります。門をくぐって右側のアパートタイプの建物1階がスーペリア、2階がスタンダードルームです。すべてガーデンビューですが、2階の部屋は位置によっては少しだけ海が見えます。
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左側がデラックスルームです。20部屋ありましたが稼働しているのは16部屋だそうです。海側にテラスがあってシービューですが、4部屋だけガーデンビューになっています。スタンダードルームと向かい合っていますので、お見合いになってしまいます。
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レストラン
敷地内に1カ所、テーブルが30台で1テーブルに4席なので、ちょうど満室の客数と同じくらいです。営業時間は今のところ7時半から16時だそうです。
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海側の席はビーチが一望できます。でも、朝食の時間は日が当たって暑かったです。
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ビュッフェスペース、過去には右の写真(HPより)のように賑わっていたんでしょうね。朝食ビュッフェ、食べたかったな~。
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朝食時間は7時半から10時までで、インドネシアンとコンチネンタルから選択できます。
インドネシアンは、ナシゴレンかミーゴレン、オムレツ、エビせんべい、コンチネンタルは、トースト3枚にバターとジャム、ゆで卵か目玉焼きかオムレツ、両者共通でフルーツサラダ、オレンジジュース、コーヒーか紅茶がつきます。調味料に、砂糖、塩、胡椒、ケチャップ、チリソースが置いてありました。コーヒーと紅茶、オレンジジュースはおかわり自由でした。
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今回はトラブルの結果朝食付きになりましたが、別で頼むと1食900円ほどになります。
部屋に置いてあったアラカルトメニューです。これとは別にもっと品数が多いメニューやルームサービスメニューも置いてありましたが、パンデミックの影響で現在は品数を絞っているようです。一度ツーリストがお昼に来ましたが、スタッフと話をした後に帰ってしまいました。他の宿泊客もお昼を食べているところを見なかったので、品数を絞ったメニューでも今のところはほとんど提供できないのではないかと思います。
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スパ
扉が少し開いていて、入り口にサンダルが並んでいたので営業はしていると思われます。12月のサヌールの街スパが、1時間の全身マッサージでRp90,000の店が多かったので、ホテルにしてはリーズナブルな値段です。
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プール
レストランの隣で屋根くらいの高さにプールサイドの床があるので、海もよく見えます。広くはありませんが、海側にはみ出した子供用の浅いエリアとその横に深さ1m(写真奥右側)、レストラン側(写真左奥)が1.5m、部屋側(写真手前)が2.5m!、過去にはダイビングの練習にも使っていたのでしょうか。パラソルがないので日当たり良好すぎます。プールバー(写真奥)は廃墟のようになっていましたが、隣のレストランに声をかければドリンクは持ってきてくれます。レセプションにいえばプール用のタオルを貸してくれます。毎日清掃はしてましたが、正直プールの壁や水はきれいとはいえませんでした。右の写真はHPのものですが、パラソルがあってプールバーもやっていますね。
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部屋の建物側からの入り口です。階段を上るとシャワーがあります。さらに階段を上るとプールサイドです。海側からもアクセスできます。
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ビーチ・庭
ビーチです。満潮なので狭いですが、干潮になると遠浅の砂浜が現れます。ホテルと壁で仕切られていますが、出入り口とシャワーが2カ所あるので、海で泳ぐこともできます。壁沿いにガゼボがいくつもあるので、スタンダードルームに泊まっても、ガゼボで海を見ながらのんびりすることもできます。
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北向きの海岸で180度開けているので、朝焼け、昼間の青い海、夕焼けが堪能できます。
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スーペリアルームとデラックスルームの間の庭です。夜はあんどんのライトがついていい雰囲気です。
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海側から見たデラックスルームとレストランです。わかりにくいですが、レストランの奥がプールの建物で、下にトイレがあります。
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祭壇はもちろん、割門もあります。割門の前がステージのようになっていて、HPの写真から以前はここでレゴンダンスなど踊っていたのではないかと思います。
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感想
古い建物なので、老朽化に伴う汚れや不具合はありますが、清掃等行き届いていて庭もよく整備されていて、目の前の海とともに眺望が素晴らしく、建物の意匠や置物、正規スタッフがクバヤを着用しているなどバリらしい雰囲気が味わえます。できた頃はここはもっときれいだったんだろうなとか、こんなことをしていたんだろうなとか想像を巡らせるのも楽しいと思います。
スタッフはよく声をかけてくれ、不具合への対応もすぐにしてくれ、研修生も一生懸命働いていました。
パンデミック後ということで、まだ提供されるサービス、特に食事関係が限定されていますが、客足の回復とともに食事やイベントなど、以前のようなサービスに戻っていくと思われます。ホテル周辺の店も同様に開店時間など戻ってくると思います。
滞在中、ビーチとの境の壁を修復していましたが、帰るときにフロントスタッフが「次に来るときは新しい建物になっている」と言っていたので、建物についてもリノベーションや建て替えを行う計画があるのだと思います。ロケーションはいいので、いつになるかはわかりませんが、施設が新しくなれば魅力が上がると思います。
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