ハナカイドウ

ハナカイドウ(花海棠)

別名:カイドウ(海棠)

その他別名 スイシカイドウ(垂糸海棠)/ナンキンカイドウ(南京海棠)/ネムリバナ(眠花)/カイコウ(海紅)
科属名 バラ科/リンゴ属
分類 木本/落葉高木
花期 花:4・5月/実:9・10月
花色 淡紅
原産 中国中西部
学名 Malus halliana
英名 Hall's crabapple/Flowering crabapple
漢名 垂絲海棠(垂丝海棠)
花言葉 妖艶・艶麗・温和・美人の眠り・灼熱の恋・友情・美徳
備考 名の「海棠」は「棠」が梨を意味し、「海を渡ってきた梨」という意味。学名の「Malus(マルス)」は古代ギリシャ語「μηλον(ミーロン)」に由来し、ラテン語でリンゴを意味する。花の美しさは楊貴妃が眠る姿になぞらえ、唐書の楊貴妃伝に「これまさに、海棠の眠り未だ足らずや」との一文があるが、唐の玄宗皇帝が、まだ酔い醒めきらぬ楊貴妃の艶めかしい美しさを海棠に見立て評したもの。中国では古くから海棠は牡丹と並び、美しい人を指す言葉として使われている。大きな実を付ける「ミカイドウ(実海棠)」に対して、花柄が長く垂れ下がることから別名スイシカイドウの名がある。単にカイドウと呼ばれる事が多い。花は半八重が基本で下向きに咲く。ハナカイドウにもリンゴのような実はなるが、直径が1cm程度と小さく食用にならない。これに対してミカイドウは直径2cm大の実で食用になる。
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