浜頓別軌道 十勝線                 02/06/20〜

 

 十勝の車輌を大分作り込んでいますので、その運転用ジオラマとして計画しました。
 
 (1) 十勝線一次プラン(HOナロー) 

  大きさは1750o×650oです。プランは内側にエンドレスが一つとそれに勾配線で終端駅をつけてます。できるだけ圧縮したつもりです。ある程度の編成も運転可能にしました。
 イメージとしては道東の産業を代表する貨物が主のナローの私鉄です。プロトタイプはもちろん十勝鉄道の帯広大通と工場前を。やや線路が多すぎますが私の個人的趣味でゴチャゴチャさせています。
 線路は篠原のナロー用とピィコのフレキです。篠原の5番位のポイントがあると良いのですが。最急曲線は半径250o、勾配は出来れば2%位で抑えたい処。プラスター作業は前回の分と同時に行う予定。
 勾配線が手前に有りますが築堤のみではつまらないので、右下の一部を鉄骨高架橋という悪戯もいいかなと思ってます。また、中央奥がやや単調なので木立の間に橋梁と水溝を作ります。中央手前の駅は川西のイメージですがホームの左右は土色を見せます。ホームにはハマナスでも植えましょか。
駅構内の線路は枕木が見える程度でバラストは埋めてしまいます。特に中央工場前のバイアス線近辺はレールの頭が かろうじて見える程度まで埋めてしまいます。工場すぐ横は留置線です。大きな煙突も有ります。また、工場内引込線はコンクリで固めてしまいます。
 左上の枝線は根室の単々を停めたいなぁと引きました。畑上の建物は牛小屋か民家でサイロはぜひ作りたい物です。傍らにあるのは 出荷用牛さんの柵と簡単な乗車ホームです。
 緑は唐松が主で、日の当たる斜面にはオレンジ色のエゾスカシユリを。また 林の下草に欠かせない クマザサや蕗の葉の表現は今後の課題です。(02/06/20)

 今回は場所の制約もあり 叶えませんでしたが、本来的には大きく分けて駅やヤード部分と輸送の目的施設を含めた 走行、シーナリー重視のジオラマ部分を繋ぐ様にするのが理想だと思いますが。 

 ベースの大きさは約1820×800と当初より外側へ拡大しています。
 フラットトップに使用したのは建材用の 8o厚のテックス板です。ベニヤよりも吸音特性に優れています。欠点はやや柔らかく しなり易いのと、表面がやや凸凹な事です。台枠の井桁の間隔はやや狭めにして置きました。
 テックス板は裏面を上に向けて外周数センチを残し、前後に数センチおきにカッターで刻みを入れて反り避けにしてます。 道床は枕木幅の 2t コルクで、カーブは外側にハサミで刻みを入れて曲げています。しかし2tでは防音効果は有りません。凸凹のテックス板の表面は 紙粘土やプラスターの乗りが良いと思います。しかし湿気を吸い易いので、それなりの対策は必要です。
 勾配は3.3%で、ステーも多めに立てています。立ち上がり部分だけクッキーカッターの要領でベースを持ち上げています。車輌を試しに転がしてみましても ベニヤより 音は格段に静かです。線路配置は少し変更していましてまだまだ流動的です。(02/10/20)

 機関庫 制作中,。(02/11/28)

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