GPSを利用した
車載クロックの製作

CQ誌 2000年11月号掲載予定の、GPS使用・車載クロックです。IPSフォーマットを出力するGSPレシーバ(私の場合はカーナビ)からのデータの、時刻部分を利用して表示する時計です。GPSレシーバ自体が極めて高精度な時計になっていますので、たとえ、衛星を見失っても、かなり高精度な時刻を出し続けます。衛星が見えている、いないにかかららず正確な時刻を知ることができ便利です。さらに、クロック(表示器)自体は、内部にクロックを持つ必要は無く、バックアップも要りません。とっても簡単に作れて、無調整、車に最初から付いてくる時計より1K倍マシな車載クロックです。

回路図や、動作についての解説は、CQ誌(2000.11)をご覧下さい。このページでは、最新版のプログラムのダウンロードや、回路図などのアップデート情報を公開する予定です。


プログラムのダウンロード

GPS-CLK.asm/LZH (更新:2000.10.21)


タイトルの写真のように、小型のプラケースに納めました。確か、秋月で買ったケースだと思うのですが、今では同じ物は売られていないようです。大きさは、76×45×25mmです。これにピッタリ収まります。

しかし、1つ困った問題が発生しました。それは、自分で発光しないLCDを照らすための照明です。できれば、バックライトかサイドライトをと思ったのですが、サイドライトは、単純にLCDの横からLEDで照らすだけでは明るく見えません。バックライトはLCDの裏の銀紙を剥がして加工しなくてはならず、少し勇気が必要です。もっとも簡単な、LCDの前側から照明(LED)で照らす方法も、このケース内部だけで処理するには明るさ的に少し問題があります。