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1.スコップ2本 (丸と角スコップを各1本) |
先の丸いスコップは穴をほるため、角スコップは土の移動に使います。 | |
2.一輪車 (通称ネコ) | あった方がFB、土を運搬するのに大変役立ちます。深いものがFBです。 必要なら貸し出しますよ! | |
3.バケツ(金属製)とロープ | 穴も深くなってくると、土を上げるのに便利です。壊れちゃ入ますから最低でも2個はいりますね。 | |
4.水平器 | 必需品!、基礎の傾斜を調節したり、色々使います。 | |
5.体力と気力 | はっきり言って体力勝負!栄養のある物食べて、元気つけておきましょう。後は根性!根性ど根性ね。! | |
6.鏝(コテ) | 基礎に生コン入れた後に、きれいに均すのに絶対必要!木製と金属製(仕上げ用)の2種類 | |
7.垂木 (バイブレーター) | 生コン注入時に使います。 | |
8.アーク溶接機 | 基礎ユニットを溶接固定する場合は必要! | |
9.水中ポンプ | 私のところでは1.8M位の所で水脈に当たって、水が湧いちゃいました。水が湧いてきたらレンタルショップに借りに行きましょう。 |
私の基礎工事では、思わぬトラブルも発生したため他にも必要な物がありました。
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1.基礎ユニットに合わせた大きさの穴を掘ります。 私の場合クランクアップタワーなので、タワーの取り説 とおりに穴の大きさは1.2m×1.2m×深さ1.8mの穴を 掘ることにしました。 このくらいならスコップで掘れると考えて穴掘り開始。 とにかく、垂直に掘るように心がけましょう。 この頃は掘り始めて1時間位、まだ元気ね。 |
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2.概ね1mを掘ったところ 家の基礎のため打ち込んだ113mm×8mのパイルが見えてきました。 このパイルと基礎ユニットを溶接して合体させることにし ました。(後に基礎ユニットと溶接) |
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3.とにかく掘って土を上げる! 掘った土は一輪車に乗せて運んでもらいます。 穴の周囲は作業スペースを十分に取りましょう。 単独では無理です。ローカルに手伝ってもらわないと効率よく進みません。掘った土を処分する場所も考えておいてね。私は家の周りに撒いちゃいました。 ローカルさんにはカツ丼とビールを用意してがんばってもらいましょう。 後はがんばって掘るのみ!! |
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4. 穴の副産物 穴を掘り進むにつれて、大きな石がごろごろ出てきま した。(参った!) これには苦戦しました。この石を出すのに随分と時間を必要としました。 それでも、笑顔で自分のタワー建設のように働いてく れる頼もしいローカル局に感謝、感謝! 後に出てきた石の一部は基礎の安定のため穴の底に戻しました。 1輪車担当のJE1PIJ 阿天坊OM−−−−溶接技師らしい? 穴の中の好きなJS1DHD 亀田OM−−−生コン技師らしい!? |
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5. 怪しいぞ 1.8mを掘り終えたところで怪しい状態になってきました。そうです!水が湧いてきちゃいました。非常に怪しい 状況です。この辺で少し穴底の様子を見たほうがよさそう <----------活躍の一輪車! 1日目はこの状態までで終了! もう少しだね。お疲れ様! |
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6. 水が湧く 翌朝、あらま! こんなに水が湧いてきちゃいました。 湧いてきた水のすぐ上の地層がいやらしい。 こうなったら水中ポンプの手配しないとだめそうです。 これ以上 掘るのは危険!?崩れてしまっては、大変です。枠を組むことを決断。 しかし、この後に最悪の事態が待ち構えてるとは誰も想像してなかった。! |
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7.やっぱり!崩れた!! 穴の崩れを防ごうと穴の側面に枠を組みだしたとたに 崩れた!! 最悪の事態発生!! 穴の中にいた私が、穴から飛び出したのは言うまでもありません。本当に生き埋めになるところでした。 掘った穴の側面が崩れる前には前兆があります。 少しずつですが、穴の側壁から土砂か落ち出します。 特に私のように穴の底から水が湧いたような場合は、 崩れるのは時間の問題ですから要注意! |
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8.枠組み作業 気を取り直して、合板とタルキで再度型枠を組みました 穴が崩れてしまったので、計画より穴が大きくなってしま いました。 生コンの量をもう一度計算しなおす必要が・・・・・ 安全を考えれば、大きな基礎の方が良いに決まってますが。 トホホ! 予算オーバだ! |
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9. もう一度土上げ 型枠が完成して、崩れた土を水中ポンプを回しながら 掘りだし基礎の安定のため家の基礎の下側まで掘り進 みました。 穴の大きさを再度測り直したら、どひゃーーー なんと生コンが当初の予定の2立方メートルの倍以上必要 と判明!計画とおりにはいかないです。 足らなかったらお話にならないので、少々多めに4.5立 方を注文しました。 (結果的に生コンは一輪車1杯分余っただけ) |
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10. アース板施工 タワーのアース板(90p×90p×3mm) 入れた方が良いとローカルさん(JI1RCT飯田OM)がプレゼントしてくれました。 買ったら高いでしょうね。!! ※アース板を入れるのは穴の底を更に少し掘り土の中 に埋めます。 |
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11. 基礎ユニットの固定(垂直を出す) 基礎ユニットを穴の中に入れて、付属のY字型のパイプ に3本のホースを接続し水を入れて垂直を出します。 これが一番肝心!一番大切! また、生コンを入れる時にタワー本体との接続のフランジ部分に生コンが付かないようにビニール袋とガムテープで覆っておきます。 |
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12.生コンの打ち込み いよいよ生コンの注入です。 このとき基礎ユニットが動かないように、あらかじめ私 の場合、穴の底にLアングルを打ち込んでおき、鉄筋棒で溶接しておきました。家の基礎用のパイルにも溶接しちゃいました。(生コン注入時は常に基礎ユニットを監視 します。垂直を絶対に保つ) また、生コンの圧力は相当なものですから型枠が膨らま ないように金具 (セパ)で押さえておきます。 |
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※コンクリートの注文の仕方 強度18または21/muR スランプ12p と注文 ● 生コン打込み当日の手順 1 朝一番に指定した時間の搬入を確認する 2 再度基礎ユニットの垂直、型枠の緩みを確認する。 (セパがしっかり止まっているか確認) 3 型枠内を清掃しミキサー車を待つ 4 打込みは低い位置から落とし全体が均一な高さを 保つように水平に打込む(ゆっくりと)。 5 バイブレーターが使用できれば、1箇所5から10秒 程度かける。バイブレーターをかけ過ぎるとコンクリ ートが分離するので注意。(バイブレーターが使用出 来ないときはスランプ8pで注文) バイブレータは50p間隔で施工する。 6 コンクリートを打込みながら垂木で締固め、最後は 型枠の外側を木槌で軽く叩いて安定させる。 |
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12.丁寧にコテで仕上げ 始めは大きな木コテで整えててその後に仕上げ用のコテできれいにします。 基礎から出てるユニットの部分の生コンが少し盛り上がるように念入りにね。私の場合、水はけを考慮して基礎が1方向に少し(3度)ほど傾斜するようにあらかじめ型枠で水勾配を作った。 しばらくすると、コンクリート表面に水が出てきます。 生コン技師は「水が上がってくる」と言ってました。 |
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※生コン養生期間(5日以上)は水分を与え直射日光、風などから露出面を保護し、ひび割れを防ぐ。 防水シートなどで覆っておくと良いでしょう。 型枠を10日後に外しにタワーは2週間後に取り付けしました。 ※生コン雑学 生コンて重いんですね。乾燥すると 1立方メートル当たりの重さが2.5tだそうです。 私のところは4.5立方メートル入ったから、えーと わーーーー!! 11t にもなります。 |
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![]() 穴掘り開始から18日後無事にタワーが建ちました。 基礎ユニットの垂直もちゃんと出てたのでFTIさんが タワーを据付た時にも大きな修正は不要でした。 「ほっ!苦労が報われた!」 このときの気持ちはなんともFBでした。 ![]() |
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![]() の調整後、ユニックでタワーが基礎に取りつけ される。 |
![]() (ボルト 15本で固定される) |
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![]() ![]() ![]() いました。参考になりましたでしょうか!? ぜひ穴掘りに挑戦してみてください。 因みに穴掘りをした翌日は、少々体が痛かったです。 覚悟してね。 ページの都合でわかりにくい部分もあろうかと思いま す。素人ながらタワーの基礎建設について色々知る ことができました。 お近くの方で一輪車が必要な方にはお貸しいたします ご質問は E−Mail ![]() |