Online DXCCの導入
DXCCの申請には次のように3種類があります
@従来の方法(Traditional Application)
ALoTWによる方法(LoTW DXCC Application)
B新設された電子申請の方法(Online DXCC Application)
申請料の比較(ARRL非会員の場合)2012年4月改定
●旧来の方式(紙による申請):101QSOsまでの申請料 $25
101QSOsを超える1QSOごとに$0.15を加算
●OnLine方式による申請:101QSOsまでの申請料 $12.5
101QSOsを超える1QSO毎に$0.08を加算
●LoTwによる申請:$10.0+1QSO毎に$0.12
注:申請するQSOの数によってはOnLine方式が最も安価になるケースがある。
Online DXCCを利用するにはまず下のURLにアクセスし USERNAMEとPASSWORD を取得します。
https://p1k.arrl.org/onlinedxcc/
A) USERNAMEとPASSWORDを取得するには https://p1k.arrl.org/onlinedxcc/ ページをスクロールして
2. Create an Account to Submit an Online DXCC Applicationに進みます。
ARRLメンバーについて選択ボタンをおすとコールサインの入力画面が現れます。
コールサインを入力し、 SUBMIT をクリックし、先に進みます。
うまくUSERNAMEとPASSWORDが取得出来たらいよいよOnlineDXCCを利用しましょう。
不幸にしてUSERNAMEとPASSWORDがうまく得られなかった場合はARRLにメールで解決策を求めましょう。
B) ログインしましょう *******************************************************************************
UsenameとPasswordに入力して Log In をクリックします。
ログインした画面(Review Instructions画面)
Online DXCCの申請方法について全体の流れが説明されています、
C) Enter QSLs 画面********************************************************************************
●下のデータエントリエリアであなたのQSLカードからの情報を入力してください。
1度に1つのQSLからの情報を入力してください。
各QSLデータを入力するごとに、忘れずにSaveボタンを押してください。
○コールサインを入力すると現れるドロップダウンリスト(選択ボタン)は、情報の正確な入力を保証するために使われます。
○コールサインとQSO日付を入力しても、もしあなたが選びたいDXCCエンティティが、プルダウンリストでの選択の中に
ないならば、”Show All”を選んでください、そして全DXCCリストのプルダウンリストから選択します
。
○バンド+モード+ DXCCエンティティの組み合わせあたり1つのQSLデータだけが保存されます。
すでに保存したQSLデータと同じバンド、モード、およびDXCCエンティティを持っているQSLを保存することを
試みるならば、システムはあなたに警報を出すでしょう。
このシステムではすでにクレジットされているDXCC記録と重複の確認照合はしません
このシステムを使って、入力されたQSLデータとだけ照合されます。
○Saveボタンを押すと、QSL情報は入力エリアの下に位置しているテーブルに(上の画面参照)表示されます
●あなたは、画面下のテーブルの右側のEditまたはDeleteボタンを使って、QSLデータを編集または削除ができます。
Editボタンを押すとこのQSLデータが上にあるデータ入力エリアに入ります。
QSLデータを編集したら必ずSaveボタンを押します。リストの中のそのポジションは変わるでしょう。
それに応じてカードチェッカーへの提出時に対応するQSLカードの順番を動かす必要があるでしょう。
●下の入力済テーブルを一時的に並べ替えることができます。並べ替えたいカラム名の右端にある上下矢をクリックします。
この一時的な分類配列にマッチさせるためにあなたのQSLカードの順番変更しないでください。
この選択分類は、より容易にあなたのレコードを検索するために可能です。
デフォルト分類順序でレコードを見るためにはテーブルの下に位置しているRestore
Default Sort Orderボタンを
クリックしてください。
一時的にテーブルを再ソートするために矢をクリックすると、復元デフォルト分類注文ボタンは出現します。
●注:このシステムに入れられたQSLデータはDXCCに自動的に提出されません。
DXCC申請を完遂し、提出しなければならず、カードはDXCCカードチェッカーに持っていくか、 ARRL
HQに
送られなければならず、 最終的に、あなたのアプリケーションがHQで処理された後に
QSLデータがあなたのDXCCクレジットレコードに登録されます!
View All My QSLsボタンをクリックすると登録されているすべてのデータをpdfファイルで入手できます。
*: QSLデータを一枚ずつ手入力すると入力順に並んで表示されます。
次項にの方法であるadiファイルで読み込むと、adiファイルにある全てのデータをコールサイン順に並べて取り込みます。
D) Import ADIF 画面*******************************************************************************
ADIファイルのインポート
●あなたは、あなたのDXCC提出においてQSLのためのQSO情報を含んでいるアマチュアデータ交換フォーマット(ADIF)ファイルを
インポートすることができます。
これは、各カードからの情報を入力画面のQSLタブに入力する為の、あなたの時間と労力を省くでしょう。
あなたのロギングプログラムは、選ばれたQSOからADIFファイルを生み出すことができるはずです。
または、あなたは自身で作成することができます。
●あなたのログにある全てのQSOデータを含んでいるADIFファイルをインポートしないでください。
○バンド+モード+ DXCCエンティティのユニークな組み合わせ1つのQSLデータだけがオンラインDXCCアカウントに保存されます
ADIFファイルからインポートされた時に、すでにオンラインDXCCにあるQSLのバンド+モード+ DXCCエンティティが同じデータは
新しくインポートされたデータに取り替えられるでしょう。
○QSLデータはあなたのDXCCクレジット記録とは重複チェック照合はされません;
オンラインDXCCを使って、入力されたQSLデータ相互とのみ重複の照合がなされるだけです。
○オンラインDXCCアプリケーション・システムは全てではないが重複承認申請を防止します。
○オンラインDXCCは、アップロードしたADIFファイルから最適なQSLsの組み合わせを選択しません。
(QSOsの最小の数を持っている組み合わせ)これはADIFファイルを準備する時の申請者の仕事です。
多くのロギングプログラムは、どのQSOをあなたの提出に含めるかを選択することができます。
注:あなたがすでにDXCCクレジットを授与されたのと同じQSOが含まれていても提出書類にQSOが記載されます。
●インポートされたADIFファイルのレコードはあなたのオンラインDXCCアカウントに自動的に追加されます。
ImportされたデーターはEnterQSLタブをクリックして見ることができます。 前項(C)を参照
あなたは、また、EnterQSLタブを使って、インポートされたQSO情報を編集や、削除することができます。
●ADIFファイルの中と同じ注文の中のオンラインDXCCによって生産されたDXCCレコードシートの上でADIFファイルから
輸入されたQSLは出現します。
1枚のQSLカードに記載されている複数QSOはDXCCレコードシートではグループ化されなければなりません。
これらのQSOがADIFファイルで連続的なレコードでないならば、あなたは、ImportQSLタブを使って、
あなた自身でこれらのQSOをグループにする必要があります。
EnterQSLsタブのページの下部に表示されている該当するQSOのEditボタンを押してください、
それから、QSOデータ入力行にあるSaveボタンで直ちにQSO情報はなにも変更しないで保存してください。
これをすることはこれらのQSOをあなたのDXCCレコードシートの最後の欄に移動させる操作です。
これらの複数QSOがあるQSLカードは、あなたのQSLの終わりに置かれる必要があります。
あなたが提出する複数QSOカードそれぞれのためにこの手続を繰り返してください。
注:入力QSLタブの上のディスプレイエリアのトップはあなたのDXCCレコードシートの最下段と一致しています。
●衛星以外DXCCのために
オンラインDXCCにインポートされるADIFファイルの個々のレコードは、CALL、QSO_DATE、BAND(またはFREQ)、
およびMODEフィールドのための有効な価値を含んでいなければなりません。
各ADIFレコードはDXCCフィールドのために有効な値を含むべきです(エンティティを特定するDXCC番号)。
●サテライトDXCCのために、オンラインDXCCに輸入されるADIFファイルの各レコードはCALL、QSO_DATE、PROP_MODE
およびSAT_NAMEフィールドのために有効な値を含まなければなりません。
SAT_NAMEフィールドの価値はサポートされた衛星名でなければなりません;
PROP_MODEフィールドの価値は「SAT」でなければなりません。
○各ADIFレコードはDXCCフィールドのために有効な値を含むべきです。
DXCCフィールドのための有効な値がレコードに存在しない時に、試みは、レコードの中でコールサインからの
DXCCエンティティを決定するためにされます。
この決意は正確な100%ではありません。
正しい価値を含んでいるDXCCフィールドがオンラインDXCCに輸入されたADIFファイルの各レコードに存在すると
保証することは志願者'sの最もよい利益にかなっています。
●あなたはADIFウェブサイトの上のアマチュアデータ交換フォーマットについてより多くを見つけ出すことができます。
その機能があなたのロギングソフトウェアに含められていないならば、ログファイルをADIFに変換することができる
多くのプログラムがあります。
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1.あなたのコンピュータの上のADIFファイルを見つけて、選ぶために、ブラウズ…ボタンをクリックしてください。
ADIFファイルは一般に.adiで終わります。
2.あなたのアカウントに選ばれたファイルの内容を輸入しはじめるために、Importボタンをクリックしてください。
3.あなたのADIFファイルの処理の間のエラーメッセージは、進歩バーのすぐ下のエリアで表示されます。
4.あなたのインポートが完成した時に、あなたは、あなたのADIFファイルの内容が、Enter QSLsタブの
View All My QSLボタンをクリックすることによって
オンラインDXCCアカウントに追加されていることを確認することができます。
E)Submit Application 画面**************************************************************************
申請作業
全体の流れ**************************************************************************************
●従来方式で使用していた申請書およびデーターシートは記入する必要がありません。
○申請書およびデーターシートはこのOnLineDXCCシステムを使用して印刷をしてQSLカードと共にカードチェックを受けます。
カードチェックはARRLの承認しているフィードチェッカーまたはARRLのHQにて行います。
●EnterQSLsおよびImportADIFの作業によるカードデータの登録では自動的にDXCCの申請をしたことにはなりません。
○フィードチェッカーにより照合された申請書とデーターシートをARRLのHQに送付するか、または
申請書とデーターシートおよびQSLsをARRLのHQに送付します。(この作業は従来と同じです。)
申請書を作成するには画面を下側にスライドすると下のような入力画面が出てきます。
新規申請? それとも 追加申請? カード確認はフィールドチェッカーに依頼するか、などについて”レ”印を付けます。
住所やe−mailアドレスの変更などある場合は”レ”印を付けて新しい住所や氏名入力します。
*印の部分は必修項目です
全ての項目の確認が終了したら[Continue]をクリックします。
すでに登録してあるログデーターのすべてが表示されるので、これらの中から申請するデータを選択しInclude欄にレ印を入れます
選択が完了したら[Continue]をクリックします。
クレジットの支払い領収書の送付が必要か、サーティフィケイトの送付が必要か確認のチェックを付けます。
Payment Option 欄の▼をクリックして新規か以前登録したもの(があれば)を使用するか選択します。
クレジットカードのデータを入力し[Continue]をくりっくします。以前使用したデータの場合有効期限の確認をすること。
申請書に記載される資料の確認画面です。正しければ[Continue]をクリックします。
申請するQSLデータの一覧が表示されます。
一旦申請書を作成するとデータの変更や追加はできないので、慎重に確認作業をします。
QSLデータの確認が終わったら[Submit Application]をクリックします。
再度確認の画面が出ます。万一間違いが見つかった場合は[キャンセル]をクリックします。
[OK]をクリックすると完了のメッセージが表示される。
以上の作業を済ませるとEnter QSLsのページにあったデーターが消えます。
[View Application]ボタンをクリックすると完成した申請書およびデーターシートがpdfファイルで表示されます。
このファイルデータを印刷して申請日・コールサインの記入と署名をします。
この申請書およびデータシートと当該QSLをカードチェッカーに持参し、確認をしてもらいます。
もしくは、ARRLのHQに提出をする方はARRLあてに郵送します。
なお、QSLカードはデーターシートに記載されている順番にそろえてチェッカーが調べやすいようにします。
注意
申請作業に入る前にQSLに記載されているデータとログに記載されているデータの確認を確実にしておきましょう
★日付はカードの記載と同じですか/LogデータとQSLデータが異なっている場合があります
★エンティティは間違いありませんか
F)Application History 画面****************************************************************************
過去に申請した記録が表示されます。
右端にある[View Application]をクリックすると申請書(データシート付き)がpdfで表示されます。
よって、これを印刷しても申請に使用できます。
★申請書を印刷したら再度QSLのデータと照合しておきます。
@申請書とQSLカードをカードチェッカー(JARLの会員課またはハムフェア)に提出し、確認をしてもらいます。
JARLおよびハムフェアにてチェックを受けた場合は申請書はJARLからARRLに転送されます。(毎月2回)
AARRLのカードチェッカーに確認を依頼した場合は確認を得た申請書をARRLに送付します。
B申請書とQSLカードをARRL本部に送付します。(申請段階でARRLに送付することを指定してあること)
ARRLで受け付けるとARRLのホームページで公開されます。(http://www.arrl.org/dxcc-applications-received)
★申請書が処理されると上記画面のDate Received がPendingから処理をされた日に変わります。
以上OnLineDXCCの処理について流れを追って記載しました。
以上
2012/7/25