整形外科に関連したちょっと役に立つ医学コラムを掲載していきます
骨粗鬆症について
ご高齢の方がほんのささいな事で転倒して起き上がれなくなる。こんな時は足の付け根を骨折(大腿骨頚部骨折と言います)していることが考えられます。
この骨折は高齢の方に限られ、その主な原因が骨粗鬆症なのです。

以前は「年を取ったら仕方が無い」で片付けられていましたが、骨粗鬆症は予防が出来る時代になりました。

当院ではまず初診時に骨塩量を測定して、その方が同年代の方の平均と比べてどの程度の骨量かを調べます。
その上で骨粗鬆症の程度が進んでいる場合は、投薬や注射、あるいはリハビリによる運動療法など適切な治療を行っていきます。
おおむね半年程度で骨塩量を再度測定して治療の効果を判定しています。
もし自覚症状が無くても、ご自分の骨量が気になる方がおられましたいつでもお申し出下さい。
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